今年2月から医療従事者に優先的に新型コロナワクチン接種を進めてきて、
間もなくそれが完了することになります。
また重症化しやすい高齢者についても、4月から接種が始まって7月末に
接種完了の予定となっています。
一部医療系コメンテーターなどは医療業界を守るために予防線を張っているけれど、
院内感染リスクや医療負荷が大きく軽減されることは明らかではないでしょうか。
一方で昨年に続いて今年初めより飲食や宿泊関係者は大きな犠牲を強いられ、
倒産や廃業に至るほどの打撃を受けていて、非常事態宣言や「まん防」をこのまま
だらだらと続けると壊滅的な事態を招くこと必定です。
ワクチン接種を加速させることが何より求められるが、今度は医療関係者が
頑張る番ではないだろうか。
人々は特権的に優先接種を認めた訳ではないはずだし、今まさに瀕死の重傷を
負っている飲食関係者等を救っていただきたい。そして「医療のひっ迫」という脅し
文句を使うことを控えていただきたい。
さらにはワクチン接種を終えて2週間経過した人は、他国の事例では95%以上の
人は感染しないし、残り5%の多くも発症防止や重症化防止効果があるらしい。
出遅れた国はこれら先行国の知見を大いに参考にして、接種を終えた人から外
での飲食に協力したらいいのではないでしょうか。
そのためにもワクチンパスポートを是非取り入れていただきたい。