現行LEGACYは・・・・登場して数年が経過しますが、みなさん「格好いい」って思いますか?
どおりで「OFF」のボタンがついているんだ。ま、私はOFFにしないで済む運転に変更しますけどね。
とりあえず、ただのクルーズボタンのようだ。CRUSEを押して、ある速度域にきたら、SETスイッチを動かす。
この瞬間。。。。猛烈に感動しました。
真っ平らの荷室。
この「P」マークのスイッチ、電動駐車ブレーキなんだそうです。(スピンターンができない車両ということになる。)
このLEGACYという車両は、どの個体も、ものすごい走行距離を走っています。
私は実車を初めて見た時に「なんでこんなカッコ悪い車が出てくるんだろう。現代日本で。ホンダのステップワゴンと共に醜悪なデザイン1・2を競ってるぞ。」って思いました。
あれから何度もこの車に乗っているんだけど・・・いまだに「先代の方がずっと格好いい」って思っています。
富士重工業(いや、スバルか)は、すべての日本企業が円高に苦しめられたここ数年間のうちに業績を伸長させることができた数少ない製造業の会社です。
その源泉は・・・少なくともデザインの力じゃないんだな。この後のインプレッサでもデザインチームは、おかしな線を引いているから。(あれ、ほんとに一体誰がやらせているんですかね?)
「ものが有り余っている時代、みんなの所得が年々下がっている時代にどのようにして生き残っていくのか」を体現して見せている工業製品です。現行LEGACY。
「日本人の独自技術」と言い切っていいあのEyeSight Ver.2は・・・・
最初、レンタカー会社の方に「あ、ええ・・・やかましいんですけどね。」というよくわからない言葉と共に送り出されました。

「一体なにを言ってるんだろう・・・・」
という疑問は、数分後には解消されました。
EyeSight Ver.2は確かに一般道であっても作動しているんです。カーブにくると「ピー!」とけたたましい警告音が。
「????」
この機能って、カーブの侵入や、道路の白線を見張っているんですよ。常に。速度に関わらず。
これ、煩わしいと思う人がいるかもしれませんね。

「機能がてんこもりで、それを使いこなすために取扱説明書を読まなければならない」という家電的な品物だったらヤだなあ。EyeSight。
まったく取説を読まずに高速道路に進入。さて、このステアリングスイッチはどう使うんだ?

で、慎重にアクセルから足を離すと。。。フムフム。普通のクルーズコントロール開始。
前のダンプが迫ってきた。。。。どうなるんだ?
おおっ!ちゃんと前方のダンプの速度に合わせてスピードが落ちた。
試しに追い越し車線にそのまま出てみると。。。再び設定速度に自動で増速。へ~、こりゃ便利だ。
どうもこのCANCELボタンの脇にある横棒ボタンが車間距離の設定になるらしい。とにかく一番車間距離を取るようにセットしよう。
高速道路を一気に200km程走行。
片足を完全に離しておけるっていうのは、だいぶ楽だねえ。車線をはみ出ると、いちいち警告音が出るってことは。。。もうすぐステアリング側も自動制御できそうだね。
高速道路を降りて、速度を55km/hに変更。最初の信号停止にやってきて。。。どうなるんだ?

念のため、ブレーキに足を載せていたのですが。。。。全くその必要がなかった。ちゃんと前走車に合わせて0km/hになった。恐ろしいくらいスムーズに完全停止した。
なんと言ったらいいのか。。。カタログでは「前方の障害物を認識すると自動でブレーキをかけます」という表現になると思います。
しかし、非常に高精度なんです。その制御の仕方が。
だって文章で表したら「停止します。」だから、どんなブレーキの掛け方でも全然構わないんですよ。
でも、このEyeSight Ver.2は、「乗っている人たちが不快に感じないように」慎重にブレーキをかけます。
ほとんど体に揺れがなく、完全停止しました。
試しに青信号になっても、アクセルを踏まないでいると。。。あ、やっぱり全く走り出さない。
ここで、クルーズコントロール機能を完全にOFFにしました。
「日本人が独自に考案したカメラを使った自動ブレーキシステム」という紹介の仕方になるんだと思いますが。。。。私はその「目に見えるハードウエア」を作った人たちだけでなく、ソフトウエア技術者の皆さんを讃えたいです。
このEyeSightだけでなく、LEGACYにはソフトウエア技術者の皆さんの細やかな心配りが感じられるスイッチがもう一つあります。
残念ながら撮影していなかったのですが、シフトゲートのところにある「ダイヤル」です。
このダイヤルをまわしていくと。。。
本当に車の性格が変わります。単にエンジンの燃調マップを変更しているだけではないです。
ステアリングとアクセルだけでなく、ひょっとしたらダンパー周りのセッティングも変えているのかもしれません。そのダイヤル操作で。
「i」のモードで走っていると、燃費走行なのか「ちょっと力が足りないかも」とは思うときもあるんですけどね。(そういえば、燃費が2012年モデルから大幅に向上しているようです。それまではどんなに静かに走っても11km/Litterに届かなかったのですが、2012年夏以降に借りた車両は、すべて14km/Litter近くまで伸びています。最初はなにかの間違いかと思ったんですが。)
すごい車だと思います。本当に。
日本は、「モノ作り国家」なるうそぶいた言葉で(そんなものとっくの昔に消滅しているのに)「目に見えるもの」「手に取って重さを感じられるもの」にしか注目せず、黙々とディスプレイの前でコードを打ち込んでいるソフトウエア技術者を軽んじてきた。
でも、富士重工業は違ったんだなあ。
ディスプレイの前でコードを打ち込むばかりでなく、実際に自分たちで車の運転をすることが大好きでなければ、あんな自動ブレーキの掛け方はしないだろう。
本当にすごい車。LEGACY。何度も何度もその言葉を使うけど。
この分野での定番であるポイントも外装はカッコ悪くなっても、ちゃんと押さえてる。

リヤゲートフックのところでも引っかかりがないデザインになってる。

一つだけ、残念なことがあるんですよ。ええ、あの「カッコ悪い外装デザイン」以外のところで一つだけ。
はい。質問です。

「どう操作するか」一目で分かりますか?皆さん。
日産リーフのパーキングブレーキデザインにも戸惑いましたが、まだあちらの方が慣れが早かった。
このスイッチ、かがんで撮影を行ったので、白い文字が読めますけどね。
運転席に座って、上方から「パーキングブレーキってどれなんだろう?」と探しまわったあげく。。。
結局、何年経っても「パーキングを効かせるって、引くんだっけ?」と試しています。(実際には文字に書かれている通り、逆の動作。)
最初は、「スキー場が集客に苦しんでいるというけど、今でもみんな、冬になるとこの車を指名するんだな。」って思っていました。
ただ、何回か借りているうちに気がついてしまったことがあるんです。
「今日も結構距離を乗ったのにあまり疲れなかったな。」
同じことを。。。。一台だけ自然に思った車がある。
そう。SKYLINEとこのLEGACYだけは、一日の走行を終えた後に自然と「あまり疲れないで済んだ。」と思うことがあった。
車両の大きさがそう思わせるのかと思ったけど。。。。最新のマークXは。。。そうじゃない。旧型に比べると、だいぶ車体の動きもよくなったけど。
「なぜそう思うのか?」
明快な答えが出せないです。
でもSKYLINEとLEGACYは疲れない車だと思っています。何度乗っても。
フーガも。。。あれぐらい車体が大きくなると、逆に気を使うことも増えてしまう。。。からなのか?
自然とは思えなかったなあ。「疲れなかった。」とは。いつか書きましょう。フーガのお話も。
















































