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今回は、非常に珍しい車のご紹介になります。

たまたま母親の車(Honda レジェンド)の車検代車で実家に入っていたフリードの最上級グレード「Modulo X」です。

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バカでかい画面で操作ができるナビゲーションシステムは、ものすごく使いやすかった。頭も相当いいです。これを触っていると「ダイヤルぐるぐる回させるインターフェースを装備させている車会社って、どういう感覚なんだろ?」と思わされます。

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非常に不思議な装備だったのが、これ。

普通のルームミラー・・・の上に、なぜかさらにミラーが装備されてる。なんですかねえ・・・これ。

車内を俯瞰できる角度で取り付けられているのですが・・・ママさんドライバーには、必須なんですかね。こういう装備。前見ろって言いたい・・・あ・・・そのためのHonda SENSING?


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この車両は、小さい割に3列シート車です。

なのに3列目シートが座れる状態にしておいても、これだけの荷物を積む事ができます。

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ええ。いつものごとく、異様に荷室フロアが低い位置にあります。

これを見るたびにいつも思うのは・・・「Hondaは、ビジネスカーの分野に打って出るべきだよな。」

破壊すると思います。日本だけでなく、世界のビジネスカー市場を。

トラック以外のバンスタイルでの車種展開をするべきだと思うのですが・・・ビジネスカーは、丈夫さと万が一の場合の即時フォローが必要・・・というところを参入障壁と考えているのかもしれませんねえ・・・もったいない。非常にもったいない。自分たちの武器を理解していないというか・・・「車が嫌いな車屋さん」をおおっぴらにすることを避けているのか・・・

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この車両、シートが特別仕様です。すごく肌触りがいいシートが装備されています。

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2列目を目一杯後方にスライドさせて・・・

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それでも大人がなんとか足を突っ込めてしまいます。この手の車両の3列目シートは、「大人が乗るのはちょっと・・・」という車両が多いのですが、このフリードは、そんなに膝が上がらずに座り続けていられる構造になっています。正直、すごい。こんなに小さな車体なのに。


まあ、それでも私が嫌いな「3列シート車」ですよ。

何も期待せずに運転を開始すると・・・

ガソリン車でした。ハイブリッドカーではなく、普通のガソリン車。

ただ、走り出してすぐに驚いたのが・・・

この車両、ものすごく丁寧に足回りがセッティングされています。

明らかにノーマル車両より足回りが固められているはずなんです。

でも、全く不快感がない。

それどころか、道路の継ぎ目を乗り越えた瞬間、ものすごく感動しました。

スタン!と足が路面に落ち着くセッティングなんです。ダートトライアル車両に近い感覚。あそこまで、車体に振動も与えないで、その収束性を与えているんです。

すごい!本当にすごい。

走り出してすぐ、40km/hの市街地ではっきり気がつく「丁寧な仕事」ですよ。


Hondaがこんな「ちゃんと走る」車を再び出荷してくれるようになって、すごくうれしい。

「Modulo X」という特別なグレード(チューニングカーの領域)でないと実行できないというところが、色々デカくなった組織では難しいこともあるんだろうな。と思わされもします。


本当に意外な驚きでした。このちっこい3列シート車。

これに乗ってしまうと・・・シエンタは・・・ないな。

対抗馬を出すとしたら「シエンタGRMN」。

いやいやいやいや。おかしいから。それ。


今、トヨタの店舗でハンコを押そうとしているアナタ!

いかん!ハンコをカバンに戻して、Hondaのお店でまず試乗だ。

このフリード Modulo Xは、本当にいい車です。ちょっと高いかもしれないけど、その価値があります。


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スズキのスイフトは・・・かっこ悪くなったと思います。というか、現行モデルになってから、レンタカーで借りる機会が本当に少なくなりました。

 

先代スイフトのスペースには、Fit(ガソリン車)が占拠するようになって・・・やっと今回借りることができました。モデルチェンジして・・・もう2年ぐらい経過していますか?

 

バカでかい口を開けたグリルは、実は、冷却口としては機能していません。

 

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リヤドアのノブは、うまく隠されたデザインになっています。

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かなり大きな角度で開くリヤハッチゲート。

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隣に丁度、先代N-BOXが駐車していたので、撮影してみました。

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空間効率を突き詰めてしまうとフロントウインドシールドは、あそこまで前進させられるんです。(ただし、空力的にはかなり不利なはず。)

 

トランクルームは、こんな感じ。

 

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先代同様、あまり「荷物をいかにして搭載するか」という点は、気にしていないと思います。

 

 

フロアをめくると・・・この車両は、スペアタイア無しでした。

 

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シートバックそのものは、だいぶ平たくなるようにデザインされたみたいですけどね。

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この車両を借りるときにレンタカー会社の方から、「先代よりゲート位置が低くなったので、だいぶ荷物の積み込みが楽になりましたよ。」と言われていたのですが、まあ・・・まだ、iPad mini4が十分収まってしまうぐらいの段差があります。

 

4人乗車時の後席は、こんな感じ。

 

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リヤシートには、ISOFIXアンカーが装備されています。

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握りやすいハンドルを操作してスタート。

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先代同様、メータ類もすごく見やすい。ただ、気になったのは・・・

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最近の車両では珍しく、フロントホイールアーチが足元にせり出しています。

足元は大丈夫なんです。すぐにペダル操作にも慣れました。(車両によっては、ブレーキペダルとアクセルペダルがものすごく近い近い物も存在しますからね。日本車、外車を問わず。)

ただ、自分の体が、ハンドルに対して正対しているのかというと・・・

気のせいかもしれませんが、私は「自分の体の真正面に対して、この車両のハンドルは、15mmぐらい、左にオフセットしているのでは?」という感じが拭えなかったです。

別にこのスイフトだけに限った話ではないんです。日本車で時々、「ハンドルに自分が正対していない感じ。」を受ける車両はあります。あまりこのBlogでは触れてきませんでしたが。(気のせい?と思うようにしていた。)

 

やはり「軽自動車のメーカーが普通車をデザインしている。」ということなのかな・・・と思うところは、他の造形でも見られます。

 

先ほどのi思いっきり開くリヤハッチゲートだけでなく、例えば、ダッシュボードデザイン。

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すごく「縦長」なデザインなんです。

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この車両を見て、最近の軽自動車がなぜ「階段状のダッシュボードデザイン」になっているかが分かったというか・・・

空間効率のために前後長をできるだけ切り詰めながら、空調ダクト等を配置していくとこういう縦に長くなるダッシュボードになるんだと思います。

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なので、グローブボックスもあまり容量が取られないデザインになっています。

(必要十分ですけどね。ちゃんと取説類が収まりますから。)

 

面白いのは、この空調コントロール機能のデザイン。

 

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できるだけ少ない部品点数で、必要な機能をすべて満たしています。触る前から機能がわかる良い形になっています。

 

N-BOXにオートクルーズ機能がついていて驚きましたが、この最新鋭スイフトにも装備されていました。

 

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ホンダのシステムに比べると・・・「ものすごく安全側」に振っています。

