トヨタのシエンタって・・・・まだ生産していたんですね。私の中ではとっくに廃型・・・スズキソリオと同じぐらい地味な存在。
あのソリオは、その後モデルチェンジして大変好調なんだそうです。売上が。
このシエンタは・・・・いろいろと驚かされました。良い意味で。
「この仕上がりじゃあ・・・確かに廃型にはできないし・・・かといってフルモデルチェンジは・・・担当者、責任重大になっちゃうぞ。」って思わされました。ほんとに。

繰り返しますけど、私は3列シート車が嫌いです。
どうしてもって場合は・・・「できるだけ車高が低い3列シート車」を選びたい。
でも・・・あの手の車両は、3列目のシートへの乗り降りもしにくいし、なによりも荷物がほんとに積めない車両が多いんですよ。特に3列目のシートを畳んじゃうと、縦方向の寸法がほとんどなくて。
ところが・・・・このシエンタは・・・・最初はなにも期待しないで借りたんです。
で・・・・シートを倒したら、自転車が入ることがわかってしまった。しかもかご付きのヤツ。
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これ・・・・なにがすごいって、「自転車を立てた状態で納められること」だけじゃなくて(しかも繰り返すけど、この車、シートが3列あるのに自転車が入る。)そのシートのたたみ方が、ものすごく簡単なんです。
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2列目も3列目も簡単な操作で「床下に」シートが収まります。取扱説明書なんて、読む必要がなかった。
ホンダ ステップワゴンの3列目の収納の仕方にも、ものすごく感心させられたけど、あちらはちょっと・・・畳むのに考えさせられました。その方法。

残念ながら、シートを畳んだ後の「フラットな状態」の写真を撮っておくのを忘れた。
ただ、フラットな状態の床を見て・・・・
「確か・・・この構造のシートって、どこかでみたことがある。だいぶ前に」と頭の中をグルグル。

思い出しました。
「ファンカーゴ」です。それと・・・たしか、モデルチェンジする前までのラクティスもこんな感じのシート構造だったと思う。
ファンカーゴの時は、あまりに残酷な2列目シートに「ああ・・・この車は、”バン”なんだ。俺は今、バンの後席に乗っている。そう言い聞かせるんだ。自分に。」って思ったものだけど、このシエンタは、ちゃんと座ることができます。
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ちゃんと3列目の足下空間もあって、大人が座ることができる構造になっているんです。3列目シートも。

すごいなあ。
本当に感心させられました。シエンタ。
「あまり大きくない3列シート車なのに、人も荷物もしっかり載せることができて、車高もそんなに高くないから、高速道路で横風を受けても安心。」っていうまとめができます。古い古い車のハズなのに。

癖もないんですよ。走っていて。たいてい、このような3列シート車って、フロア剛性とか、ブレーキの掛かり方に一言言いたくなるものなのですが。

作った人たちがねえ・・・まさかこんなにご長寿になることを期待して作っていたとも思えないんだけど。
っていうか、登場した当初から「こんな寸法の3列シート車なんて、まともに大人が座れないだろ?」って思っていて、近づく気もなかったですもん。
なんか「中途半端な大きさな3列シート車だなあ。」って思ってました。

時間がかかって、時代にマッチしちゃったんでしょうね。逆に。この「新車登録台数の5割近くが軽自動車になってしまった。」21世紀に。

もし、この車をフルモデルチェンジをするとなれば・・・アイシスとの統合とかになるのかなあ・・・
大変大変責任重大ですよ。モデルチェンジに関わるメンバーは。
まあ・・・パッソセッテとか、現行ラクティスのメンバーが加わっていないことを祈ります。
特に現行ラクティスは・・・近年まれにみる「フルモデルチェンジして、とてもとてもガッカリさせられた。」車になってます。
あ、そのお話は・・・・・ず~とず~と先にしましょうかね。2回乗ってみて、ほぼ確定なんですけど、ダメな車を書く時って、結構しつこく乗ってからなんですよ。時間をおいて、再度確認してから。

燃費は12.53km/litterでした。

先日のマツダ アテンザよりも大きな4ドアセダンのお話です。
車幅はアテンザと変わらないと思います。
ただ、後方が明らかにアテンザよりも大きいと思いました。乗り込む前に観察して。(長さ方向が大きいボディ)
それも・・・この車、大きいのにFF車なんですね。

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後ろのドアを開けた瞬間に悟りました。
この写真を見て・・・・え?わかりにくい?
え~とですね。ええ、確かにセンタートンネルの高さ方向とかはたいしたことないです。(フラットにすることを意識していない。たぶんボディ剛性で不利になるから。)
幅です。幅。センタートンネルの。

