夜中からの雨は朝起きたら止んでいた
あれ
天気予報では雨予報だったのに
それならばと
またまた休み時間を利用して近場のスポットへお出かけ
そんな先日の出来事
今回も
★尼津彦さんのブログ★
から
色々と参考にさせて頂いて有難いです
南海高野線で[中百舌鳥]駅まで
何だか雲行きが怪しいぞ
降られん内に急ごう
と思ったのもつかの間、パラパラしだしました
でも、まだ余裕
雨女なので慣れたもんです
暫く歩くと前方にらしい感じの大きな木が見えてきました
あれに違いないと進んで行くと
石標 
天然記念物百舌鳥のくすのき
と書かれておりました
ここは
隣の空き地も敷地だったのかな
なんかポツンと
門の跡
そして隣には古墳が有りました
こんもりと土を盛った感じの小山が
御廟表塚古墳(ごびょうおもてづかこふん)
石標
説明板
パット見は円墳かと思ったのですが説明版を見たら前方後円墳でした
ちっちゃな四角がくっついていたそうなのですが無くなっちゃったみたいですね。
培塚だと思うサイズですが違うのかな
その辺は説明なかったですが造られたのは５世紀前半って古墳では比較的新しめでした。
さて、お目当ての楠は何処かな
もしかしてコレかな
確かに大きいけど何か違う気がする
とりあえず説明を読んでから振り返ると
あ“っ！
あった！！
むっちゃくちや格好いい～
これはこれは来た甲斐が有りましたです
改めて、こちらが
百舌鳥のくす
大阪府指定の天然記念物です
江戸時代に開墾される以前からずっとここにいて、人々を見守っていたのでしょう
雨乞いに霊験あらたかなんだそうですよ
それにしてもぶっとい幹ですね
幹はぐるりと１０・１mも有るそうで
樹齢は８００年～１０００年って言われているそうです
せっ千年楠が、まさかの中百舌鳥にって驚き過ぎました
ぶっとい枝は垂れて折れない様にメンテナンスされていた
真下には邸宅の玄関と立派な塀も有るからね折れたら大変だぁん
折れたら大変だぁんそんな楠の裏側に回って見たら・・
あらっ
コレまたびっくりです
長い年月で大木は大きな洞が出来て、とうとうこんな感じになっちゃったのね
けど、決してこの御神木は枯れてはおらずイキイキとした太く長い枝を伸ばしていました
そして御神木の幹の脇には
小さな社
が有りました
中には
南無楠棲神・・的な文字が見えました
楠に棲む神様
トトロだったら良いのにな
仰ぎ見て深呼吸～
めちゃくちゃ癒し
さて、雨が本格的にならない内に帰ろうかな
お屋敷の持ち主がお掃除されているのでしょうか
綺麗にされていて気持ち良いっす
有難いなぁ
真っ白な椿も可愛かったです
そんな樟の御神木が立つここは
西高野街道沿いの筒井家邸宅脇
この筒井家邸宅ってのがめっちゃめっちゃ広くて・・
見学とか出来るのかは分かりませんが（現在もお住まいになられていそうです）
塀の上から御神木クラスの樹が沢山ニョキッとしていて気になりました
さてさて・・
雨が本降りにならん内にとか言っておきながら・・
近くにもう１か所古墳があるみたいなのでそこだけ行ってかえろ～
暫く歩くと公園が見えてきました
城の山公園と言うそうです
記念碑
花壇には可愛いスズランと水仙が咲いていて
公園では若者達が遊んでおりました
この城の山公園の中に有るのが
定の山古墳（じょうのやまこふん）
です
説明版も石標も見つけられませんでしたが
現在は円墳に見えますが御廟表塚古墳と同じく帆立貝形古墳（前方後円墳）だったみたいです
どうやら土地区画整理事業の際に崩れちゃったのね
そのまま公園になったので墳丘に上れます。
桜の季節に来たらめちゃくちゃ綺麗だろうなぁ～って感じ
沢山の桜の樹が植えられていました。
蕾はまだ固かったです
そんな感じで途中、雨も降りましたがあまり濡れる事もなく
御神木を見て癒されてルンルン気分で職場に戻った味醂でした
百舌鳥のくす
住所 堺市北区中百舌鳥町4丁
アクセス