まあスペイン国内全体ががサービス業に頼り生存活動している。それは、フラメンコ業界も同じ。

基本的に私達外国人生徒や現地の生徒達は、"お客様" (お金をスペイン経済に落とし自国へ帰る存在)それがあるから、フラメンコ業界は成り立つ。

自主企画ライブやペーニャ(愛好家の会)は基本的には皆が誰でも参加している場所。

でもアジア人で老舗タブラオにて長年レギュラー出演できる人達は数少ない。

本人の努力もあるが、ほとんどは力がある人達とのコネクションがあること。またはお客さんが来る人かどうか?(結局はビジネスなんですよね)


台湾のフラメンコ業界の友人に言われた事ある。


「たまには売る側になってみたいな。でも結局は買う側なんだよね。」

結局、フラメンコ業界と言うビジネスの世界に参入してしまうと"売る側/ビジネスマン"になるのは当然の話だろう。

いや、大した儲からないから「お金の為ではない!」と言う意見もよく拝聴いたします。もしかしたら、お金とやりたい事の狭間で行ったり来たりしている精神的な、気持ち的な最終地点かもしれません。

でも理由がどうであれ、「人からお金を貰う」のは仕事になってしまう。

フラメンコを一生懸命勉強して、売る側になりたいのか?現実的に冷静に考えるのは非常に大事であると本気で思います。

・パートナーや家族と過ごす時間が少なくなります。
・意味不明な階級社会に我慢し続ける必要性があります。
・女性であれば、子供を産める選択肢が取りづらい環境になりやすい。
・収入が安定せず気持ち的に24時間働き続ける精神的な状態になる。

↑から開放的される方法もある。

ビジネス(お金問題)に一切関与しないでフラメンコと関わる事。

もちろん、世界中には色々な仕事があるし興味深いです。 フラメンコだけが面白そうな仕事ではありません。✨✨

収入源までフラメンコに拘る必要ないのでは?