さてまた最近ギターの先生を変えました。

本日のレッスンに来た時の顔が真っ赤でした。(笑)

「どうしたの?」ときくと

ガールフレンドの誕生日で外食していて昼間のランチでビールとチュピト(強いショット)を飲んだと言ってました。

「でも酔ってないか大丈夫だよ(笑)笑顔 www」

私:「完全にほろ酔いだな(笑)と頭で思いました」(個人的には全く気にならない環境です😆)

そうは言っても20年以上活躍している現地のプロだから、少しハッピーなくらいで全く問題なく弾いてレッスンも素晴らしい。🙋🙏🙌🙌

さて最近この先生は以前通っていたコンセルバトリオ(芸術学校)に戻りカンテのクラスを受講し始めたようです。

もうタブラオや公演をとおして色々なカンテを聞いて生きてきた先生。彼の頭には100%ではないが、メジャーなフラメンコの音楽情報がインプットされている。

今日はほろ酔いだったせいか、レッスン後に愚痴が始まりました😆(笑)

いやでも、彼だけではなく皆が愚痴言いますよ。堂々と!それも良くも悪くも文化でしょうか?

いや人間皆が愚痴あるよね😅

ほろ酔いながらも本音です。

彼の意見:
ギターリストよりカンタオール(歌い手)になりたいよ。カンタオールは好きな歌をほとんどずっと歌い続ける。でもギターリストは全ての歌を知っていないといけない。そしてバイレ(踊り手)のコディゴ(暗号)も理解しなければいけない。本当に本当に勉強が必要なんだ。」

「でもほとんどのタブラオでカンタオールが間違えたらギターリストのせいにされるんだ😔」

「仕事だから笑顔でごめんなさいと言うよ。でも酷くないかい。」

私が思った事:
「まあ皆がお互いに思うところありながら我慢する場面ばかりかも知れない。」

「確かにスペインのプロの世界だけでなく、アジア人同士で公演した時もカンテの生徒がより偉くエンサージョ代金はバイレ生徒がが払うべきと言う見えないヒエラルキーも感じた事がある。」

日本でも、モーニョをしていない理由でカンテの日本人のプロの方が私にキレだした事がある。
(しかも練習生レベルの参加料金払う舞台😅)

普通に考えたら、「私は全てを知っていて偉いから言う事聞いてね!」という意見の押し付け含める考え方そのものがフラメンコ的ではない。

もちろんカンテの勉強は外国人には特に難しいが、他の人より偉い?のだろうか。

そんな意味不明な理不尽な環境よりも生徒に教える方が好きだと私の先生は言っているのかもしれない。

それでも、ギターの先生も話していたが1番大事なのはずっと自然体で楽しめる自分でいる事。だから、敢えてスターになりたくないと先生は言っていると感じた。