私の中では、先代マークXのセンタートンネルの大きさが衝撃だったもので。
(自分が一番最初に乗ったスカイライン(R30)だって、後輪駆動車だったんだけど。)
この車は、クラウンほどではないけど、後ろの席に乗る人のことを考えている車だと思います。
靴先がシートの先に入れやすくなっているだけではなくて、リヤシートの端が・・・ほら、切り取られているでしょう?
確かに体の出し入れが楽なんです。4ドアセダンとしては。
RX-8のセンターピラーがないあのリヤシートも、実は乗り降りがしやすかった。)
頭のあたりの空間の作り方がね。クラウンを知ってしまうと・・・他のどの車両も「まあ、こんなもんか。4ドアセダンって。」という言い方になってしまいます。

この車両は、確かTVCMでは、「室内のデザインに重点を置いた・・・」という車だったと思います。
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・・・・・どう・・・・なんでしょう?
確かに写真で見ると、木目調がひときわ際立って、かっこよく見えると思うんですけど・・・
大変申し訳ないけど・・・運転中、私は、「木目が・・・目にうるさいな。」って思いながらドライブしていました。2日間。

どうも・・・慣れなかったですねえ。この明らかに「ピカピカ光る木目」調が。
母親の歴代レジェンドを知っているせいか、明らかに「これ、本物の木じゃないよね。レジェンドは、はっきりと本物の木を使っているとわかるけど。」って思わされるんです。このピカピカ度合いが。
なんていうか・・・日産の人たちには「またかよ。」っていう苦言を呈さなきゃいけないんですけど、なんで・・・・こうなんですかね?日産車の内装って。

内装のデザイン・・・という言い方が正しくないように思えてきました。
デザインのところじゃなくて、「生産工場として、ここまでのクオリティしかできない。」ということに対して、デザイナーさんみんなが妥協しているんじゃないか?って思うようになってきましたよ。このティアナに乗っていて。
まだこのBlogでは書いていませんが、スズキのスイフトがあの車両価格で、あのクオリティの室内デザインができることをどうしてか?って疑問に思った方がいいと思います。
すごく生意気な発言ですけど。

メーターは、すごく見やすくデザインされています。デジタルメータではないのですが、照明の当て方がすごく適切で、視認性が高いです。

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で、その隣にあるNAVIシステムなんですけど・・・

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最初のうち、困惑していました。この画面の下にズラッと並べられたスイッチ類に。
「なんでハードウエアスイッチをこんなに一杯並べているんだ?TVのリモコンではあるまいし。だいたい、これじゃ、長年使った後、NAVIが壊れる事態になった時に純正以外交換できないって事じゃないか。その頃には、社外品の方がよっぽど性能がよくなって、価格も安くなってるぞ。」
なんて、ブツブツ言いながら操作していたんですよ。画面上のソフトウエアスイッチを。
(タッチパネルディスプレイになっているのに、なぜかハードウエアスイッチを並べていることにものすごく違和感を覚えていた。)

2日間ドライブしていて・・・・気がつきましたよ。このハードウエアスイッチ・・・ものすごく良く考えられてデザインされています。
正直、「このスイッチ位置とデザインをしたメンバーって・・・ひょっとして病んでる?このスイッチの押し込む深さの具合といい・・・」って思い直しました。

これ、すごいんですよ。「運転席にぴったり背中を付けた状態で、NAVIシステムの操作ができるように」考えられてデザインされています。ものすごく驚きました。いつの間にか画面上のタッチスイッチなんて、ほとんど使わなくなっていましたから。
特にセンターのこの・・・丸くデザインされている部分なんて・・・正直、「iPodのインターフェースみたいにした方が、よっぽど楽に選択処理ができるんじゃないか?」って思っていたんですけど・・・
この十字になっている方が、どうやら安全だと思えるようになりました。
ここのところがスクロールホイールになっていると、逆に運転中にNAVIの操作に集中してしまう人が出てきそうです。

スイッチ類のデザインだけじゃなくて、性能そのものもすごく高いんですね。このNAVIシステム。

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バックモニターって、私、信じない主義なんです。バックする時も必ず目視確認。特にこの車は、全長が長い車ですから。
って思っていたら・・・
このバックモニター・・・見やすいだけじゃなくて、すごく正確です。その距離感が。
このブルーとか、緑色の線を信じて車体をバックさせてしまって全然OKなんです。すごく精度が高い。
最初のうち、じつは全然信じていなくて、目視バックしているうちに「あれ?」って気がつかされる性能を持っていました。
このあたりは・・・車そのものの性能に関わるところではないので、あまりPRポイントにならないんでしょうねえ。
システムを構築してくれた、電気周りの技術者の皆さんに感謝。

