今回は珍しく、「自分が運転していないのに」記録に残しておきたいと思った車のお話です。
残念ながら「運転手さんに運転をしていただいている」状況だったので、写真もない記事になります。
あ、といっても、ベンツの回のような「大形4ドアセダン」のお話ではないです。
ここのところ続いている「3列シート」車のお話です。

このBlogにしては珍しい、三菱の車。

このBlogを書くようになって早6年半ほどが経過するのですが、すこ~し頭の隅に引っかかりながら書いていることがあります。それは・・・
1)結局、運転席で感じることしか書けないんじゃないか?
2)足回りのセッティングについては、「自分の好みの足回り」というのは、「作り出せる」ものなんだから、そこから外れていることについてどうこう言うのは、おかしいんじゃないか?
ということです。
まあ、足回りのセッティングについては、よほどのことが無い限り、あんまりしつこく指摘しなくなってきていると思います。(自分で言うのもなんだけど。スターレットを公式規格競技車両に仕上げていく過程で、色々と思うところがありました。)

で、「運転席以外では、車って、どう感じるんだ?」というのは・・・・
シトロエンDS3に乗ったあたりから、気になりだしています。
あの車、運転手は気分が良かったですけど、同乗者からは非常に不評だったもんで。

最近では、「機会があれば、自分が運転していない車であっても、感じることがあったら、記録に残しておこう。」と思うようになっています。

で、今回は、3列シート車のデリカD:5です。
意識して一番後ろのシート(3列目)に乗りました。

実は、ここのところ、懐かしの三菱グランディスの3列めに”乗せられて”移動することもたびたびだったので・・・
このデリカD:5の3列目に乗ったときは、ものすごくホッとしました。
「ちゃんと大人が乗ってもシートバックが膝に食い込まない」車って、なんて正義なんだろう。

感心したのは、「ちゃんと肩までシートバックがある」3列目シートなんです。
あ、ここのところ、ほんとにチェックポイントですからね。
「3列目シートが綺麗に折りたためるんです。」といっている車ほど、「ほんとに・・・このシートで大人を長時間移動させるつもりか?」という構造になっています。
(日産エルグランドなんて、その点は、綺麗さっぱり諦めています。潔く。)

このデリカD:5の3列シートは、頑丈な作りになっているんですけど・・・
頑丈な折りたたみ(?)機構も両サイドに鎮座しています。あ、大人二人は、ちゃんとゆったり腰掛けられ続けるシートです。幅方向が足りないなんて全く思わなかったです。

キョロキョロ室内を眺め回してみると・・・天井とかに空調設備が装備されているんですけど・・・
なんか、とにかくスイッチが小さい。特に「なにか文字が書いてあるんだけど・・・読めないぞ」というぐらい、文字も小さい。

構わずガチャガチャ押していくと・・・おおっ!快適快適。
この暑い8月だというのに全く快適な空調です。3列目であっても。
そのスイッチのデザインをジーと眺めていて思ったのは・・・
「たぶん、この”飛び出さないようにデザイン”されているスイッチは、荷物で誤動作させないためなんだな。」と思いました。たぶん。
でも、文字は大きくプリントしてくれた方がいいなあ。

それと驚いたのは、「ピラーの太さ」です。それも「先頭のAピラーから、3列目脇のピラーまで全部ぶっとい。」
初めてですよ。大人の手のひらがすっぱり入ってしまうぐらい、室内に食い込んでいるピラーって。

頑丈そうな外観デザインだな。とは思っていたけど、たぶん・・・転倒時試験の結果にものすごくこだわったピラー構造みたいです。
摩擦圧接法とか・・・製造設備の方にお金をかけられれば、同じねじれ剛性で、もっと薄くできると思うんですけどね。

「お金をかける」といえば、ギャランフォルティスの時に「たまらなく貧相」な作りになっていたダッシュボードは、その面影が全くなかったです。きちんと寸法が出ている感じでした。3列目シートから眺める限り。
あと、FMラジオが「ちゃんと3列目の位置に座っていても聞こえる」ことがうれしかった。
オーディオがいいです。この車。というか、ロードノイズの類がうまく遮断されているから、ラジオが良く聞こえたのかな?

3列めシートは、リヤサスペンションの上に載っかっている形のハズなんだけど、振動が常に伝わるようなこともないです。非常に快適。

目的地に到着。
降りるときもすごく楽です。2列目シートの操作スイッチもすぐに見つけることができました。
このあたりが「ステーションワゴン形3列シート車」との一番の違い。
あの手の車両は、とにかく3列目への乗り降りがしづらいです。

車外に出て、テールゲートに貼られていたグレード名を見て驚いた。
CLEAN DIESEL
と書かれていた。

ディーゼル?
ぜんっぜん、そんなこと、意識しなかったぞ。車内にいて。
あのディーゼルエンジン特有の振動や音なんて全く感じなかった。

すごいなあ。三菱のディーゼル。
なにか一生懸命、電気自動車とか、プラグインハイブリッドをやっているのもわかるけどさ。
このエンジンをできるだけいろいろな車種に突っ込んでいった方が、売上拡大の近道になるんじゃないかなあ。
軽自動車にこのエンジンを載せるとか。(無理です。)
トヨタの車に・・・私はなんの感情も持ってないです。
なんといったらいいのか・・・「のっぺりしてる」印象。「無味乾燥」という言葉がふさわしい。
エンジンや車体を素人がバラバラにしても、ちゃんと走ることができる車を作っている会社。無理な改造をしても、壊れない車を作っている会社。」だと思っています。
なんていうか・・・「感動」という言葉からは、一番遠い日本車メーカ。

さて、そんな「なんの感情も持たない車を作り続ける会社」の3列シート車です。今回のお題。
まあ・・・今回は指名です。3列シート車。大人5人と大きな荷物を積み込まなければいけないので。
運転席のドアを開けたところで、「ステップがある」床面の高さの車であることにクラクラ・・・
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ステップワゴンって、すごい車だったんだと思います。
お子さんやお年寄りの乗り降りは、「車内にステップがない」車の方が、絶対に楽なはずです。