車間距離を監視して、速度一定制御をしてくれるのですが、”ものすごく車間距離を開ける”セッティングです。

それと車線はみ出し防止機能が・・・ウルサイ。

これは、前回記事にしたソリオでも感じたのですが、なんていうか・・・ブザー音が・・・「工業用ブザーか?」という無神経な音なんです。まあ、お陰でものすごくハッとさせられます。

 

正直、先日のソリオの仕上がりがすごく良くて、逆に「かっこ悪くなったスイフト」ということで、実は、この車両に乗り込む時は、あまり期待をしていなかったんです。

 

でも、大丈夫だった。

運転姿勢の件は、多分慣れます。

ハンドルを操作した時の車体の動き方や、段差を乗り越えた時の「できるだけ足回りを動かしてショックを吸収しよう。」という感じは、先代をちゃんと引き継いていました。

やはりこのクラスでのお薦め車両は、マツダのデミオか、スズキのスイフトかという点は、新型になっても揺るぎなかったです。

 

まあ、その車両の動きの良さと引き換えになっているのが、ゲート部の大きな段差に代表される、「荷物を積み込むことはあまり考えていないよ。」というところだと思います。

 

 

「スズキには、ソリオとスイフトという同じような大きさの車両があるけど、その差はなんだ?」と問われると・・・

 

「4人乗りで荷物もいっぱい積みたいという人は、ソリオに。」

「どんな立体駐車場にも入れられて、そんなにフル乗員することもないという人は、スイフトを。」

という分け方だと思います。

 

一番端的に差が出るのは、「燃費」だと思います。

 

ソリオは、高さ方向に大きい分だけ、車体の重さと空気抵抗を感じますから。

 

燃費は、13.2km/litterでした。

 

MA26S

 

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スズキのソリオって・・・レンタカーで借りる機会がないんですよね。

 

っていうか、あまり街で見ないというか、影が薄いというか・・・

TVCMは、頻繁に見かけるんですけどねえ・・・

ま、そんな”珍しい車”ソリオを借りることができました。

「大きい軽自動車」という形なので、正直・・・別に何も期待せずに運転開始。

すごく乗り降りがしやすいです。

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ドアとフロアの段差がほとんどない構造になっています。すごく足が出し入れしやすいです。

それと、視界が広い!

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あのキューブを思い出す前方視界の広さです。

フロントウインドシールドが前進しているから・・・だけではなくて、かなり「立っている。」取り付け方なので、運転席前方に圧迫感がないんです。

ボディデザインは、「大きな軽自動車」ですが、やはり車体が大きい分だけ、色々と余裕があります。例えばこのシート。

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最近の軽自動車では、男性も十分座ることができる大きさのシートが装備されていますが、やはりこの幅と前後長は、「余裕」があります。それを象徴しているのは、ここ。

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助手席と運転席の間にこれだけの空間があります。ウオークスルーだけでなく、荷物を置くことができます。(ダイハツ車の場合、ここに荷物入れがある。)

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ダッシュボードデザインは、最近の軽自動車のような「階段状」の切羽詰まったものではないです。十分、小物入れを確保しながら、前後長が取られたゆったりしたデザインです。

ただ、そこここに「スズキの流儀」が・・・

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このすごいプラスチック感のスイッチ類。動きそのものも「本当にひたすら機能に徹する。」動き方をします。ええ。すごくカクカク・・・

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蓋の成形にも涙ぐましい努力を感じます。寸法はきっちり出ているのですが、凄く薄い樹脂厚&蓋の動きが・・・

いや、いいんです。ここに気を使い始めるとダイハツ&トヨタになってしまう。

この辺りの「人が触る部分」の割り切りと引き換えに手に入れているものがあります。この車は。

何も・・・本当に何も期待していなかったんです。

「ワゴンRが大きくなった車」

ただ、それだけだと思って、高速道路を走り始めました。

十分です。十分なパワーがあって、カーブに差し掛かってもグラっとしない。驚いたのは・・・高速道路の段差を越えた瞬間。

すごくびっくりしました。

この車両、「段差を越える時の足の動き」をものすごく気を使ってセッティングされてる!

段差に乗り上げ、越えた後、スタン!とタイヤがきちんと路面に接地していることがわかるんです。ボディ側をできるだけ揺らさずにタイヤをきちんと制御できているセッティング。

全く期待していなかったので、(だって、車高が高いんだもん。それ相当の動きしかしない車だと思ってた。)本当に驚いた。

CVTは、先代のスイフトの時と同様、40km/hぐらいで”何かが切り替わる音”がします。先代スイフトに比べるとだいぶギクシャク感が薄れました。

CVTなのにギクシャク?

恐らくCVT側だけ、エンジン制御側だけと切り離せないと思います。アクセルを少し雑にON-OFFするとスムーズに動かないんです。これは、スズキ車全般に言えることなのですが。

この辺りは、ダイハツの軽自動車と比べると格段の差があります。

掴みやすい後席ドアハンドルは・・・ほとんど使わなかった。黒いボタンデザインがめだつのか、珍しく電動スライドばかりを行なって1日過ごしました。

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スライドドアを開くと・・・後席は、こんなに足元が広いです。

 

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この状態で、荷物室はこんな感じ。

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スペアタイヤはなかったです。

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この形の車(背が高い)に全く期待をしなかったせいもあったんでしょうけど・・・すごく驚かされる車です。スズキ ソリオ。

本当は、もっと街中で見かけるはず・・・いや、本当に。

だって、これを知っちゃったら、トヨタのタンクとかダイハツのトールなんて選ばないですよ。(え?ひどい?)

軽自動車からの卒業を考えている人に是非オススメしたい車です。

今までは、「軽自動車を卒業したら、カローラ」と」と薦めて来ましたけど、このスズキのソリオもすごく良かったです。借りることができて良かった。

 

燃費は、15.3km/litterでした。

 

(FEB)


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久々に商用車の話です。


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車両積載車を借りました。

三菱ふそうトラック・バスのキャンターになります。


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ディーゼルターボ車だったのですが、どうも相当排気量が小さいようです。


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見たことがあるロゴが・・・

そうだった。三菱の名前はついているけど、乗用車と同様、三菱グループからは切り離された企業でした。

BLUETECは、ダイムラーのディーゼル車が掲げている「環境対応ディーゼル」ですね。ええ。ごくごく最近も本国では、色々と騒ぎになっている方式ですよ。

この車両、スーパーフラットロー構造なのはすごく便利だったのですが・・・


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車台を降ろした後、後端のアオリを操作する方法が・・・わからない。

「車両専用車」という黒いシールの脇にノブがついてるじゃないですか。これを操作すれば、アオリがパタンと倒れてくれると思ったのですが・・・全くビクともしない。なんだこれ。


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と思ったら、リモコンでアオリを開閉する方式だった。最新鋭すぎてついていけなかったよ。

このリモコンを紛失すると大変なことになります。私、実際に無くしてしまって(本当に見つからなかった。)ものすごく高額な費用をレンタカー会社に支払ったことがあります。


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90度近くまで開閉するドアを開くとこんな感じ。


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すごいですよ。ビニール一点張りのシートではないです。ちゃんとヘッドレストもデザインされています。