大きな車なのに、あまりそれを感じさせない車に仕上がっていると思います。このティアナ。
走行していて気になる点があったとすると・・・「ATの微速からの立ち上がり時のざらざら感。」だけかなあ・・・いや、ギクシャクするとか、なにか体に感じる不具合があるわけじゃないです。
ただ、「他の車両に比べると・・・なんだ?このざらざら感は。」と気がついてしまったポイントでした。

いい車です。ティアナ。正直、なにか不満を覚えるポイントなんてないんじゃないですかね。
ただ、「この大きさの車を買いたい。」人に素直に勧める車かと言われると・・・う~ん・・・
「スバル レガシイや、日産スカイラインに200km以上乗ってから、ほんとにハンコを押すか決めた方がいい。」と言ってしまうと思います。(すいません。レガシイの記事書いてませんでした。何度も借りてるのに。)

実は、現行レガシイに乗るようになってから、「長い距離を走って、こんなに疲れない車ってないなあ・・・スカイラインも疲れない車だったけど。」と普通に思うようになっていたんです。車を降りてから。
それなので、先日のアテンザぐらいの大きさから一つ評価基準が増えちゃっているんですよね。
「長い距離を走って、疲れない車か?」

なんなのかなあ・・・あの疲れない感覚。っていうものが、なにによって作られているのか・・・ちょっとまだ自分の中でわかっていないです。
ま、このティアナに関して言えば、本当に比べるとしたら、マークXぐらいしか標的はないと思うんですけどね。その「車格」という死語を使うとしたら。

時々このBlogで書いていますが、私、マツダの車が好きです。
なぜかというと・・・「マツダの車は、どんな大きさの車両でもしっかり走る」車ばかりだからです。
いや、もうちょっとストレートに言うと・・・「車を運転するのが大好きな人たちが作っている」車両ばっかりだと思います。マツダ車。
今回のアテンザセダンも・・・・

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このアクセルペダルの形状がね・・・わざわざ左に曲がっている必要はないでしょう?普通。
コストを考えたら、他社と同様、「ストレートのアクセルペダル」で十分なハズなんです。
でも、この「少し左に傾いている」アクセルペダルのおかげで、すごく右のブレーキペダルへの移動がやりやすい。
「こんなところにお金かけちゃって・・・だから会社が大変なんだよ。」って思うことが多いんですよね。マツダ車。
日本の自動車メーカーの中でも、突出して海外販売比率が高いマツダは・・・今、ものすごく大変な状況です。
でもねえ・・・こういう「車で走ることが大好き」っていう志をもしマツダが忘れるような事態になったら・・・
あっという間に消滅してしまうような気がします。だってそれは・・「その他大勢の車メーカと同じ」になることを意味するだろうから。

このアテンザセダンは、既に海外では次期モデルの発表が始まっているようです。
なぜか・・・私は縁がなかったんですよね。ワゴンも含めて。
何度かこのアテンザを借りようと指名したことはあるのですが・・・・なぜか当日決まって何かが起こって・・・いつも違う車にさせられていました。
あっという間にモデル末期ですよ。早いなあ・・・

でも・・・なんか、あまり見かけないような気がしませんか?この型。っていうか、初代のアテンザの方がいまだによく見られるというか・・・
私の周りにも「初代アテンザ」を乗っている人は結構いるんですよね。しかもみんなすごくお気に入りらしい。

その理由が少しわかることがあって・・・
このアテンザ、二日間借りていたのですが、その間、駐車場でたまたま「新旧アテンザ」を並べることができることがありました。

よくよく観察すると・・・これ、2代目のアテンザって・・・すごく大きいんですね。デザインはものすごく似ているので、気がつかなかった。

ヨーロッパを相手にしていると、こうやって車はどんどん大きくなっていってしまうんだろうけど・・
ちょっと・・・「買い換え」の人たちは躊躇しちゃうだろうなあ・・・確かに。
代わりに室内スペースや、トランクルームに不満なんて覚えないですね。この大きさがあると。

走っている時に「これぞマツダ車だ」と思うところがありました。
それは、信号待ちからの「初めの一歩」のところなんですが・・・
「すごくダイレクト」です。トルクのつながり方、というか、立ち上がり方が。
スカイラインセダンのような「ドカンとトルクが出てしまって、すごく煩わしい」ということもなく、「とにかくスムーズなんだけど、ピシッとアクセル踏み始めと同時に車体が動き出してくれる。」感じがあります。
それは、ステアリングの反応にしても同様。かなり「遊びがない」です。神経を使うほどのダイレクトさでもない良い具合に。