シートを3列とも立てた状態で、どれぐらい荷物を積むことができるんだろう。
できれば、「シートを片付ける」作業に煩わされたくない。
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ま、これ、3列目をたたんだら、荷物が何でも入りそうだね。真四角なボディだし。
ただ、ステップワゴンみたいに「3列目シートが真っ平ら」に折りたためそうな構造じゃないねえ。
あの車は、「病的なまでの創意工夫」と引き替えに、車体が軽いときにリヤサスがドタバタしていたから、まあ、どっちもどっちだと思うけど。

「似たような大きさの似たような目的の車」である、これら「最量販ミニバン」のハンコをつく時って、どんな判断基準で車を選ぶんだろう?
「箱形の車。どんなメーカの車であっても大して変わらない。家族全員が移動できる”思い出を作る為"の車」を延々と作ってきた結果が、「車なんてどれでもいい。」という今の状況を作り出したんじゃないか?

ものすごくプラスチック感いっぱいのインパネを操作して走り出す。
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走り出してすぐに気がついたのは「すごく静かな車だ。」
それと、CVTがものすごくなめらか。

熱海から伊豆への移動は・・・「普通の国道」じゃない道を走ってみよう。まだ、1人ドライブの区間だ。伊豆に着いたら、ぞろぞろ「おっさん」達を乗せて走らなければいけない。

こんな背が高いミニバンで、走るような道じゃないけどね。でも、山岳区間の方がひょっとしたら早く目的地に着くかもしれない。

ブレーキを残しながらターンインをさせないと、グラッとくる車体かと思ったけど・・・そんなことは全然ない。
・・・・・なんだ?脚が良く動いているのか?
ずっと続く下り道をしっかりブレーキで減速してからターンさせるようにする。
ブレーキも適正。海岸に出るところまで、全くフカフカせずに走りきることができた。

すごくドライブが楽だと思ったのは、CVTのセッティングが適正で、「力が足りない」と思うことがなく、アクセルに合わせて自然に出力が出てくれるから。
ひょっとしてこの「箱形の車」、すごい車なんじゃないか?

翌日の夕方、わざわざまたその「山の区間」を選んでみることにした。
今度はほぼ全域で「上り坂」。
エンジン音がいきなりうるさくなることもない。でも、ほぼアクセル全開状態。
片側二車線区間のインをさして次々に先行車両をパスしていく。
さすがに「もっと力があれば」と思う場面もあったけど、通常はこのような「箱形の車」でアクセル全開なんてやるわけがない。それも相当な長時間。

ハンドルから伝わる感触から推測するとこの車両はFF車のハズなんだけど・・・
上り坂の右ターンでも左の車輪が空転することもない。ちゃんとフロントが接地している感覚がある。

山を登り終える頃には、自然と笑っていました。
「このミニバンはすごい!」
驚きました。本当に驚いた。足回りのセッティング・・・も相当注意深くされたと思うんですけど、なによりも「このボディがなければ」成立しなかったセッティングだと思います。
「どうやっても後ろが軽くなる」重量配分のミニバンで、しっかりリヤサスを動かすことができる土台を持っている車。

いやあ・・・驚きました。なにも期待していなかったから、余計なのかもしれないけど。
時々トヨタの車のセッティングには驚かされることがあるんですよね。最近だとカムリとか。
どうしても「安全のために最後の最後までアンダーステア」でなければいけないことを義務づけられた会社だと思うけど、そんな状況の中でも「しっかり走る」ことを考えて、ボディやサスペンションを仕立て上げてくれる人たちがいるんだということを感じ取ることができる車でした。

ほんとうにいい!
もうすぐフルモデルチェンジ・・・になるぐらい長く売っている車だと思うけど、次の新型もこの志を忘れないでいてくれたら嬉しいです。

あ、ちなみに車を返す時によくよくインパネを調べてみたら、この車、AWD車両でした。
でも・・・AUTOスイッチは有効じゃなかったと思いますよ。インパネにはなにも表示されていませんでしたから。
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トヨタ アルファード/VELLFIREと共に日本のミニバン界頂点に立つ車「日産エルグランド」が今回の主役です。

さすがにでかいです。
ホンダ ステップワゴンとほぼ同じ後端に駐車すると・・・
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こんな感じに飛び出します。
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(というか、この駐車場の場合、エルグランドの寸法で枠ギリギリ。スライドドアでよかった。)

車高は、やはりステップワゴンの方が高いです。
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最近のミニバンは、「車高を低く」する方向なんだと思います。あのアルファードだって、車高が低くなって、明らかに旋回しやすくなりました。
ただ・・・今回のエルグランドほど一気に低くしてしまうのは・・・拒絶反応が出るかも。市場から。
既にステップワゴンは、先代でそれにチャレンジして、戻しましたからね。現行モデルで。

私?
あ、ダメです。私に「ミニバンの車高」を聞いても。褒めるに決まってるじゃないですか。
「車の車高は低ければ低いほどいい。物理の法則に従っている。できることならば屋根もいらない。」

車高を低くすることが、荷物の出し入れに不利に働くとは思っていません。
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まあ・・・あのステップワゴンのように「病的なまでの創意工夫」に取り憑かれている車ではありません。
2列目シートはこんな感じになります。
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どんな感じに荷物を入れるかというと・・・
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「創意工夫がなっとらん!」と異論を唱えるのではなくて、この車の価値は「3列シートすべてに大人を乗せて、長距離を快適に移動できる。」ことです。
「きちんと折りたためるシートを持った3列シート車」って、そのシート自体に座り続けていることが苦痛であることが多いですよ。指摘されることはほとんど無いですけどね。