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走行距離1万km以下の車両積載車なんて初めて。レンタカー会社で借りる車両積載車は、どれも過酷な使われ方をして・・・10万km以下の個体を借りること自体が初じゃないかなあ・・・(20万km以上はザラ)


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ついにトラックにもナビゲーションシステムが装備される時代になったんですね。

一昔前までは、「商用車専用ナビ」というものが必要で・・・(振動がすごいから)

メモリーナビの時代だから、普通に装備できるんだと思います。技術の進歩はすごい・・・ま、そんなに遠くない未来には、CarplayAndroid Auto対応の口金だけを用意しておくだけになると思うんですけどね。(商用車メーカーがこの辺りに開発費をかけてもしょうがない。)

新しい車両だから・・・というだけでなく、キャビンは小物入れが豊富で非常に使い勝手に気を配ったデザインになっていると思いました。

実際、この車両、すごく乗り心地がいいです。トラックで乗り心地がいいなんて書くの・・・多分初めてですね。

エンジンも必要なパワーを十分発揮してくれますし、何より、ステアリング操作に対して、素直に車両が姿勢を変えてくれることがよかったです。

これは多分、「ステアリングの位置」そのものにかなり調整幅を持たせてくれていることも理由だと思います。

先ほどのキャビンの写真をもう一度見ておいていただきたいのですが、この車両、かなり「ハンドルを寝かせた」位置調整ができます。ま、ドライバー側にもきちんとした着座姿勢だけでなく、シートベルトの適切な装着も求められるデザインです。

ただ、一つだけ「燃費対策に振りすぎてるかな?」と思う走行シーンがあって・・・


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オートマチックシステムです。

このオートマチックシステムは、明らかにトルクコンバーター式ではなくて、ドイツメーカの乗用車日産GT-Rと同様のシステムなんだと思います。

すごくダイレクト感があります。乗用車に比べると各速の変速スピードには、「間合い」が確実にある「のんびり変速」なのですが。

こののんびり変速が理由なのか・・・「一般道で、ダラダラ上り坂」の場面で、「すごく力(トルク)が無い」状態で登って行く場面が度々ありました。

まあ、ドカッとアクセルを踏んだら、キックダウンしてくれたのかもしれないのですが、少々もどかしかったのは事実です。

すごくいい「商用車」です。繰り返しになりますが、単に「新車に近い」車両だったからというわけでは無く。

ただ手放しで勧めるかというと・・・


実は、ごくごく最近、不思議な体験をしました。

三菱ふそうトラックバスの2tonダブルタイヤ車を長年たくさん使っている取引先に訪問したところ、なぜか、いすゞ車と日野車が2台づつ追加で入っているんです。

不思議に思って、総務担当者にお話を聞いたところ・・・

「長くふそうのトラックを使ってきたんだけど、現行モデル(今回紹介したこのキャビンデザインのモデルがたくさん会社内を走っている。)になってから、色々と不具合があるんです。実際、商売に影響が出てしまうので、車検時に入れ替えを始めているんですよ。他の2メーカを入れて、今は比較中です。」

トラックって、「企業が稼ぐ力」に直結するので、ものすごく冷徹な評価が下されてしまうんだな。って思わされました。

車両そのものは、私は気に入りましたがねえ・・・確か、ヨーロッパでは、「不具合対応が優れているメーカが長くトップに君臨している。」とも聞きました。そこに日本メーカは全く存在していなんだそうです。乗用車だけ見ていると、なかなか気がつかないことがありますね。


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このBlogを開設して、10年以上が経過しますが、初めて4ヶ月も更新をサボってしまいました。今年は、春から夏の始まりまで、とにかく忙しかったもので・・

さて、再開第一弾は、最新鋭リーフの話です。やっと借りることができました。長かったあ・・・登場直後から、申し込みをしていたのですが、やっと自宅近くの営業所にやってきました。初のフルモデルチェンジで、だいぶ形が変わりました。まあ、正直「従来の”車”の形にとらわれる必要はないだろ?」と思っているのですが、車としての衝突安全性試験等の過去データに照らし合わせると、こんな感じの2BOXスタイルに行き着くようです。この車両「形には意味がある。」ことを知らせてくれるデザインになっています。いろいろなところが。

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例えば、このワイパーの造形。完全にボディ下に収納してしまえば・・・と思うのですが、コストベースで考えるとこの位置になるのだと思います。で、作動していない時の空力処理の為か、ものすごく複雑なアーム形状になっています。その直前のボンネットフード形状も含めて。

それと、あまりハッチバック形状の車両で見かけない処理だなあ・・・と思わされたのが、このリヤドアのシール処理。すごく直角デザインなんです。確かにリヤシートに座る時に頭の移動が楽です。ただ、ここまで直角に曲げたシールの経年変化って・・・ミニバン系でデータ取得済みってことですかね?

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リヤドアも完全な90°開口とはいきませんが、乗り降りが本当に楽です。

わかりますか?リヤシートバックギリギリにボディ開口部がデザインされていることが。リヤシートそのものもきちんと背中を支える構造になっていて、疲れにくい形状になっています。

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ただ、少しわからないのがこれ。FR車?と思わされる大きなセンタートンネルが存在します。何か・・・バッテリー系の制御ユニットですかねえ・・・

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ボディ後端部も複雑な面構成です。

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すごく不思議な装備だと思ったのが・・・ハイマウントストップランプ部に・・・なぜか、カメラが設置されている。何だろう・・・???

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走り出す前から、「フルモデルチェンジの効果だなあ・・・」と思わされたのが、この荷室スペースです。この状態だと初代リーフと差がわかりにくいかもしれませんが・・・

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リヤシートをたたむと”かなり平たく”荷室スペースを作ることができるんです。初代は、真ん中に太い柱が寝っ転がっているような荷室でした。これなら普通の2BOXカーとして荷物を運ぶことができます。

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さて、走りだそう・・・と思ったら、係員さんから、「先ほど契約書に”プロパイロットを使用する”とサインしていただきました。よって、車内搭載の動画を見ていただきます。」・・・・はあ。(なんだろう?走行前に動画を見せるなんて。そんなこと初めてだぞ。)グローブボックスを開けると・・・

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すごく嫌な予感。あれだよ。アレ。ドイツ車に良くあった。文字びっしりの取扱説明書。作っている側が自己陶酔しちゃってる分厚い取説。アレを読めっての?