このあたりが・・・特にトヨタの車に比べると全く違うよな。って思わされます。
トヨタや日産のような規模の大きいメーカーでは許されないセッティングなんだと思わされるんです。マツダ車に乗っていると。
「どんな車も外しが無いトヨタ車」(あのタウンエースを除く)は、「反応がよすぎて、人間のミスを許容できない。」車両は作ってはいけないんだと思います。
まあ、「ステアリングフィードバック?そんなもの興味はないよ。一般のユーザーは、そんなものは気にしていない。」とはっきりその生産車両に示しているホンダ車よりは、よっぽどトヨタの方が良心があるとも思っているのですが。

あ、あと一つ。

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細かいことですけど、「フューエルの白シルク」が施されている燃料タンクレバー、すごく見やすかったです。
最近、この「白シルク」が施されていない車両が非常に多いんですよね。アテンザクラスの車両でも。
「コストダウン」の筆頭にあげられちゃうんだろうけどさ。「たまにしか使わないレバーの白シルク」ねんて。

でも、やっぱりこのあたりの処置が相変わらずされているあたりが・・・
「コストかかりすぎかも。マツダ。大丈夫か?でも、おかげさんですごく使いやすい車に仕上がっているよ。」って応援してあげたくなります。

今の志の車作りのまま・・・なんとか生き残って欲しいですねえ。
ディーゼルの軽自動車とか、ロータリーエンジンのハイブリッドとか・・・
なにか大ヒットにつながる投資を・・・もう、それも難しい状況なのかもしれませんねえ。

今回の記事は、ルノーから販売されているSUV車輌「コレオス」です。
皆さん知ってます?コレオス。っていうか、見たことある?
どうも「フランスのメーカーが海外協力工場に作ってもらって、各国に輸出」しているモデルのようです。

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で、いつものことなんですけど、ハンドル脇の謎のスイッチとか
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ドアハンドルのところにバックミラー調整システムが組み込まれているってのは・・・
まあ、バックミラー自体がものすごくでかくて、非常に使いやすかったので、許してあげていいかも。
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なんでかヨーロッパの車って、専用のオンボードコンピュータが装備されているんですよね。
これ、社外品には交換できないっていうか、耐久性はどれぐらいなんだろう?
コンピュータの下にワイヤレスキーシステムが差し込めるようにデザインされていた点は、「さすが」って思いましたけどね。

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このNAVIシステムも・・・いや、これは壊れちゃったら、なんとか社外品に交換できるデザインみたいだ。
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走り出してみると・・・・最初に頭の中に浮かんできたフレーズは「スムーズ」。
そう、ものすごくすむーーーーーずに加速ができるし、ブレーキを踏んでもこの手のデザインの車輌で多く見られる、「上下方向に沈み込む」不快な止まり方なんて一切しない。
へえ・・・・見晴らしが良いだけではなくて、ボンネットがちゃんと見えるので車幅の見切りが良いんです。
自分の母親(母親はホンダのレジェンドを歴代指名)のような、比較的高齢の女性に勧めたらすごく喜ばれるだろうなあ。って思いながら運転していました。

それと、ものすごく驚いたのは・・・
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ついに「ドリンクボトルがある外車」に乗りました!
さすが「日産ールノー」アライアンス車。
というより・・・正直、これを「外車」と呼んで良いのか・・・そう思えることがいろいろとありました。なにかほんとに心配りが行き届いている車なんですよ。ルノーコレオス。
たとえば・・・
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このエアコンのボタン。
今までの外車だと「なんのボタンなのかよくわからない」ボタンがズラッと並べられていたんですけど・・・
このコレオス、風向き変更ボタンの高さがそれぞれ微妙に違うんです。
だから走行中に前を向いたまま、選択しやすいんですよね。ってあれ?ひょっとして・・・
「単純にボタンの取り付け・成型精度のバラツキ」?
いやいやいやいや・・・そうじゃないと信じたい。ほんとに便利だったから。

非常に静かでスムーズ。いやあ・・・いい車に乗った・・・と思っていたら・・・弱点発見。
都内のファミリーレストランの駐車場に止めて、後席の荷物を取り出そうと思ったら・・・
「ドアを開けない!」
車幅があるんです。結構騙されてた。見晴らしの良さと、大きさを感じさせない外観デザインに。
仕方がないので、左側におもいっきり寄せて・・・(一人でドライブしてたので。ちなみに右ハンドル車です。ちゃんと)

やっとの思いで、外に出て、後席を確認すると・・・
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う~ん・・・まあ、この手の車輌としては、「普通の後席空間の広さ」って言って良いのかなあ・・・
日本のコンパクトカーの方が広いです。(あ、ズバッと言いすぎ?)