ちなみに2列目シートの背もたれを倒すとこんな感じです。
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まあ、ものすごくまっ平にはならないです。ちゃんと長時間座れることを優先にしています。
スライドドア脇にステップがあるのがね・・・「ステップワゴンのように真っ平らにできたら、もっと乗り降りが楽なのに」とは思わされます。
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この車は、助手席にはキャプテンシートが装備されていました。
(正直、3日間借りていて一度も使わなかった。運転中にこれを使うのは、ちょっと怖い気がします)
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メルセデスベンツの時に書きましたが、サイドウインドウに「網」がかけられるのって、ものすごく便利です。
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図体は明らかにでかい車なのですが、大きな見やすいメータに表示される「ECO」モードを解除しようと思ったことは一度も無かったです。ECOモードのまま、十分加速してくれるトルクを誇るエンジンでした。(すいません。乗っていた車のグレード確認をしていません。)

ただ、ちょっとアンダーステア傾向が強い・・・と思います。
最初のうちは、「あ、この車は、AWD車なんだ。今はきっと4WDモードで走ってる。このスイッチをAUTOの方に動かしたら、適正なステア特性になるかも。」と触った瞬間・・・
「?????」
余計に「曲がりにくい」特性になりました。AUTOにスイッチを押した瞬間。
あわてて「2WD」という側にスイッチを押し直しました。
これは・・・意図的にやってるんだと思うことにしています。なにしろ「たくさんの人数を乗せながら、相当なスピードで走ることができてしまう大形ミニバン」なんですから。

高速道路でも風切り音がきになることもない「高級車」です。
この手の車両に乗っていて、時々思うけど、「セダンの存在理由は?」と問いたくなってしまう。ほんとに良くできています。

最後にビル式の駐車場に入っていって驚いたことが・・・
「アラウンドビューモニター」ってものすごい威力ですね。
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3日間借りていて、実はこのモニターに頼ったのは、最後の最後の日。
「夜の暗いビル式駐車場」に入ったときなんです。
それまでは、「この手のモニターには誤差がある。頼っていて、最後にぶつけました。なんて事になりたくない。」と、いちいち降りて目視確認をしていたんです。何しろ大きなミニバンですから。

でも・・・そんなの無駄な作業だったと思い知りました。
この「車体の上部から位置を映し出してくれる」機能は、ものすごく有効です。ものすごい精度。
「この機能があれば、”日産車をぜひ買いたい!”と思う人たちがきっと増えるはずだ。特に女性にアピールしたらものすごく効果があるだろう。」
本当にそう思いました。

なんで、こんなすごい機能をもっとPRしないんだ?
って思っていたら・・・コストダウンを一生懸命進めていたみたいですね。
最近投入の日産の軽「デイズ」でしたっけ?あれのTV CMでだいぶPRがされていました。
広まった欲しいですねえ。この機能。損害保険会社もこの機能がついている車に対して割引制度とかを設けてくれればいいのに。

燃費は、8.57km/litterでした。

ダイハツのハイゼットに「デッキバン」ってボディがあるの、知ってます?
どんな形かというと・・・・アレですよ。アレ。
良く街を走っているでしょう?軽の1BOX車。
え~と・・・そうそう!郵便局のポスト収集車!赤いヤツ!
あれの後ろのところだけ切り落とした車です。
あ、写真ね。はいはい。

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こんな感じの形です。

・・・・誰が必要としているんだろう・・・(それは言ってはいけない。)
似たような形の車が、三菱自動車から出ていました。あちらはミニキャブの「商用特装車」扱いなんですね。特殊車両ですよ。レアアイテムなんですよ。

車内に乗り込んでみると・・・
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あの「ハイゼットトラック」と違って、ちゃんと前後スライドと角度調整ができるきちんとしたシートで、なかなか快適。
走ってみると、AT車でものすごく楽々運転。しかもパワーステアリングも適切な動きをしていて、とにかく「自然に旋回」する車なんです。
車高が高いといっても、グラッとしたりしない。思ったよりも静か。
確かハイゼットって、後輪駆動なんだと・・・思います。すごくステアリングの動きに対して、車体がスムーズに動くので。「ステアリングと駆動輪が分けられていること」がものすごく楽な運転ができることを気づかせてくれる車です。

後ろに回ると・・・
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なんていうか・・・「切り取られた荷台」がある感じ。
誰が使うんだ?こんな中途半端な荷台。って思っていたら・・・結局自分がフルに使いました。
これ、普通のトラックに比べると「あおりが高い」ので、バサバサ荷物を積むことができてしまうんです。
ものすごく楽ちん。
「別に・・・幌付トラックとか、1BOX軽で全部フォローできるんじゃないか?こんな格好の車をわざわざ作らなくても・・・」と思っていたんだけど、使ってみたら、ほんとに楽に作業ができる。

実際、バンバン泥付のタイヤを載せたりとか、せっかくだからと八百屋さんで泥付の野菜を買っちゃいました。
いやあ~「あおりが高いトラック」がこんなに楽だと思わなかった。
「車体の脇から」「パッと荷物を入れる」作業ができると、すごく気楽です。幌付のトラックだと、いちいち荷台に乗り込まなきゃいけないからね。

でも、いくらあおりが高いといっても、「軽い荷物」「飛びそうな荷物」「荷台に置きっぱなしにできない少々高価な荷物」は、この小さな荷台に置くわけにいかないなあ・・・
と思いながら、「そういえば、後ろドアってどうなっているんだろう?」と開けたところ・・・
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おおっ!
「フラットな荷室。でも、ちゃんと背が高い屋根がついている。」気楽な空間になっていました。
ちゃんと・・・後ろの座席がフラットに収納されていたんですよね。引き出してみなかったけど。

街で見ることはまず無いけど、ほんとに便利な車でした。
なかなかねえ・・・仕事用にしては、”奇妙に格好いい”デザインになっちゃっているので、買ってくれる経営者さんがいないような気もするんだけどね。
社員に「小さなセダン型の軽自動車」で、営業活動をさせている事業主さんとかには知って欲しい構造の車です。
これだったら、仕事の能率が上がりますよ。絶対。