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いや・・・本当に動画のDISKだ。

ナビ画面を触っていくと・・・

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iPhoneの機能を利用できるんだねって、そうじゃない。とにかくDISKを入れて、自動再生開始。5分どころじゃない長い時間が・・・とにかく「プロパイロットなるものは、自動運転じゃないからね。ちゃんとハンドルを握って、運転してね。」という動画だった。これを係員さんの前で見ないと、発進させてもらえないらしい。先代リーフって、ものすごい回数借りたけど、新型はいちいちこの儀式をするの?だとしたらちょっと・・・

異形ハンドルを握って、やっとこさ発進。

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走り出す前にびっくりしたのが、「走行可能距離」の数字。307km!って書いてある!先代は、「180kmかあ・・・一回充電・・・いや、チャレンジで営業所まで無充電で戻ってみるか?」なんてドキドキが止まらなかったです。毎回毎回。150km以上の表示が出た時は、正直、すごく嬉しかったですものね。出発前に。今回の新型は、2倍近い走行可能距離を表示してくれている。これなら、今日一日「急速充電器の場所を考えて、ルートを作ろう。」なんて思わなくていい。

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独特の形状の「シフトレバー」を操作して、走行開始。走り始めた直後に感じたのは、「猛烈な違和感」

え?え?なんだ?このブレーキ。あ、いや・・・そうか、ノートe-Powerと同じ構造のブレーキになっているのか。

いや、それにしても・・・あのノートよりも減速感が強い・・・いや、強いって、絶対。何か、シフトレバーの上部にこの回生ブレーキを解除するノッチがあるんだけど・・・

いや、最新テクノロジーに慣れなきゃいけない。新しいことを受け入れられないってことは、それだけ歳をとったってことだ。

交差点で、「狙った位置に止めるためにアクセルを踏まなきゃいけない。」ことに四苦八苦。しば~らく運転していて気がつきましたよ。

これ、「止めるためにアクセルから、ブレーキペダルに足を移してはいけない。」システムなんです。そうではなくて、「前方の信号で止まりたい。なら、アクセルペダルをどんどん緩めよう。止めたいところで、丁度アクセルが全OFFになる感じで。」そんな操作ができるようになったら、ギクシャクせずに止まれるようになりました。半日も乗っていたら、「ペダル1つで車を加速したり、止めることができたり。なんて楽な構造なんだろう。」と思うようになりました。

室内をぐるっと見回してみると・・・

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シートには、ヒータが装備されるようになっていました。冬は多分、空調よりも先にこのヒータに頼る運転になりそうです。エアコンを入れると走行距離に影響があるものね。それと、日本車らしいなあ・・・と思わされたのがこれ。

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スマートフォンの時代を反映しているんでしょうね。小物入れに滑り止め処置が施されていました。

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ECOモードは、ボタンで選択できるようになりました。先代は、ECOモードでの運転が必須だったのですが、「どうやったらECOモードに入るのか」取扱説明書を読むまで全くわからなかった。このボタン方式なら、明快です。と言っても、今回は、全くこのボタンを触らずに運転し続けました。307kmと表示された走行可能距離がどのように変化していくのかを知りたかったので。あと、ハイマウントストップランプのところに取り付けられていた謎の「カメラ」。意味がわかりましたよ。

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ルームミラーに後ろの様子を映すためのカメラだったんです。最初のうち、このルームミラーも猛烈に違和感が・・・でも、慣れました。こちらの方が便利です。後ろがよく見えて。そのうちバージョンアップして、「煽り運転対策として、撮影機能搭載」となっていくんでしょうねえ・・・

加速性能等は、先代と大きく変わっていないと思います。「すごく低い位置に重いものが集まっている。」ことは伝えてくるコーナリングの仕方も変わらずしますし。

トップスピードも先代&ノートe-POWERと全く変わらずです。「もっとパワーを!」「もっと速く!」そこは求める段階じゃない・・・というか、このリーフの全開加速に勝てる内燃機関車両を探すことは、なかなか難しいと思います。ただ、とにかく今はひたすら「もっと遠くへ!」を求めている状態。

話題のプロパイロット機能はどうだったかというと・・・私はちょっと・・・このプロパイロットという機能、「前方に車両がいると、その車両の動きをトレースする。」機能だと解釈しました。

前走者に従って、カーブでもハンドル制御をしてくれます。ただ、そのハンドル制御のためなのか・・・直進中でも「路面の白線をスキャンしている。」様子がハンドルを通じてドライバーに伝わってくるんです。

直進性を乱すことはないのですが、常に左右方向に電動パワーステアリングが動いている感じ。ごくわずかに。正直ちょっと・・・「お前の制御を信じろと言われても・・・」と思いながらも、ずっとプロパイロットを有効にし続けて高速道路を移動しました。

私は、「まだ、オートクルーズに車間調整機能がついているだけでいいよ。」という状況。ハンドル制御まで機械任せにすることがこんなに「信用ならない。」と運転中にず~とドキドキするものだと思わなかった。

まあ、まだこの機能は、初まったばかりなんです。80年代後半にABSがオプションで選択できるようになった時代・・・「こんなブレーキ信じられるか!」ってブツブツ言っていた頃を思い出しました。このプロパイロット相手に。

色々と「新しすぎて、ついて行くために自分の体験をリセット」しなければいけないこの新型リーフを156km走行させてみた結果は・・・

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残り走行可能距離87km。途中、フラットアウトで走行させ続けたりした時間帯があったりと、誤差が必ず発生する状況だったのですが、それでも先代だったら、一度急速充電器を必要とした走行距離を走った後もこれだけの余裕を残している。

私は運転免許を取得して30年ほどになりますが、このリーフほど「1世代モデルチェンジするだけで、とてつもない進歩」を遂げた車に乗ったことがありません。こんな進歩の幅を体感したのは・・・パソコンの世界以来。(スマートフォンではない。)

電気自動車は、内燃機関と同じ尺度で語ってはいけないんだと思わされました。進化の幅が、全く違う。燃料電池車の未来は、恐らくやって来ない。だって、走行可能距離が、このペースでどんどん伸びていったら・・・「週末に一度、急速充電器にかければ、あとは1週間、通勤に使うことができる。」ようになる。

リーフが狙うべき市場はどこか?

1)戸建で、庭先にリーフを停めるスペースがある住居所有者(戸建自体は、日本の住宅の40%なんだそうです。)

2)通勤、買い物で毎日車を運転する必要がある人

この2つのターゲットから見えてくる姿は・・・東京圏を除いた住宅居住地。

この2つのターゲットに当てはまる人たちに言いたい。「なぜ、リーフを買わないのか?」と。

「うちは、田舎だから、庭先に車を止められるさ。でも、一人一台だから軽自動車なんだよ。」

さあ、家の電気代と、その軽自動車にかけているガソリン代をよ~く見比べてください。ガソリン1litter当たりの単価(しかも最近値上がり中)と、1kw/hの電気代、どっちが安い?

最近、64万kmを走行したテスラモデルSのメンテナンス費用が話題になりましたが、そういうことです。「部品点数が少ない機械の方が、交換部品だって少ないに決まっている。」

日本市場の半分近くを軽自動車が占めるようになって、だいぶ長い期間が経過しましたが・・・街を走っている軽自動車を見てください。10年以上前のモデル、どれだけ見かけますか?外車の10年以上前のモデルをほとんど見かけることがないのと同じぐらいに感じませんか?圧倒的な台数が販売されたはずなのに。

もう一度繰り返します。

「通勤に車を使っているアナタ。なぜ、リーフを買わないのか?」

 

(DBA-117)

 

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以前、記事にしたCLAクーペ(クーペといっても4ドア車)のワゴン版です。

 

クーペの方は、「寸詰まりの4ドア車」と思っていたのですが、こちらのルーフが伸ばされたワゴン版の方が、整ったデザインになっていると思います。

4ドア版の方は、「ゴルフバック・・・諦めよう。」となっていたのですが、さすがワゴン車。こんな感じになっています。

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日本車流にオーバーハング部に凹みを設けてくれたおかげで、大人4人乗車でフルサイズのゴルフバック3つとハーフサイズを1つ搭載して移動することができました。