カーゴルームは、こんな感じで開きました。
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ゲートが下にせり出してくるってのは・・・・よくわからないです。いいのか悪いのか。
この手の車輌では、なにかそうしないといけない理由があるんでしょうね。

危うく騙される車輌の大きさのくせに後席があんまり広くない・・・っていうか、これはほんとにフランス車と言って良いのか?
等々、動力性能にまったく不満がないところで、頭の中をグルグル廻るフレーズがあるんですけどね・・
やっぱり・・・この車は、「外車」「フランス車」なんですよ。
ほら、このインパネデザイン。
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ダッシュボード前後長をこ~んなに長く取りながら・・・しかも「うねり」があるデザインですよ。
なかなか・・・こんなデザインセンスの車、各国の車両でお目にかかれないでしょう?
まあ・・・・こんな感じで、「傷」も残りやすいみたいですけどね。
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納車後の傷っていうよりは、成形時にできたものなんだろうか・・・ひょっとして。
ま、ほら、そこら辺が外車っぽいでしょ?
「日本車の心づくしが、車両の隅々まで配慮されているのにルノーのマークが付いている車」
ルノーコレオス。いやいやいやいや。乗ることができてよかったです。
外車シリーズは、この車両を含めてあと2つになります。
「スポーツカー」と言ってしまっていいと思います。今回は、シトロエンのDS3です

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ものすごく少ない前後オーバーハングとタイヤがBRIDGESTONE製であることを確認して、分厚いサイドシルをまたがる。

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当然、ドアも分厚くて・・・Aピラーは少々じゃまに感じるぐらいかも。
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この車、メーター周りにすごくお金がかかってます。ものすごく見やすい。それとメーターの上限数値は・・・かなりまじめな数字になってました。(実力値通りだった。)

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がっしりしたハンドブレーキを操作。(なぜか脇にUSB端子が装備されていました。)
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ペダルは、ヒール&トウがしやすかったです。ただ、ベストかと言われると・・・発進時のトルクが細い・・・いや、たぶんクラッチとエンジンマウントのセッティングだと思うんですけど、ちょっとつながりがギクシャク感があるんです。
「できるだけアイドル回転のままクラッチを接続」する流儀なのですが、それをやっていたら、渋滞の高速道路でエンストしてしまって、周りからものすごく注目を浴びてしまいました。
「え?あの黄色い車、今どきATじゃないの?」みたいな感じで、周りがビックリしてた。
結局、1500rpm以上に回転を上げて繋ぐようになってしまいました。
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6速ミッションなんですけど、6速は完全に省エネ(巡航)モード用でした。
握りが太くて、変速時の爽快感なんて全くないです。ただ、シフトリンケージ方式のハズなんですけど、そんなにグニャグニャ感もなかったです。
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で、いつものごとく戸惑う「スイッチが一杯」のコンソール周り(外車はとにかく”ノブ”を使わない。ノブを使った方が、よっぽど自然に操作できるのに。)


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ハンドル左脇のヘッドライト角度調整なんて、いったいいつ操作させるつもりなんだろう。
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ハンドル右側には、ルノーWindと同様の謎のノブが・・・
よくよく取説を読んだところ、これは「上限スピード」を設定するリミッター装置のようです。
ドイツ駐在が長かった取引先の方に聞いたところ、ヨーロッパではとにかくスピード違反の取り締まりが厳しいそうです。かわりに日本よりも上限値自体は高いとのこと。
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シート周りのレバーはものすごくしっかり作られています。やはり体が大きい人たちが相手だからでしょうね。

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ダッシュボードにはもう一つ謎のなにか・・・スイッチみたいなものが・・・
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これもあとで取説を読んだところ「香水入れ」なんだそうです。へ~・・さすがフランス。
で、案の上の「ドリンク置き場がない」車でした。これも。
外国の人たちはきっと「ドリンクを飲みながらドライブ」する習慣がないんですよ。
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バカでっかいルームミラーは・・・なんだろうと思っていたら、自動防眩式のミラーでした。
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「ちゃんと4人が乗ることができるスポーツカー」です。
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感心したのは、後席用の体を支えるためのノブが日本車のように天井側に付いていないんです。確かにこの位置の方が乗り降りとかの時も便利かも。

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天井の4隅にも何か”梁”が通っているようで・・・身長170cmの私だと、ちょっと頭が触れる感じです。
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さて、たびたび「スポーツカー」という言葉を使っていますが、実際のところ、パワー自体はたいしたことはないです。
ただ、この車両は間違いなく「スポーツカーセッティング」の足回りを持っています。
何度かパイロンスラロームをやってみたのですが、修正蛇が必要なく駆け抜けられるんです。ロールがものすごく押さえられている足回りです。
私の中で頂点に君臨しているアウディTT以来・・・あれに比べるとどうしても重心が高いことは感じますが、久々に「完璧」と言える車に乗りました。
パワーがないかわりにブレーキがなによりもすばらしい。ただ「効く」だけでなく、安定した姿勢でABSが効き出す最後までブレーキペダルでコントロールができるんです。