変な形の車が出てきたなあ。って思ってました。日産のJUKEが街を走るようになったときに。
なんていうか・・・「これ、ほんとに日本人がデザインしたのかな?ルノーのOEMなんじゃ・・・」って感じ。
正直、デザイナーさんの発想って、ものすごいな。って思わされます。
「箱形のSUV」をデザインするときに、こんな形を発想できないだろ?普通。
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デザインされたものをそのまま量産できる工場もすごいです。(それ以前に、この格好にGOサインを出す日産という会社がほんとに驚き。)
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外観だけじゃなくて、室内デザインも変わってる。
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ディスプレイシステムも専用のデザインのものが設置されています。(エコ運転のモニタリングができるようになっている。)
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こんな変わったデザインだけど、後席を折りたためばタイヤが9本搭載できます。
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「荷物も人も載って、走りもいい車」というまとめをしたいのですが、いくつかコメントを。

まず、後席は残念ながら、身長170cmの男性が座ろうとすると頭が窮屈です。我慢・・・やだ。
なので、後ろに人を乗せるときは、小柄な方に座っていただく必要があります。
あと室内灯が・・・
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暗いんです。他車のパーツ流用なので、仕方が無いのかもしれませんが・・・なんか、とにかく暗かった。
それと、バックミラーがものすごく大きくて見やすいのですが(空気抵抗が大きそう)
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有料駐車場の発券機にぶつける人が出てきそうです。私も危うくぶつけそうでした。
動力性能は十分。ただ、この車・・・SUVっていうカテゴリーの車両じゃないだろう?って思います。
足回りです。足回り。

セッティングが・・・なんというか、サーキットトラックで煮詰めたようなセッティングなんです。
頭がコーナーに入っていこうとするので・・・正直、にやけてしまう。
替わりに結構左右方向に体が揺さぶられることが多いです。
かといって、たんぼ道を走ってみたのですが・・・ダートトライアル車両のように段差に対して、フラット感があるわけでもないですし。
「これ、悪路に入るとはまっちゃうんじゃ・・・」と思わされるセッティングです。

なんていうのか・・・「ジープみたいな車高が高くて、箱形の車だったら、そこそこ売れるんだろ?でも、せっかくすごいデザインの車なんだから、車で走り回るのが大好きな俺達が、舗装路面で思いっきり走り回れるセッティングにして世に出してやるぜ。」ってやっちゃった感じの足回り。

これ、たぶん女性が運転したら・・・「体がゴトゴトする・・・」って絶対言われそうだな。って思っていたんですけど・・・今年(2012年モデル)乗ったら、だいぶマイルドになっていました。コーナリング特性は変わらずに。走行距離が伸びて、当たりが出ていたからなんですかね。

いい車です。「変わった形」だけど、それが日本車として出てきてくれたことがうれしい。
それに、ちゃんと「走る」ことを一生懸命考えてくれていることも。
乗っていて、結構ハッピーな気分になることができる車です。

燃費は、11.94km/litterでした。

正式発表が済んだのでこのBlogでも書きますけど・・・
この春、発表前のアコードが高速道路でテストされているのを見ました。
衝撃だったのは、サービスエリアに堂々と駐車されているその車両を見ても・・・誰も注目していなかったこと。老若男女がその前を通り過ぎるのに・・・
「ああ、本当に日本は、車に無関心の社会になったんだなあ・・・」と思い知らされました。
テストしていた車両は、左側に丸い蓋がついたプラグインハイブリッド車両だったのに・・・

機密保持は非常に厳しいらしく、Hのバッチ以外は全て外されたその車両は、わずかな時間の休憩だったのにもかかわらず、ロガーシステムは全部外されていた。

後で再びその車両の前を通り過ぎると・・・比較的若い方々がデータロガーシステムの復旧作業を行っていて・・・
プラグインハイブリッドになると、いろいろと事前に実走テストをして、発売国毎にプログラムを換えないといけないのかな?と思いました。

一生懸命作業している若い人たちと、その後発覚したホンダ製新型軽自動車リコール問題を聞くと、「ひょっとしたらまだ、諦めなくても大丈夫かな。」と思わされます。Honda。
あのリコール処置は、非常に健全な行動だったと思います。「表向きは」市場で不具合が起こる前に品質保証部隊がソフトウエアの不具合に気がついたということですから。

公道テストを堂々と行ってから、日本市場に投入するこのアコードに・・・期待しています。すごく。
たぶん、ここから「ちゃんとフロントタイヤのインフォメーションを伝える」「安全な」車をきちんと作る会社になってくれると。

既にN-ONEも相当な距離を走行させていただきましたが・・・
あれのCMの言葉通り、「浮ついた」言葉を使わないといけない車だ。N-ONE。
ま、ひとこと。
「あれは、軽自動車なんかじゃない。」

さて、私は今年から、「我慢を強いないエコカー」が、「大形FF車」の世界から始まると予想していましたが、その先陣を切った車「トヨタ カムリ」が今回の主役です。

外観は・・・「大きなカローラ(先代の)」
カッコ悪くなっちゃったなあ。って思いました。
先代のデザインは、すごくよかったんですよね。でも、アメリカでは好評でも、日本ではほとんど見かけることがなかった。私も借りる機会がなかったですしね。

でも、「ハイブリッド専用車」という御言葉の威力は、甚大ですね。
この新型カムリは、ものすごく街で見かけるようになりました。
ディーゼルのものすごくいいデザインのアテンザが出てきて、ハイブリッド専用車の新型アコードが出てきて、カムリの販売量にどのような変化が出るか・・・非常に注目しています。

乗ってみると、「幅がある車だな。」と思わされます。
ひょっとしたら、マークXよりも全幅があるのかもしれません。
でも、シビックハイブリッドのように「すごく遠くに左側ドアミラーがある」感覚ではありません。すぐに慣れます。
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マークXぐらいの大きさの車だけど・・・室内の作りはだいぶ違います。
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あちらは、「日本的高級車」を表現していますが、このカムリは、「実用車」です。ほんとに「大きなカローラ」ステアリングスイッチも非常に素っ気なくデザインされています。