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床のカバーを持ち上げるとこんな感じ。

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スペアタイヤは装備されていないです。

驚いたのが、ゲートダンパーの太さ。

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「なんでこんなに太くするんだ?日本車だったら、もっと細いタイプで機能を満たしているぞ???」

と不思議に思っていたら・・・

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多分、この電動ゲート構造が理由なんだと思います。

すごくわかりやすい大きさのボタンで、使いまくりました。確かにすごく楽です。自分で、大きなハッチゲートを操作しなくて済むのは。

後席はこんな感じ。

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比較的小さな車両ですが、大人4人を乗せて、十分快適に移動できる空間です。

この車両も「お金がかかっているなあ・・」と思わされる場面が多々あって・・

バックミラーにウインカーランプが組み込まれています。

組込部デザインが、ただの四角形じゃないところが、何か理由があるんだと思います。(機能だけを考えてたら、わざわざこの形でなくていい。)

ウインカーを作動させるとこんな感じ。

https://www.youtube.com/watch?v=9fHgaDvJ15s

 

ドアを開けると・・・今時珍しい「サッシュレスドア」なんです。この車両。

 

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「正直、どうなんだろう?この構造。ドア全体がブルブル震えてしまうのでは?」

と思っていたのですが、全然。

ドアを閉めた瞬間から、いつもの「メルセデスの流儀」が始まります。

ドアの中と外が遮断された感じ。少し、「シーン・・・」とするような・・・

このごっついドアヒンジデザインとか、何か一つで得られる”流儀”なのではないと思います。

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本当に独特の世界。他のどの車両でも得られない「メルセデスベンツの流儀」。

ドアを閉めた瞬間「自分は今、高い(高級車)を運転しているんだ。」と思わされる時間です。

シートサイズは、「メルセデスベンツのA」として、共通デザインなのだと思うのですが、身長170cm 体重68kgの私で「丁度いい」と思わされる横幅サイズです。

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シート長は、前後に調整できるようになっています。この機構、ものすごく便利です。体がすごく楽になります。

 

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いつもの分厚いブレーキペダルを踏んで、エンジンスタート。

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すごく握りやすいステアリングを操作して、前進・・・と思ったら・・・

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そうだった。この車両は、センターコンソールにあるべきものがない車両だった。

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蓋を開けるとこんな感じ。

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シフトレバー類が、(解りにくい)ステアリングの裏側から色々と生えている車両です。

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ちなみに写真のレバーは、車間調整用。

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センサー類がたくさん装備されているので、スイッチの操作に慣れれば、色々と楽ができます。

といっても、スイッチ類は、これだけズラッと・・・

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このあたりは本当にお国柄が出ているのかと・・・

外車の操作体系で唯一許せるのは、Audiだけです。(すごく日本車に近い。というか、完全に手本にしていると思う。)

今回は、うまく音声認識機能が使えなかったので、なんとかNAVIに目的地を打ち込もうと・・・

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ん???この車両、AppleのCarPlayシステムが使えるみたいですね。試さなかったけど。

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無線LAN(ホットスポット)もスキャンするようです。

 

正直、私は移動体である車両から無線LANにアクセスしようとは思いませんが、何か需要があるんでしょうね。この機能。

走り出して気がついたのは、「この車両、メルセデスベンツらしくない。というか、ドイツ車らしくない。」ということ。

路面の当たりがキツくないんです。というか、正直、ステアリングフィードバックが足りない。

BクラスGLAの様に「日本車も比較検討範囲に入る」動きをしているわけではなくて、高速道路を走ると相変わらず、「路面を抑え込む」動きをします。なので、車体セッティングの思想を変えたわけではなさそうだ・・・と・・・

タイヤが・・・変なデザイン。

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メガサプライヤーコンチネンタル社のタイヤが装着されているけど・・・

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このパターンデザイン(サイプ)は・・・スタッドレス・・・いや、それにしては・・・多分、”オールシーズンタイヤ”ってやつか?これ?

多分、”普通の”サマータイヤを装着したら、だいぶまた印象が変わるんだと思います。

ハッチバックのA180とはまた動きが違います。あそこまでキビキビ感を持たせていないです。車体全体の動きは、私はこのシューティングブレークの方が、「疲れにくい」と思うのですが、タイヤが違う車両でまた乗ってみたいですね。

 

燃費は、8.2km/litter(ハイオク)でした。

 

(ZVW52)


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今回取り上げる車は、「ものすごく変なデザインのハイブリッドカー」プリウスのプラグインハイブリッド版です。

確信犯で”変なデザイン”を実行した「普通のプリウス」に比べて・・・

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「先代から正常進化したら、この形になったはずなんだろうな。本来は。」と思わされる「普通のデザイン」になっています。

今、このPHV版プリウスを見てしまうと・・・物足りない。

多分、「普通のプリウス」がこの形で出てきていた場合、4年持たなかったかと・・・

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遠くから見て、「プリウスだ。」とわかる形になっているのですが、このPHV版は、相当手が入っていると思います。この角度から眺めても。最初はてっきり、リヤ側のオーバーハング周りを全部デザインし直したのだと思ったのですが、多分、Bピラーから後ろが全部やり直しだったんじゃ・・・・

そう思わされたのが、このリヤゲートデザイン。

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風洞処理のメンバーか、CFDデザインメンバーが何かを見つけたのだと思うのですが、わざわざ3次元処理なんです。それもリヤウインドシールドだけじゃなくて、ハッチゲート全体の構造が。

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このデザインを可能にしたのが、カーボンファイバーによるハッチゲートフレームの成型。

とうとう量産車にカーボンファイバーが適用される時代になったんです。

数年前の東京モーターショーで衝撃を受けたBMWのフレームデザインを一部分ですが、日本メーカもちゃんとキャッチアップしているということがわかる事例です。

トヨタそのものは、全く認めていませんが、F1チームを一から立ち上げた苦労は、実務で生きているんだと思います。トヨタの人々の中で。

まあ、「強くて軽い」カーボンファイバーでデザインされたハッチゲートは実際のところどうなの?というと・・・気持ち・・・軽いかな。どっちにしてもゲートダンパーが効いてしまっているので、これがすごい技術なんだと気がつくことは、ほとんどないと思います。

まあトヨタらしい新技術へのアプローチの仕方かな・・・と。

「リヤ側から突っ込まれない限り壊れない部材で、かつ車体剛性そのものには、そう影響は与えないけど、重心点を下げる効果はあるパーツ」を適切に見極めて、「最新技術のチャレンジ」を行う。「ハイブリッド技術のデモ車」であるプリウスの名の下に。

ハッチゲートに感心していないで、実用性をチェックすると・・・

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・・・うん。いつものトヨタのハイブリッドだ。荷物はほとんど積めない。

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かろうじて、”日本車であることを示す”ゴルフバック用くぼみ”があるので、フルサイズのゴルフバックを少なくとも1セットは搭載することができます。

明らかにかさ上げされている荷物室の「蓋」をめくってみると・・・

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普通充電器用のコードが収納されていました。まあ、大事なことだよね。