ただねえ・・・2日間助手席に座っていた我が奥様にお話を聞くと・・・
「この車、ゴトゴトして嫌。常に揺さぶられてる感じがする。」
・・・・あまり隣に女性を乗せる方にはお勧めできない車かもしれません。私は大好きですけどね。

燃費は12.50km/litterでした。

大変大変お待たせしました。ものすっごく久しぶりの更新です。
年に一度の大イベントが終わったので、これからは「更新?半年に一回」なんてペースからは、だいぶ間隔を詰められると思います。このBlog。だいぶ乗った車両のメモも溜まっちゃいましたしね。

さて、「外車シリーズ第2弾」は、ルノーの「変な形の車」Windです。
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二人乗りのオープンカーです。

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しかもマニュアルミッション
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しかもサイドシルが分厚くて、乗り降りにちょっと気を遣う。

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当然、ドアも分厚くて・・・

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スポーツカー?
スポーツカーなのか?ひょっとして!

・・・・左ハンドル車を一日操ったんですけどね。

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期待を持たせてスマン。この車は、「スポーツカーではありません。」
排気音もエンジンも「普通」だし、なによりマニュアルミッションが・・・「FF車のシフトリンケージ方式」であることがモロわかりの「グニャグニャ」感。
「そういえば、最初にVTECが搭載されたホンダ インテグラのマニュアルシフトがこんな感じだったよなあ・・・」と遙か20年ほど昔に思いを馳せました。

時々ルノーって、「こんな変な形の車、いったい誰が乗るんだ?」って車両を出してくるんですよね。
友人で初代TWINGO(あれも変な形だった)が登場して、すぐに購入した人がいるんですけど・・・
周りのみんなが猛反対。
「お前・・・フランス車なんて買っちゃって・・・これから苦労するぞ。壊れまくるぞ。」ってさんざん脅かした「初めて買ったルノー」は・・・その後10年以上乗っていたけど、そういえば「壊れて困った。」なんて話は一回も聞かなかった。
最近ドイツの「企業グループ名と車両ブランドが違う」会社の車に乗っている友人が、「故障が多くて困る」とさっさと日本車に戻ったのとはぜんぜん違うんだよね。実は。フランス。

この「新型車」Windもいったい誰をターゲットに・・・あ~・・・わかっちゃった。
「マイクラCC」の後継車なんだ。ヨーロッパには、これぐらいの大きさのオープンカーを求める市場があるんだ。

「マイクラCC」とWindじゃ形が違いすぎるだろう?って???
いや・・・シートです。すごくがっちり作られていながら、体全体を包み込むシートに座っているうちに「なにかこの感覚・・・以前にあったような・・」と思い当たりました。
マイクラCCは本革で、もっと感触がよかったんですけどね。

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ワクワクは全くしないです。この車。着座位置も特別低いわけじゃないし、足回りもガチガチじゃないし。
でも、すごく自然に走る。なんていうか・・・旋回させる時に不安感を抱く要素はまったくないんです。明らかにファミリーカーのパーツを流用しているはずなのに。
ただ、「日本車と違って、ちょっと困る」ということがいくつか・・・
まず、もはや「外車に共通」していることなんだと諦めることにしたんだけど、やっぱりドリンクホルダーがない。
今回もレッドブルを開けてしまったあと、ウロウロ。

それと、とにかく操作系が・・・わかりにくい。というか、わからないし、わかろうと思える感じの配置じゃないんです。「ボタン」が。
「ボタン」ですからね。「ボタン」。
繰り返すけど、「ひねるタイプのスイッチ」とかは一切付いてなくて、とにかく「ボタン」。
さっきのシフトレバーのところの写真を見てください。
シフトレバー上部に「ボタンが左右に2つづつ」ついているのわかりますか?
これ、なんだと思います?
「サイドウインドーを上下するボタン」なんですよ。こんなところについてるんですよ。ぜんっぜんわからなかったですよ初めのうち。

・・・・なんなんですかね?ヨーロッパでは、この「ボタン」をズラッと並べるのが「当たり前」なのかな?
いや、まあ、ハザードランプスイッチがかっこよくデザインされているのは、さすがなんだけど。

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ダッシュボード上段にラジオの表示も込みのコンピュータシステムが搭載されてしまっているから、社外品になんて交換できないんだろうし。
(というか、社外オーディオシステムを組み込むことを前提にデザインされてない。)

ハンドルの脇にある謎のボタンは・・・結局謎のままだった。

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残念ながら、激しい雨の日で・・・せっかくのオープンカー構造を試すことができなかった。
二人乗りの車で、座席の後ろの物入れスペースは、こんな感じです。