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まあ、それでいいんじゃないですかね。結局、私は現行モデルになっても、今のマークXのハンドリングがダメですし。(横に乗せる妻が、いつも車酔いしてしまう。マークXの時だけ。)

大形FF車だけあって、後席足下空間は、広大です。本当に。
(この車を見た後にマークXの後席を見ないように。)
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車両の性能そのものには、あまり期待はせずに最初の交差点を右カーブすると・・・
フロントの軸が水平のまま、車両がターンする感じ
がしました。

う~ん・・・数年前までの日産FF車によく見られたフロント側の動き。
あんまり気分が良くない一日が始まるのかも。と思っていたのですが・・・

豪雪の山岳地帯を走っているうちにだんだんとペースが速くなり・・・
メータパネルは、「滑っているよ」のマークがでます。
実際、ドライバーにも滑っていることがわかるときにだけそのマークが出る。
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結局、実は、フラットアウトで駆け抜ける区間がありました。完全に雪が降る中。
非常に・・・不思議な車です。
ものすごい安心感。制御が破綻して、事故を起こすようには思えない車の動きをするんです。
舗装道路では気になったフロント側の動きも、圧雪道での山岳区間では、全く気にならない。
それどころか、前後とも非常によく足回りが動いていました。
てっきり私は、「この車両は、フロントはガソリンでドライブして、リヤをモータでアシストしているんだ。」と思い込んでいました。ずっと。

後日、会社の大先輩で歴代カムリに乗られている方(初代カムリから、途中ウインダムに乗り、ウインダム廃形後、カムリに戻ってきた。)にお会いする機会があり、このお話をしたところ・・・
「今のカムリが4WD?そんなわけないぞ。うちのセールスマンだって、そんなこと言ってない。」と強く主張されてしまい「????」状態になりました。

ものすごい安定感は・・・あれがAWDシステムのおかげでないとしたら、ものすごい驚きだ。
だって、完全にアクセルは全開のまま、登りの峠道を走りきってきたんだから。

梅雨時の今になって、「ひょっとして?」と思うことがありました。
つい先日、BRZをドライブしたのですが・・・・あの車両「驚異の電子制御システム」で武装されている車両だった。
トヨタの車体統合制御技術って、相当にすごいのかもしれません。
人間に違和感を与えず、「破綻しないギリギリの走行」を許容するソフトウエア技術を持っているみたいです。
どうも・・・完全に私が騙されたみたいです。

すばらしい車です。このハイブリッド専用車。カムリ。
「我慢を強いない」初めてのハイブリッドカーでした。
ここのところハイブリッドカー三昧なんですけど・・・
いちいち確認しちゃうんですよ。
「やっぱりプリウスって、”不機嫌になるハイブリッドカー”」

理由は2つあります。
一つめ
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一番奥が現行プリウスなんですけど・・・すごいでしょう?フロントウインドの角度。
燃費最優先車なのでしょうがないんですけど、猛烈な勢いでウインド全体が寝ているだけじゃなくて、運転手の額に迫ってくるので、かなり圧迫感があるんです。
しかも、「ウインドの上端」が視界に入ってくる。
どうにもねえ・・・「なんで、現行プリウスに乗ると不機嫌になるんだろう?」って、この型が登場した当初から不思議に思っていたのですが、最近になってわかってきました。
この車両に乗った後、日産キューブに乗ると衝撃を受けますよ。
これこそが正義だろう!額に迫ってくるフロントウインドは危険だ。」

不機嫌になる理由の二つ目は、「高速道路で、”のび”がない。」
2代目プリウスに比べたら、全然進化しているんです。この点は。でも、まだまだ。
ヨーロッパでなかなかハイブリッドカーが受け入れてもらえない理由が、わかるような気がします。
実際、欧州車のハイブリッドって、そのコストも問題なのかもしれませんが、「排気量がでかいガソリンエンジンにハイブリッドシステムの組み合わせ」ですもんね。日本に入ってきている車両も。
本当の全方位ハイブリッドカーというのは・・・
「小排気量ターボ」+「ハイブリッドシステム」なんじゃないですかねえ。あるいは、ディーゼルエンジン+ハイブリッド。全くの想像だけど。
それも、できるだけ「切り替え」をやるのではなくて、「限界ギリギリまでモータードライブ」なのではないかと思います。
「排気ガスを出すシステムは、”発電機として使う”」方向。

今回の主役は、そんな「できるだけ電気で走るハイブリッドカー」プリウスプラグインハイブリッドです。

「普通のプリウスと比べて、何か違いがあるのか?」と言われると・・・
無いです。
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トランクの大きさが大きく変わったようにも思えないですし・・・いろいろなネームバッチだけです。このプリウスが「特別なプリウス」であることを感じるのは。

トランクリッドを触るときに「ああ、やっぱり普通のプリウスじゃないんだ。」とは思います。
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リーフみたいな電源コネクタが装備されているこのプリウスは・・・
実は、「走り出せなかった」

意味がわからなかったです。この警告。
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「Pレンジに入れてください。」

・・・はいはい。
Pレンジに入れても・・・警告は変わらない。????なんだ?いったい?
今までのプリウスでは、そんな警告が出たことはないぞ。

レンタカー屋さんも含めて、出発まで10分ほども悪戦苦闘。なに?これ。
取扱説明書を取り出すハメになって・・・意味がわかった。
「ドアを開けたまま、レバーを操作すると警告が出る。(動き出すことができない)」ようになっているんです。
ちゃんとドアを閉めたら、「普通のプリウス」になりました。

この警告って、後日「普通のプリウス」でも試したところ、全く同じ動きをしました。
2012年モデル・・・からなんですかね?ソフトウエアバージョンアップ?