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リヤシート周りは、普通のプリウスと全く同じと思っていたのですが・・・

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まず、センター部に「家のコンセントと同じ容量」の電源が用意されています。AC100V 1500Wです。

で、このコンセントを実現したかったから・・・ではないと思うのですが、

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この車両、4人乗りです。すごくしっかりしたセンターアームレストが設置されています。

これ、試さなかったんですけど、シートバックが倒れるデザインになっているのかどうか・・・なんか、すごくごっついですよね。センターアームレスト部が。

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フロント側には、USB端子と共に12V/120Wソケットが準備されていました。

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現行プリウスのいいところは、「シートがきちんとしている。」ことです。このPHV版もすんなり体にフィットする素材で運転席側シートが作られていました。トヨタ車にしてはすごく珍しく、「調整機構をいじりまわす。」時間が少なくて済むシートです。(機会があれば、マツダのシートとトヨタのシートを座り比べてみてください。ドイツ車と比べてみてとは言いませんが。)

それともう一つ。現行プリウスで気に入っているところ。

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視界がものすごくいいです。左側の歩行者や自転車の見落としが少ないウインドウデザインになっていると思います。

このプラグインハイブリッド版のプリウスを運転しようとして驚くのが、これ。

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でかい。

「ノートパソコンが車の中に鎮座している。」と思いました。最初。(iPadではない。)

このタッチパネルの機能がわかりにくいのでは?と恐る恐る触ったのですが、そんなことはなかった。ただ、私としてはここまで大きくなくてもいいかなあ・・・液晶ディスプレイ。運転中に邪魔にならないように照度コントロールもされていたようですし、多分役に立つ・・・時もあるんでしょうねえ・・・この大きさ。

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現行プリウスを運転していてもう一つ嬉しいのが、このセンターメータ。普通のプリウスよりこのPHV版は、横方向に寸法が広げられているように感じられたのですが、とにかく表示が綺麗。何よりもフォントですよ。すごく”見やすさ”に配慮されたフォントが使われています。とてもあのシエンタと同じ会社のメータパネルとは信じられない。(ほんとにシエンタは・・・あれ、何で許されたんですかね。これまでに乗ってきた車両で、群を抜いて醜悪なメータデザインです。)

メータから視線を上方に移すと・・・

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何か緊急時通報システムも装備されているようです。あの大きな液晶ディスプレイと機能がリンクしているのかもしれないですね。

すごくびっくりした大きなディスプレイを操作して、移動開始。

走り出した瞬間に感じたのは、「リーフと同じだ。」ということ。

それと、最初の交差点をターンした時には、「うん。今のプリウスと同じ旋回の仕方をするよ。ただ、こちらの方が、後ろが少し重い・・・かな。でも、下の方に重量物が集まっている感じで、動かしやすい。」と思いました。

リーフと同じなんです。とにかく静か。

先代のプリウスプラグインハイブリッドの時は、「これの優位性はどこにあるんだ?」と走り出した瞬間から、すごく頭の中に???マークが回っていたけど、今回のモデルは、感心させられることがとにかく多かった。

繰り返しになりますが、「リーフと同じ。」なんです。

ず~とモータで動いている。

てっきり、高速道路に入ったら、いくらなんでもエンジンがかかるんだろうと思っていたんです。

でも、全然。全然エンジンがかからない。100km/hに達しても。

????

私の想像と全然違うんです。先代のプリウスプラグインハイブリッドは、走り出してすぐに電池がなくなってしまって、「普通のプリウス。でもすっごく重い。」って思わされたのに。

記事にできないけど、全開走行開始。どれぐらいの速度域になったら、やっとエンジンがかかってくれるのか確認することができました。

で、そんなドカッとアクセルを踏むような走り方をしていたら、50kmを超えたあたりで、ずっとエンジンがかかるようになった。どうやらバッテリーがなくなって、「普通のハイブリッドカー」に戻ったらしい。

少しわからなかったのが、「高速道路をこのままず~と走っていたら、いっぱい充電してくれるのか?」というところ。

ハイブリッドカーで高速道路を定速走行していると「明らかにバッテリーが一杯になっちゃっているよね?」という制御をしている時があります。

このプリウスPHVは、たくさんバッテリーを積んでいるようだから、高速道路定速走行時は、とにかく充電してくれ・・・るのか?

謎です。


現行プリウスには、色々と感心させられることが多いのですが、私はこのプリウスPHVの方が、もっと好きになりました。こちらの方がいいです。同じプリウスの名を冠していても。

とにかく静か。

とにかく滑らか。

車体旋回時の動きもすごく丁寧。

ブレーキもハイブリッドカーのくせに煩わしくない。

いやあ、本当にいい車を借りることができました。残念ながら、SAIは廃型になってしまったとの事なので、これからは、このプリウスPHVを指名することが多くなるんだと思います。よくできています。すごく感心する車に久々に乗りました。


(MH35S)

 

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ワゴンRは・・・一時代を築き上げて、次の主役に役割を譲った車。

 

そう思っています。20世紀のカローラが21世紀に入って、プリウスにその主役の座を渡したような感じ。

最新型のワゴンRは・・・

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やっぱりドアは90°まで開かない。

後席足元空間は、ものすごく広いです。

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代わりに4人乗車状態の荷室はこんな感じ。

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センターメータは、「できるだけ部品点数を少なく。でも、きちんと必要な表示機能は、すべて持たせる。」方針でデザインされています。今時珍しく、タコメータ装備車両ですよ。

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車両のそこここに「軽自動車という枠の中でのできる限りの高性能をギリギリまでコストダウンした形で提供したい。」という思いが溢れています。

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ダッシュボードは、「すごくプラスチック」感が溢れてる。その代わりに安全装備はてんこ盛りです。

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すごく謎だったのが、この「HUD」と書かれたボタン。走行中にボタンを押しても、何も変化がない。

と思ったら・・・エンジン始動直後にこのボタンを押してみたところ・・・

https://www.youtube.com/watch?v=9i-MyTuyTKg

なんじゃこりゃあああ~!!!

N-BOXの「道路標識を認識してくれる」ディスプレイシステムにも感心したけど、このワゴンRも秘密兵器を持ってた。

軽自動車は大変だ。「運転が不慣れな人にも安全に乗ってもらいたい。」装備てんこ盛り。

正直、先代のワゴンRが嫌いでした。先代プリウスと同じぐらい嫌い。

何が?って、アクセル操作に対して、スロットルが全然ついてこないんですよ。信号待ちからの加速時にアクセルを踏んだ後、だいぶ時間が経ってから、モアあああ~んと車速が乗り始めて、慌ててアクセルから足を戻すということを繰り返していました。

