良く「熱中症対策の対策の柱は暑熱環境を避けることと、水分補給をしっかりすることです」とよく言われます。
でも、もし熱中症になってしまったら、慌てて水を大量に飲ませるのは危険です。
塩分が足りないために熱中症になる場合があります。そこで大量の水だけを一気に飲むと、さらに体内の塩分が薄くなり、水中毒、即ち体内の塩分量が下がって症状が悪化する低ナトリウム血症になることもあり得ます。
熱中症になったら、とにかく体を冷やすことが一番です。
また、熱中症になったときに冷たい牛乳も駄目だそうです。牛乳はタンパク質が多いため、体内で熱を作り出す。牛乳を飲むと体を冷やすどころか、体温を上げてしまう。熱中症予防にはぴったりだが、熱中症になった時には牛乳を飲ませてはいけないとのことです。
風呂上がりに冷たい牛乳を飲むことが多かったですよね。これは、湯冷めしないために牛乳が熱を作るから、昔から風呂上りには冷たい牛乳を飲むのが良かったそうです。
でも熱中症対策に牛乳を飲むことは良いそうです。牛乳や乳製品にはロイシンというアミノ酸が含まれています。ロイシンは筋肉の合成を促す効果が高いので、筋肉をつけることに役立ちます。
筋肉をつけることで、体の水分を保つことができます。
またワクチン多数回接種者は熱中症にかかりやすくなる可能性があるので注意しましょう!