「リーフみたいに、ず~と電気自動車として走ってくれるのか?」と言われると・・・
すぐに高速道路を走ってしまったせいかもしれませんが、「普通のプリウス」そのものです。これ。

全然、感動もへったくれもないです。普通のプリウス。
気持ち、「電気で走る場面が長いかな」って思ったぐらい。
それと、少々リヤの下の方に重心があるような感じ(普通のプリウスより重心位置が低い)ように感じました。そんなに後ろ側が重いようには感じないんですけどね。

ブレーキがいいです。
だいぶスムーズに止まることができるようになっています。このあたりは、毎年毎年改良が加えられているようです。
それと、ステアリングの動きがだいぶ変わっていました。
今までのプリウスは歴代「アクションを開始すると、ステアリング自体に慣性があるのか、動かした後にステアリングホイールそのものがついてくる。」感じがついてまわったのですが、このPHVでは、だいぶその感触が薄れていました。
なんていうか・・・「普通の車に近づいた」っていう言い方です。

それと、アクアの回で書き忘れましたが、プリウスの後にアクアに乗ると「軽い!それに”車幅が狭い”って、なんて運転が楽なんだろう。」って正直、”衝撃”を受けます。
アクアの方が、全然「日常」なんですよ。本当に「使いやすい。普通の車」なんです。

対して、プリウスは・・・・「特別な車」
「ハイブリッドカー技術のデモ車」であり続けるんだと思います。
「挑戦するトヨタ」の象徴であるべき車。

実走燃費が、27km/Litterだったこのプラグインハイブリッドは・・・・
きっと、今の段階では、「なぜ高額な金を出してまでプラグインのプリウスに乗る?」と疑問符がついてしまう車。
「世界初のハイブリッドカー”プリウス”」という車が登場した時と同じ状況。

トヨタのいいところは、「濁った池にボチャンと石を投げ入れて・・・・石を投げ入れ続けて、大きな波にして、海にまでつなげる」ところ。
「挑戦するトヨタ」は、格好良すぎるか。
「諦めない会社。トヨタ。」って言った方がいいかも。
実はみんな、「彼らがやっていることの後を追っている。」だけかもよ。このプラグインを遠くから眺めて、色々非難するのは、簡単かもね。
そんなことをやってると・・・「最初のプリウスから十年後」と全く同じ事を再び繰り返すかも。
やるだろうなあ・・・とは思っていました。登場した時から。
21世紀のカローラあの”プリウス”をぶち抜いて2012年度販売台数NO.1」の「アクア」をやっとお話しできます。

最近のこのBlogの記事にする車って、「一回限り」の車両はほぼないです。
「時間をおいて、繰り返し乗ってから記事にする。」方針を採っています。
最初に借りた時にレンタカー屋さんのみなさんに「燃費、どうでした?」とえらく真剣に聞かれてしまったんですけど・・・
「20km/Littleだったよ。」と伝えたところ、ものすごくガッカリされたのが印象的でした。

結局、その後、数回借りても20から21km/Littleなんですよね。このアクア。
まあ、普通に「ガソリン1リッターで、20kmも走る」ことを当たり前かのように言えるようになってしまっているのが、ものすごい技術革新なんですけど。

我々は本当に・・・ものすごい技術革新を目の前で見せられているんです。
「性能向上とコストダウン」という数年前までのパソコンや、あるいは・・・焦土と化した液晶TV市場で起きたことと同じことが「ハイブリッドカー」の世界で起きている。

公式にはなにも謳われていませんが、この「アクア」に与えられた命題は、ただ一つだけだと思っています。

「世界一に返り咲いたトヨタグループに対し、世界で唯一技術で刃向かう企業の切り札”IMGハイブリッド"殲滅マシン」

2010年末の段階で、トヨタグループでのハイブリッドシステム担当会社の方(役員)は、私の目の前で「ハイブリッドは、とにかくコストが問題だ。ホンダのやり方は・・・あちらの方が正しいのかもしれない。」と悩まれていました。

結局、「物量増によるコストダウン」という力業を達成してしまいましたからね。このアクアは、
ほんの数年前「ハイブリッドカーが200万円を切れるか?」が話題になっていたのに、このアクアは、軽自動車のハイグレードカーとほぼ変わらない値段になって登場してきました。

コストにとにかく気を使っているのは、そこここに現れています。
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固定式のシートベルトアンカー

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今どき珍しい、直線基調のインパネ。

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一歩間違えれば、あの悪夢の「現行Vitz登場時の真っ黒インパネ」になってしまうところなんだけど・・・

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色使いがすごくいいんです。
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シートの色も、写真のモデルよりも全然いい組み合わせのものもありました。
久々なんじゃないですかね。
「女性が車の色で選びたくなる新型車」って。
シート表皮の色使いだけじゃなくて、ボディ色もものすごくビビットなヤツが街を走るようになりました。このアクアが登場してくれたおかげで。
みんなもう、飽き飽きでしょう?「ねずみ色(灰色あるいは、シルバーとも言う。)」の車が増えた街並み。

後席の頭上空間も私が座ってみたところ・・・ホンダインサイトよりも楽に座れると感じました。

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インサイトの後席は、男性を座らせることができないんですよね。頭が当たっちゃって。

プリウスに比べても「普通の車になろう。」としています。
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「シフトレバー」がちゃんとあるもんね。
実は、2012年モデル以降のプリウスでは、少々困ったことが起きています。これはまたの機会に。

荷室はこんな感じ。
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横方向にゴルフバックを入れることはできないです。
車両の幅寸法がプリウスに比べると狭いことが影響しています。
それでも、だいぶ床面は一生懸命下げようとしている努力はわかるんですけどね。

ホンダ式ハイブリッドの3つの特長
1)低コストである
2)システム全体が小型化できる
3)「エンジンorモータ」切り替え方式ではないため、自然な走りができる。
この3つのうち、1)は、力業で消し込まれました。
確実に残るのは、2)
最後の3)については・・・

このアクア、かなりいい走りをします。
とにかく「軽い!」んですよ。車全体が。
それと驚いたのが「自然に踏むことができるブレーキ」です。
回生協調制御が行われているブレーキで、一番優秀なのはリーフだと思っているのですが、このアクアも相当いいです。安心して踏むことができ・・・・あれ?
どうも、個体差があるみたいですね。登場直後に乗った時は、感激したのですが。
あるいは、インサイトの年次改良の方が凌いだのかな?
インサイトの方がブレーキはいいみたいです。