電子制御スロットルなんだと思います。わざとそういうセッティングがされていた。燃費対策で。

しかも、前方の信号が赤になったから、アクセルから足を話すとストンとアイドリングストップ機構が作動してしまうし。で、そのアイドリングストップ。

信号待ち中に1mmでもブレーキペダルから足を緩めると、途端にエンジン再始動。

正直、「カタログ燃費だけのためのアイドリングストップ機構か?実態は、エンジンを止め続けることなんてできないじゃないか。」と悪態をつきながら乗っていました。

そんな先代だったので、この「最初の頃のワゴンR」を思わさせるデザインになった、最新形にも何も期待をしていなかったんですよね。

「ボディを新しく仕立て直しただけだろ?」

そうではなかった。

相変わらず、アイドリングストップを保持するのに神経を使うけど、少なくともアクセル操作に対して、スロットルの動きはだいぶ遅れが少なくなってた。ダイハツ車に比べるとスムーズさは、まだまだ全然追いついていないんだけど。

驚いたのは、リヤサスのセッティング。

すごく「足が伸びてる。」感じがあります。丁寧にセッティングされたことがわかります。ダイハツ車の場合、フロントタイヤの限界を超えると外にズルズルはみ出して行くのですが、この車両は、リヤ側ができる限り踏ん張って、外に出て行く限界速度を高めています。

ただ、一つだけどうしても気になってしまったことが。

ラジオ・・・というか、車内に音楽を満たしていたくなります。この車両。

というのも、何も音楽をかけていないと・・・車体の後方から、「シュルシュルシュルシュル・・・・」という音がズ~と車内に侵入します。

最初は、新品タイヤに小石が挟まっているのかと思ったのですが・・・そうではない。周期的に音が高まって、低くなったと思ったら、また高くなる。それも全く途切れることがない。

最初は、リヤドラムブレーキの引きずりかと思ったんです。

そうではなかった。聞いたことがある。この音。エンジンを下ろしたスターレットを牽引したときにずっと鳴っていた音だ。あの車両の場合、フロント側からだったけど。

「リヤハブの転がり音」が車内に侵入してしまっているんです。いや、工作精度云々ではなくて、恐らく普通の車両であれば、リヤ周りに遮音材を増して防いでしまっている音質の類です。

エンジン音が静かに鳴ってしまっているが故に目立ってしまっている音です。遮音材も剥がしてしまっているスターレットでは、マフラーの音量が大きくて、全く気にならないですから。逆に。

もし、この車両を買おうと思っている方は・・・ダイハツ MOVEも試乗してから決めることをお勧めします。あ、N-BOXとは比べないほうがいいです。はじめから。あちらとは役割が違います。

 

燃費は、20.4km/litterでした。

 

(JF3)

 

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私は、軽自動車枠廃止論者です。

 

軽自動車枠を撤廃して、同様の優遇制度をEVや燃料電池車を対象に設けるべきだと思っています。

が、世の中は、ますます軽自動車が新車販売に占める割合を増やしていて・・・

ついに2017年は、「ある軽自動車が、日本国内販売台数NO.1になった。」ことが記録される年になりました。

その車両の名は、Honda N-BOX

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昨年、フルモデルチェンジの報を聞いた時、「今、やるべきか?相当長く販売してきたけれど、相変わらず、トップクラスの販売台数じゃないか。難しいことになるぞ。」と思いました。

N-BOXが登場以来、長年軽自動車市場を市場を牽引してきた理由は、色々と挙げられると思いますが、私は第一に「デザイン」だったと思います。

遠くから見て、誰もが、「機能を表している”良い形の車”」だと認めるデザインだったと思います。

Hondaは、「ものすごくカッコ悪い車を平気で市場に投入する会社(何年たっても全く反省せずに。あのNSXも含めて)」なのですが、この2代目N-BOXは、相当神経を使ってデザインしたことがわかります。

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パネル合わせ面の処理が、S660とだいぶ違うように感じるのは私だけですかねえ・・・それでも曲面一つを見ても、相当丁寧にデザインされたことがわかる形です。

ドアもダイハツ車のように90°開き仕様にデザインされています。

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N-BOX最大の特徴「リヤゲート開き位置の低さ」も保っています。

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私は、レンタカーで色々な車を借りますが、N-BOXほど、テールゲート開口位置が低い車両を知らないです。ビジネスカーも含めて。すごく荷物の出し入れがしやすいです。

デザインで驚いたのは、エンジンスタートボタンの処理。

https://www.youtube.com/watch?v=cZ4L2q7qiN4

運転席に座るとわざわざ「スタートスイッチの位置」をお知らせしてくれるんですよ。

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ま、こんな感じの「高層構造」のインパネデザインなので、高い位置に座らせるドライバーに色々と配慮しないといけないのかもしれません。(最近の軽自動車の流行りなんですね。この高層構造)

USB端子も装備。時代ですね。以前は、シガーライターソケットが担っていた給電機構です。

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2.5A表記がされるようになったというところが・・・結構、皆さん無茶な使い方をされているのかと。

ハンドルが軽自動車と思えないデザインなんです。

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ものすごくスイッチがいっぱい。なんだこれ?

走りだして感じたのは、「車体が・・・多分、軽くなったんだな。」ということ。この手の「背が高い軽自動車」の最大の弱点は、「高さ方向にたくさん部材を使うことになるため、どうしても車両重量が重くなる。」ことです。一部の車両では、「絶対にこれ、1ton超えているよ。軽自動車のくせに。」と思わされたことがありました。

車体を軽くするというのは・・・創意工夫だけではなくて、高級な材料や工作機器を使わなければいけなくなる。軽自動車は安く作らなければいけない(特にスズキやダイハツの考え方)筈だけど、やらなければいけなことが増えて大変だ。

初代のN-BOXの方が、フロントタイヤの接地感を伝えてくれました。あちらの方が、しっかり感があったと思う。

「たくさんの台数をさばいて、妥協点を変えてきたか?残念だな。便利なだけじゃなくて、よく走る軽自動車だと思って、感心していたのに。」と思いながら、高速道路に乗ったのですが・・・

驚いた。

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「すごく見やすい液晶メータがついた車両だな。」と思っていたのですが・・・ここに道路標識と同じアイコンが表示されるんです。一方通行表記とかの見落としが少なくなる・・・なんて思いながら、常磐自動車道を走っていたのですが、なぜか40km/hの速度表示アイコンが出てしまう。???

なんだろう・・・カメラがおそらく装備されているみたいだ。加速レーンの速度表記を読み取っちゃうのかな?

そう思いながら、ハンドルにたくさんついたボタンを確認していくと・・・

この車両、「オートクルーズ」機能が装備されている。軽自動車のくせに。いや、確かにS660にも装備されていたけどさ。あれとは価格帯も違うだろ?

そう思いながら、100km/hにセット。

あれ?

S660と違って、ちゃんと車間距離を自動調整してくれるタイプのオートクルーズだ。と、いうことは・・・

その時、3車線道路の真ん中を走っていたこのN-BOXの前を追越車線から、車両が割り込んできたんです。その車両は、そのまま、一番左の車線まで移動開始。

身構えました。

この手の車間自動調整機能付きオートクルーズ機構での一番苦手なシーン。

「ブレーキがものすごくかかるはずだ。」

と思ったら・・・ごくごく自然に・・・まず、フューエルカットがかかったのか?少し減速した・・・と思ったけど、左車線に車両が去っていったことを認識した後は、再び前走車への追従制御開始。

すごい!ものすごい制御システムだ。おそらく前走車がウインカーをきちんと出していることをカメラで認識した上での制御なんだと思うけど・・・ここまで滑らかに速度制御できるシステムが、軽自動車に装備されているなんて・・・なんて時代になったんだろう!