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この車が売れるかっていわれると・・・
「売れないだろう。絶対。」
でも、出すべき要素がヨーロッパにあるんでしょうね。しかも、このWindって、アジア地区ではどうも日本でしか売ってないらしいです。
今や完全に「世界経済は中国を中心に回ってる」状況なのに、中国では売ってないんだそうです。

うれしいですよね。正直。
ほんとは、こんな車に女性が乗ってくれればなあ・・・って思います。本当に。
街にこんな「変な形の車。でも色使いがいい」車が増えていってくれたら、みんなが再び「車に感心」を持ってくれるような気がするんです。
なんか・・・みんなが元気になるような気がするんですよ。この変な形の車が街を走っていたら。

まずはAT車の追加投入かなあ。それとユーロ高に合わせてもう少し価格を下げて・・・
本当に必要なのは、右ハンドル車なんですけどね。
最近で言うと・・・BMWのX5ディーゼル車でしたっけ?右ハンドル車を投入したら、大幅に売上が増えたの。

少しRENAULT JAPONの皆さんに期待しています。(実態は日産の皆さんか?)
なんたって、あの「ルノー メガーヌスポール」をついに右ハンドルにして、日本に持ち込ませちゃうメンバーが揃っているんですから。
どうにもこのBlogの更新間隔が開き気味で申し訳ないです。ほぼ更新されることはないのに、毎日たくさんの人が訪問してくれることに感謝です。
今は、古いトヨタスターレットをバラバラにする作業を進めているので・・・記事にしたい車の記録が溜まっていくばかり。

予告をしておくと、このBlogはこれからしばらくは外車コーナーが続きます。
その第一弾が・・・これ!
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「普通免許で運転できる世界で一番小さい4輪車」ドイツのsmartです。
私は、「軽自動車枠廃止論者」ですが、その理由の一つが、このsmartです。
「体の大きなドイツ人が、自国で特に何か”軽自動車枠”のような規制があるわけでもないのに生み出してきた、世界で一番小さい4輪車」がヨーロッパで生み出されたということが・・・

このsmart、「こんなにちっこいのに、日本にやってくると1000ccと同じ税金がかかる。道路専有面積は、軽自動車よりも小さいのに」
まったく・・・まったくおかしいと思います。「ガラパゴスの規制”軽自動車枠”」は。

なにか世の中は、日本の携帯電話を「ガラパゴス携帯」なる言葉で軽んじているようですけど、「日本の軽自動車枠の方がもっとガラパゴスな規格」だとは、なんで誰も声を大にして言わないんですかね?
あ、いろいろ都合が悪いんだ?地方に直接落ちる税金の筆頭だし。軽自動車税って。

「日本の道路の40%を占める車両群は、あまりお金を払わずに日本の道を走っていて、残りの60%の人たちが、道路行政に関わる費用を負担している。」この現状を全くもって肯定してしまうシステムっていうのがねえ・・・あまりに不公平だと思いませんか?

日本の軽自動車って・・・・本当に良くできています。すごくがんばってる。
なんていうか・・・私はたまに日本の軽自動車を「ラーメン」にたとえることがあるんですよ。
日本の食文化「ラーメン」って、すごいじゃないですか。「小さな器の中一杯に創意工夫が詰まっていて、激戦の中、各店が本当に一生懸命がんばっている。」って感じが。

あれにすごく似ているんです。日本の軽自動車。
お上から与えられた枠の中で、一生懸命がんばっちゃうぞ。俺達。なんたって、どんどん貧乏になっていく日本人の交通網を支える基幹だからな。世界には全く輸出しなくて良いんだ。外に目を向けるな。」

そう、「お上から与えられた枠」
それも、日本が激しく疲弊した終戦後、間もなくしてから。

あれから何年経ってる?
その間に体が大きなヨーロッパの人たちが、「自主的に」「自分たちで考えて」この小さな車を送り出してきた。

「目指すもの」が全く違うと思います。このsmartと日本の軽自動車は。
車って、外形寸法が大きい方が、なんでも有利なのにね。(あの日本のお家芸”ハイブリッド機構”だって、ある程度の車体寸法がないと収まらない。)

扉を開けた瞬間、それを感じますよ。
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「小さいから・・・”貧乏な人たちが乗るから”みみっちく作らないといけないだ。」
という考え方なんて、微塵もありません。このsmartは。
ものすごくすべての部品ががっちり作られているし、なにより「デザイン」されてる。グローブボックスのボタン一つとっても。
だだねえ・・・なんでか、「缶コーヒーを置く場所」が無い車だった点が・・・ドイツ人は、走行中にドリンクを飲んだりしないのか?