ただ、「燃費レーサー」を意識しているのか、「車体に比べて、かなり細いタイヤを履かせている」印象は、常についてまわります。
タイヤを・・・銘柄を換えるというよりは、「より幅広」の寸法にするだけで、だいぶ印象が変わると思います。
前回の「フィットシャトルハイブリッド」でも述べましたけど、もし、「気分良く走ることができるハイブリッドカー」を求めるなら、やっぱりインサイトかなあ。このアクアの軽さもすごくいいけど、インサイトの方が「踏めるハイブリッドカー」です。

でも、ここ数年の「ハイブリッドカー全盛時代」を見ていて思うのは・・・
「経営者の選択で、ここまで企業業績は変わるものか」

少なくともここ数年の「日本市場だけ」に限定しても、売れる車の法則っていうのはあまりに明快なんですよ。
1)低燃費を謡える技術を持っているか(ハイブリッドやディーゼル)
2)その「低燃費技術専用」の車両を”新規”開発したか(グレード追加投入ではない)
3)「低燃費車」と一発でわかる「専用車」を投入できたか(プリウスやこのアクア)

車の大きさは・・・実のところ、そんなに大事じゃないと思います。
「軽自動車がついに日本市場の4割越え」っていわれて久しいですけど、確か軽自動車そのものの生産台数って、20年前からそんなに変わっていなかったはずですよ。
登録車の台数が減っていって、軽自動車の割合が多くなったように見えてる。

事実、アクアやプリウス、あるいは「ハイブリッド専用車」(に見えるようになった)新型クラウンが相当量売れているんですから。

このどんどん貧しくなっていく日本において、「魅力ある商品」(=経済性)にフォーカスした製品を投入し続けることができたかどうかだと思うんですよね。

どちらも時期をおかず、「ハイブリッド」という技術を20世紀末に手にしていたトヨタとホンダ。

「2012年は、過去最多の4輪生産台数」とかって言って、現経営陣を延命処置するのかい?

技術者や、販売の最前線の問題じゃない。
「日本でしか勝負できない車(軽自動車)」に全リソースを注ぐことは危ない。あのスズキですら、数年前にその状況から意識的に脱却しているんだ。
「同一型式のエンジン生産台数では、世界一」の会社が舵を切っているのに「2車種で、軽自動車NO.1になったぜ。俺達が本気を出せばこんなもんさ。」って、「物まね&ノスタルジー」にすがっている場合じゃないだろう。

このアクアに乗って・・・これを作った会社に敬服すると共に、ますます「大丈夫か?Honda」って気分になったよ。

F1とNSX復活?
そっちじゃないぞ。行く方向は。
「初代CIVIC」の開発の時に偉大な創業者は、なんと言っていた?
「排ガス規制は、全世界のメーカがゼロからのスタート」

ハイブリッドだって、そうだったはずだ。
しかも、世界でたった2社しか量産できないという武器を持っていたのに・・・

頂点に立てたはずだったんだ。
ヨーロッパで台頭してきている「小排気量ターボ」の技術も持っていて、ハイブリッドの技術も持っていて・・・全方位の技術開発をしていたはずなのに。
このアクア&プリウスに完膚なきまでにたたきのめされて・・・きっと、「トヨタの特許切れ技術」を使って、「似たようなハイブリッド」を出してくるつもりなんだろうね。
「物まねはしない」と言い続けた偉大な創業者のことなんて忘れて。
先日”「大人4人」+「ゴルフバック3個」を積むことができて、できるだけ小さな車”という条件で借りる車を探さなければいけなくなって・・・選択したのがこの「フィットシャトルハイブリッド」です。
・・・・・借りたくない。
本気でそう思っていました。
だって、あの「良くできているけど、残念な車」Fitの・・・胴長版。
「こんなおかしなデザインの車をなんで借りなきゃいけないんだ?」って思いながらも、仕方なく指名しました。
その条件自体は、見事にクリアしてみせましたよ。さすが「ただでさえ、荷物が一杯載せられるFitをダックスフンド流に胴長にして、荷物室を拡大してみました。懐かしのシビックシャトルから、お名前拝借です。世代交代(シビック日本導入断念)を印象づけるために」って感じです。
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すごく低い位置で開くテールゲートと、なにしろ奥行き寸法があります。荷室が。標準Fitに比べると。
トヨタのハイブリッドカーに乗っている人たちに見せびらかしてやりたいですね。こんなに低い位置で、ゲートが開けるハイブリットカーなんて無いでしょう?あっちに。「Honda式ハイブリットだからこそできる必殺の武器」なんです。これ。

この写真は、たまたま後席シートを倒していますが、実際、大人4人+ゴルフバック(フルサイズ2&女性用1)を載せて移動ができました。シートを倒さずに。
たぶん、後方視界を塞ぐぐらい、無理をすれば、フルサイズのゴルフバック4本を収容可能だと思います。
参考までに、先代カローラセダンであっても、それぐらいは全然可能なんですよね。実は。(あちらは、ゴルフバックフルサイズ3本ね。)

「夏の直射日光ビーム浴びまくりのハッチバック車」にどうしても乗らなきゃいけないぐらい、みんな、そんなにお買い物するのか?日本経済に役に立ちまくりなのか?みんな。
とは、思います。時々。

でも、このフィットシャトルって、ホンダの「Fitベース車シリーズ」でどのような役割分担なんですかね?
「正直、よくわからないんだよなあ。フリードだって、7人乗りなのにシートを折りたためば、荷物をたくさん載せられる車だったし。なんで似たようなデザインの似たような形の車を一杯出すんだろう?」

まあ・・・「高さ方向は、フリードシリーズ・長尺物を載せられるのが、この胴長シャトル」という振り分けで製品企画書が通ったんだと思うんですけどね。
実のところ・・・「次期ストリームで、その役割って負わせられたんじゃね?」