ほんの数年前まで、Hondaの車載レーダー用基板は、非常に古臭いデザインのものが採用されていたんです。

「世界で最初にブレーキ制御システムを搭載した会社が・・・そこで満足しちゃったか?」と思っていました。基板デザインを見ていれば、その会社の技術への考え方がわかる。

まあ、その古臭い基板を作り続けていた子会社を整理するという判断が下された時も、「メガサプライヤーの軍門に下る判断を下したんだな。Hondaは本当に”普通のサラリーマンの集団”を目指す組織になってしまった。」と非常に残念に感じたのも事実だったんですけどね。

でも、消費者へのアウトプットが、このN-BOXのような形であれば、まだ希望が持てるのかもしれない。「自動車は、ハードウエアではなく、ソフトウエアが重要な位置を占めることになる。これまで以上に。」ということを理解している人たちが、このN-BOXを作ったみたいだ。

少々頼りなく感じたハンドリングは、ステアリングに電子制御を介在させることになったため・・・と思いたい。

この新形N-BOXも再び、大ヒットを飛ばします。すごく売れると思う。

「消費者は、もはや車になんの関心も持っていない。」

そんなことは無いということを、このN-BOXは2代続けて見せてくれています。

3代目のFitから、Hondaは変わったんだ。」

そう思い続けられる会社であることを期待しています。

いい車です。Honda N-BOX。

 

燃費は、22.7km/litterでした。

 

T26形

 

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今年もよろしくお願いします。

 

2018年第1回の記事は、あの日産シルフィと同じような大きさの4ドアセダン「トヨタ プレミオ」になります。

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だいぶ前からフルモデルチェンジをしていないモデルです。(シルフィも同様)

形は平凡は、4ドアセダンなのですが、すごく変わったモデルで・・・

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運転席に座ったあと、ず~とシートリフターをいじってました。私。どうやっても「体が車両のグラスエリアに放り出されている感じ。」が付きまとってしまって・・・

車両を降りて、よくよく確認してみると「そりゃそうだよな。」って思うんです。ほら、床面から、座面までが果てしなく遠い・・・ものすごい厚みでしょ?

何か理由があって、この着座位置なんだと思うことにしました。私は、できる限り地上に近いほうが好きなので、どうにも困った。まあ、確かに見晴らしはいいですね。4ドアセダンに乗っている気分にならない着座位置です。

さて、シートリフターをいじるのは諦めて、走りだそう。

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シンプルなメータは、すごく見やすいです。しかも最新の安全装備がてんこ盛りであることをこの狭い空間の中で、一目瞭然に示す工夫がされています。

ステアリングには、ボタンがいっぱい。

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SAIの時は、「径が大きいステアリングだ」と意識させられたのですが、このプレミオはそのようには感じなかったです。ただ、SAIと比べると「ハンドルを切った瞬間の曖昧さ」がついて回ります。SAIは逆に「明らかに何か制御が入っている。」と思わされたのですが、こちらはなんというか「ハンドル操作を始めたけど、タイヤの切れ角は、今、どうなっているんだ?」と思う時間があるんです。車体そのもが旋回を始めると、気にならないんですけどね。

クラウンのような、「ハンドル操作初期がわざとダルになっている。」という感じとも違いますし・・・独特の感覚を持つ車両です。

「木目調」のインパネが古さを感じさせるというか・・・

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「そうそう。あったよなあ・・・こういう”木”を車の中に持ち込んでいる車両。」という懐かしさがあるデザインです。

でも、ドアパネルのデザインは、ものすごく凝っているんですよね。

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(ドアの取っ手部分が、ただの”取っ手”ではなく、ウエーブかかっている。)

不思議な装備だと思ったのは、これ。

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わかりますか?

4ドアセダンのボディなのですが、やたら大きんですよ。車内照明が。運転席側と後席にそれぞれすごく明るい照明が装備されています。

で、もう一つ不思議だったのが、リヤシートベルトが生えてくる位置。

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ISO FIXアンカーが装備されているからこんなに隅っこから、シートベルトが生えてきているのか?

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と思ったら違った。

この車両、「5ドアハッチバックのような使い方」を意識したリヤシートデザインになっているんです。リヤシートのバックレストを倒すと、”単にリヤトランクと室内がつながる”のではなくて、フルフラット構造になるんです。リヤシートバック部が。(恐らく、取扱説明書をちゃんと読めば、リヤシートベルトも完全にフリーにできるんだと思います。)

トランクルームは、大きな傘も縦に飲み込んでしまう収容寸法。

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「そうだったよ。4ドアセダンのトランクって、こんな風に奥まで手が届きにくいぐらい、広大だった。」と思い出しました。ここ数年、あまりにハイブリッドカーに慣らされてしまって、「ハッチバック構造の車以外は、荷物が積めない。電池があるから。」って思い込まされてきた。しかも、この車両のトランクリッドは、荷物出入り口とツライチ構造なんです。重い荷物も積み下ろしがすごく楽になるように考えられたデザインです。

この車両は、延々とモデルチェンジをせずに販売が続いているのですが、担当した人たちは、「なんのために4ドアセダンを作るのか?」をたくさん考えた結果、このデザインになったんだと思います。あの「???」マークがたくさん頭の中を回ってしまう着座位置も含めて。

「立体駐車場に必ず入る大きさ」の最大寸法車両です。外車を含めて。

似たような形の日産シルフィは、残念ながら3ナンバーサイズなので、「一番小さな立体駐車場でも、必ず収納できる。」寸法にはなっていないです。

車体が大きな分、カローラよりも確実に余裕があります。車体全体の動きが。また、シルフィはとにかくエンジン音がうるさかった。

一番感心したのは、エンジンの(燃焼)制御です。例えば、前方の信号が赤になっていて、アクセルを完全にOFFにして侵入をしたのち、ブレーキをかけずに済むような状況の時に「信号が青に変わった。」ことを確認して、トンと再びアクセルペダルに足を載せると、この車両は、ちゃんとついてくるんです。

すご~く薄いトルクなんだけど、車体がガクガクすることなく、再び加速が始まる。

多いんです。

燃費を気にしている車両は、この場面で、振動を運転者に伝えてくる車両が。ハイブリッドカーでもそう。(モーターのまま加速するか、エンジンに切り替えるのか、すごく迷う場面か?)

丁寧にセッティングされた車両であることを感じる瞬間です。

「子供たちが親元を離れてしまって、夫婦2人だけに再び戻った。」

そんな時に、実は再び乗る車両なんじゃないかと思います。4ドアセダンは。

「荷物の出し入れも大きなリヤゲートを操作する必要がないから、力が必要ない。」

「ホイールハウスは、トランク側にほとんど収納されているから、ロードノイズもハッチバックに比べると静か。」

「すごく高い着座位置から見下ろすことはないので、周辺死角が少ない。」

このプレミオは、そんな3つのポイントをよく抑えた車両だと思います。まあ・・・逆にフルモデルチェンジが難しいぐらい、完成されたデザインの車両なのかもしれませんねえ。

燃費は、25.3km/litterでした。