ワクチン熱中症 | 森の里草

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ワクチン熱中症って本当にあるの?

 

 

確かに、水分欠乏型脱水(高張性脱水)とNa欠乏型脱水(等張性脱水、低張性脱水)に大別されます。臨床的には水分とナトリウムの両方が欠乏した混合性脱水がよくみられます。

水分欠乏型脱水では、血漿浸透圧の上昇による口の渇きや尿量の減少などを呈します。高度の欠乏時には精神、意識状態は興奮状態から昏睡(こんすい)に至ります。
Na欠乏型脱水では、循環血液量の減少による血圧低下のため頭痛やめまい、吐き気、立ちくらみなどの循環器症状がみられます。

低張性脱水はナトリウム欠乏が主であり,副腎皮質機能低下症,塩類喪失性腎炎などでみられ,等張性脱水は糖尿病やマンニトール投与後などの浸透圧利尿後に発症するそうです。

 

通常は喉の渇きを感じるのですが、副腎皮質機能低下で起こるNa欠乏型脱水では、塩分濃度が上がらないため喉の渇きを感じにくくなり、気づかないうちに脱水が進んでしまい熱中症になることはあり得ることであり、ワクチンを接種した人は熱中症になりやすくなるかもしれません。3回目または4回目接種した方は気を付けてくださいね。

 


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