ストリーム・・・フルモデルチェンジも迷ってるみたいだし。
どうなっちゃうんだろう。Honda。登録車で売ることができる車両そのものがなくなってきているぞ。
アコードも廃形にしちゃったし。

シートは、本革・・・なのか?とにかく上質感がある表皮を使われていました。
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最初のうちは、「別に乗ってしまえばシートの表皮なんて見えないんだから・・・とにかくシートとして、しっかり機能してくれることが優先だ。」と気にも留めていなかったのですが・・・
何度か乗り降りするたびに、この上質なシート表皮を見ていて、気分が良くなってきましたよ。
このあたりが、「他のFitベース車両との差別化」ポイントなんでしょうね。「少し高級なFit」って感じです。

この車両のハンドリングについては・・・語るのをやめておきましょう。スタッドレスタイヤを装着されていたので、タダでさえ「フィードバックに乏しい」ステアリングフィーリングが、なおさら薄くなっていましたから。

現在生産されているHonda車のハンドリングすべてがダメなわけじゃないんです。
最近、ストリームインサイトに繰り返し乗る機会があったのですが、どちらも非常にいい走りをします。とくにインサイトは、現在生産されているハイブリッドカーの中で最もいい走りをする車なんだと再確認しました。(あのCR-Zではない。)
トヨタ・カムリも相当に良かったですけどね。それはまた後日。

インサイトに比べると・・・システムは同じハズなのですが、このフィットシャトルのハイブリッド機構は、若干「ハイブリッドがアシストを開始する」瞬間にギクシャク感がわかってしまう・・・ショックが体に伝わる車両でした。
まあ、年次改良の具合が違うのかもしれないですけどね。ここのあたりは、最新版では抑えられているのかもしれません。

「コンパクトカーと軽自動車が世の流行だけど、もう少し荷物が積むことができるハイブリッド」が欲しいという人たちに、見事に「Fit」する車両なんだとは思いました。
確かにありなんでしょうね。コストを考えた上でのこの商品企画。
燃費は、16.5km/Litterでした。

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このクラスの「セダン」って、もはや絶滅危惧種なんですね。
まあ、確かにこのアクセラセダンも目の前に持ってこられた時に・・・「ハッチバック?」って思うデザインになっているし。(正直、なんでこんな小さな”トランク”開閉部が取り付けられているのかちょっとよくわからない。わざわざ後ろに回り込んで考え込んじゃったんだけど。)
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あ、カローラと同じ?
いやいやいや。カローラ、だいぶ小さくなっちゃいましたから。このアクセラより。
既に最新鋭カローラは、何回か乗っているのですが、このBlogでのコメントは・・・・
もうちょっと借りてからにしましょう。アレ。

「似たような大きさのセダンは・・・・」頭の中の記憶をたぐり寄せると・・・三菱自動車のギャランフォルティス。
ぐらいしか思い浮かばないぞ。ついに。いやいやいや、ひょっとして最新のインプレッサセダンも同じぐらいの大きさかも。
この2つぐらいなのかなあ。もう。これぐらいの大きさのセダン。

初代アクセラはだいぶ長く販売されて、おかげさまで私もだいぶ借りることができました。
が、この2代目は・・・・アテンザの時にも同じ事を書いたような気がするのですが、なんか急に影が薄くなっちゃったんですよね。現行モデルになって。
結局、なんでかレンタカー会社でもよく初代モデルをごく最近まで貸し出されてしまって・・・
やっと先日乗ることができましたよ。現行アクセラ。

時々書きますが、私、マツダの車が好きです。
この「影が薄くなった」現行アクセラであっても、やっぱり乗り始めた瞬間に「ああ、素直な動きをする車だな。」って思わされました。
すべての・・・そう言いきっていいと思います。マツダの車に共通している感覚。
「車の運転をするのが大好きな人たちが、車を作っているか?デザイナーの人たちも設計の人たちも、テスターの人たちも、そして工場の皆さんも。」

今のHondaには、望むべくもない感覚がマツダの車なら全車に残っている。
(Hondaは、一体これからどうするんだろう?”売る車がなくなった。”状況に陥っているように外から見ていると思うけど・・・・まあ、いいのか。”物まね”の軽自動車の生産が追いつかないから。)

この車には、すごく驚かされることがあって・・・
「エンジン音が静か」です。ものすごく。助手席に座っていた人も、すぐに気がつきましたから。
エンジン音が静かすぎて、ロードノイズが耳についちゃうんですけどね。(タイヤをBSレグノに履き替えたくなる。)

モデル自体はだいぶ時間が経過してしまっているんですよね。もう末期なんだと思います。ダッシュボードのデザインを見ていると。
先代の初期型みたいに「ボタンを並べるデザイン」からは、だいぶ「普通の日本車」になったダイヤルもだいぶ使われるようになっているのですが・・・
なぜ「LED表示が真っ赤」なんだ?
まあ、この辺も「輸出を最優先しなければならない」会社の事情が反映されていると思います。
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「セダンが売れない」時代と言われて久しいですが・・・確かにそうかも。後席の足下空間とかを考えると。小さくなった最新鋭カローラの方が、広いように思えるし。
「アクセラを買う」って決めちゃっている人は、「ハッチバックにするかセダンにするか」結構迷うのかもしれませんね。
迷う・・・んだろうか?

スペース効率を考えると、もっと「車体が小さいのに広い」車はいっぱいあるものなあ・・・21世紀の日本車は、そこに邁進しちゃっているしね。
ただ、「ガツガツ走る」んじゃなくて、「毎日の通勤を気分が高揚しない程度に気分良く」走る車なら、ちょうどいい大きさだと思います。このアクセラ。
モデルチェンジする時には、「ハイブリッドに負けない低燃費」をポイントに抑えたら、結構いけるんじゃないですかね。「燃費最優先車のあの”額に迫るフロントシールド”」に圧迫感を覚えている人たちは、結構いると思いますからね。

燃費は、11.12km/litterでした。