T26形

今年もよろしくお願いします。
2018年第1回の記事は、あの日産シルフィと同じような大きさの4ドアセダン「トヨタ プレミオ」になります。

だいぶ前からフルモデルチェンジをしていないモデルです。(シルフィも同様)
形は平凡は、4ドアセダンなのですが、すごく変わったモデルで・・・

運転席に座ったあと、ず~とシートリフターをいじってました。私。どうやっても「体が車両のグラスエリアに放り出されている感じ。」が付きまとってしまって・・・
車両を降りて、よくよく確認してみると「そりゃそうだよな。」って思うんです。ほら、床面から、座面までが果てしなく遠い・・・ものすごい厚みでしょ?
何か理由があって、この着座位置なんだと思うことにしました。私は、できる限り地上に近いほうが好きなので、どうにも困った。まあ、確かに見晴らしはいいですね。4ドアセダンに乗っている気分にならない着座位置です。
さて、シートリフターをいじるのは諦めて、走りだそう。

シンプルなメータは、すごく見やすいです。しかも最新の安全装備がてんこ盛りであることをこの狭い空間の中で、一目瞭然に示す工夫がされています。
ステアリングには、ボタンがいっぱい。

SAIの時は、「径が大きいステアリングだ」と意識させられたのですが、このプレミオはそのようには感じなかったです。ただ、SAIと比べると「ハンドルを切った瞬間の曖昧さ」がついて回ります。SAIは逆に「明らかに何か制御が入っている。」と思わされたのですが、こちらはなんというか「ハンドル操作を始めたけど、タイヤの切れ角は、今、どうなっているんだ?」と思う時間があるんです。車体そのもが旋回を始めると、気にならないんですけどね。
クラウンのような、「ハンドル操作初期がわざとダルになっている。」という感じとも違いますし・・・独特の感覚を持つ車両です。
「木目調」のインパネが古さを感じさせるというか・・・

「そうそう。あったよなあ・・・こういう”木”を車の中に持ち込んでいる車両。」という懐かしさがあるデザインです。
でも、ドアパネルのデザインは、ものすごく凝っているんですよね。

(ドアの取っ手部分が、ただの”取っ手”ではなく、ウエーブかかっている。)
不思議な装備だと思ったのは、これ。

わかりますか?
4ドアセダンのボディなのですが、やたら大きんですよ。車内照明が。運転席側と後席にそれぞれすごく明るい照明が装備されています。
で、もう一つ不思議だったのが、リヤシートベルトが生えてくる位置。

ISO FIXアンカーが装備されているからこんなに隅っこから、シートベルトが生えてきているのか?

と思ったら違った。
この車両、「5ドアハッチバックのような使い方」を意識したリヤシートデザインになっているんです。リヤシートのバックレストを倒すと、”単にリヤトランクと室内がつながる”のではなくて、フルフラット構造になるんです。リヤシートバック部が。(恐らく、取扱説明書をちゃんと読めば、リヤシートベルトも完全にフリーにできるんだと思います。)
トランクルームは、大きな傘も縦に飲み込んでしまう収容寸法。

「そうだったよ。4ドアセダンのトランクって、こんな風に奥まで手が届きにくいぐらい、広大だった。」と思い出しました。ここ数年、あまりにハイブリッドカーに慣らされてしまって、「ハッチバック構造の車以外は、荷物が積めない。電池があるから。」って思い込まされてきた。しかも、この車両のトランクリッドは、荷物出入り口とツライチ構造なんです。重い荷物も積み下ろしがすごく楽になるように考えられたデザインです。
この車両は、延々とモデルチェンジをせずに販売が続いているのですが、担当した人たちは、「なんのために4ドアセダンを作るのか?」をたくさん考えた結果、このデザインになったんだと思います。あの「???」マークがたくさん頭の中を回ってしまう着座位置も含めて。
「立体駐車場に必ず入る大きさ」の最大寸法車両です。外車を含めて。
似たような形の日産シルフィは、残念ながら3ナンバーサイズなので、「一番小さな立体駐車場でも、必ず収納できる。」寸法にはなっていないです。
車体が大きな分、カローラよりも確実に余裕があります。車体全体の動きが。また、シルフィはとにかくエンジン音がうるさかった。
一番感心したのは、エンジンの(燃焼)制御です。例えば、前方の信号が赤になっていて、アクセルを完全にOFFにして侵入をしたのち、ブレーキをかけずに済むような状況の時に「信号が青に変わった。」ことを確認して、トンと再びアクセルペダルに足を載せると、この車両は、ちゃんとついてくるんです。
すご~く薄いトルクなんだけど、車体がガクガクすることなく、再び加速が始まる。
多いんです。
燃費を気にしている車両は、この場面で、振動を運転者に伝えてくる車両が。ハイブリッドカーでもそう。(モーターのまま加速するか、エンジンに切り替えるのか、すごく迷う場面か?)
丁寧にセッティングされた車両であることを感じる瞬間です。
「子供たちが親元を離れてしまって、夫婦2人だけに再び戻った。」
そんな時に、実は再び乗る車両なんじゃないかと思います。4ドアセダンは。
「荷物の出し入れも大きなリヤゲートを操作する必要がないから、力が必要ない。」
「ホイールハウスは、トランク側にほとんど収納されているから、ロードノイズもハッチバックに比べると静か。」
「すごく高い着座位置から見下ろすことはないので、周辺死角が少ない。」
このプレミオは、そんな3つのポイントをよく抑えた車両だと思います。まあ・・・逆にフルモデルチェンジが難しいぐらい、完成されたデザインの車両なのかもしれませんねえ。
燃費は、25.3km/litterでした。
















































































