シートに座ってみると・・・
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すげえや。まったくボンネットが見えない。
「短いボンネットが気になるようなことは、まずありえない。」のはその後、数日乗っていて、事実だと確認できたんだけど・・・・
それにしても、確認せずにいられなかったです。「運転席から見た時にいったいボンネットはどこまで伸びているんだ?」

走り出してみると・・・残念ながら激しく違和感が。
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このミッション・・・・+-の方向に操作して、いちいちシフトチェンジしていかないとダメな機構・・・なんだ?2ペダルMT?

って思っていたら・・・しばらくして気がついた。
+-の指示の真ん中にレバーを置いておくと・・・自動変速してくれる。ものすごく違和感がある変速の仕方だけど。

この「ガクガク感」って・・・ああ、そうそう。
フィアット500で感じたものそのものだ。
なんて例えたらいいのか・・・え~と・・・「いすゞ エルフのAT車」と全く同じ感覚です。
このsmartやフィアット500の購入を考えている人は、先にレンタカー屋さんでエルフのAT車を借りることをお勧めします。

「ロボットAT」なんですね。「誰か人間が操作したことを記憶しておいて、それを車が自動実行してくれる」変速機構。

・・・・日本製CVTを導入しろ!
って声を大にして言いたい。この点だけは。
たぶん、「生まれた土地」の考え方なんです。あのフィアット500にしても、現地では、たぶんあのミッションの方が具合がいいんだと思います。

市街地では、小回りがきいていいけど・・・この「車体の短さ」は、高速道路ではどうなんだ?
久々に・・・「高速道路を走ることに不安」を感じる車に乗ってしまった。

不安に思いながら、首都高速道路に乗ると・・・おおっ!
これです!このステアリングインフォメーションなんですよ!私が求めているのは。
あのアウディTT以来の感覚。
「できうる限りまっすぐ進ませようとして、ステアリングを切ると”ほぼ反応遅れがなく”(反応遅れ自体はあるべき)しっかり路面状況を返してくれる。」ステアリングフィーリング。

これが・・・「日本の軽自動車枠に収まらない」車体幅を持つゆえんなんだなあ。
それと太いタイヤがだいぶ効いてるみたいだ。

ただ・・・あ~・・・やっぱり・・・
だいぶ揺さぶられます。ショートホイールベースなので、覚悟はしていたんですけど。
Mini Oneでも相当揺さぶられましたけど、(上下方向・・・というより前後方向のピッチング)トヨタiQに近い感覚。
ただ、iQに比べると、こちらの方が疲れが少ないように感じます。
iQは、どうしても「お尻が沈む」ところに気を使っちゃうんですよね。

この車両は、「オープンカー」の構造を持つ車でした。
「オープンにするための作業」自体は簡単だったんだけど・・・(電動キャンパストップが折りたたまれていく構造。)
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どうなんですかね?

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あんまり「空が見える。外から見られてしまう。」感覚がないオープンカーってのは。
私はオープンカーが大好きなのですが、このsmartのカブリオレは・・・「あんまりありがたみが感じられないオープンカー」だと思います。

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キャンバストップ自体の作りはいいのですが、ボディ側のところからは、「隙間が見える」構造になっています。
「巻き上げた水」がひょっとしたら、車室側に入ってくることもあるかもしれません。
「荷物置き場」はこんな感じ。
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燃費は・・・高速道路を全開で踏むような走り方をしていたせいか・・・あんまり良くなかった。
12.25km/Litter。

それよりも気になったのは、ガソリンタンクへのアクセスが・・・キーを使わずに外部から簡単にアクセスできてしまうこと。
いいのか?これで?
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「軽自動車枠に収まらない軽自動車より小さな車」に対して、「で、この”高い小さな外国車"の出来って、日本の軽自動車に比べてどうなのよ?」って聞き方をしたい人がいるんだろうけど・・・

ダメだろ?それ。
このSmartと比べられる車なんて無い。
だって、「世界で一番小さな量産4輪車」だよ。
「大人4人を何とかして”全員満足できるように”一生懸命作っている”お上が作った枠の中だけで”競争している車」とこの車(その思想)を比べようなんて、まったく失礼だ。

残念だよ。日本の軽自動車が世界に大手を振って出て行ってないことが。
こんな車が世界にはあるのにね。

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自分が「地上に近い車」が好きなんだと認識させられちゃった車です。軽自動車のアルトなんだけど。(失礼)

最近の軽自動車って、このアルトよりも着座位置が高いんですよ。(激戦の軽自動車市場において、主力の考え方)

ただねえ・・・どうしても「幅が狭い」車に「座らせられる位置が高い」とね。
どの車両もグラッとはこないんだけど、なんていったらいいのか・・・落ち着かないんです。ええ。

その点、このアルトに座った時は、正直ホッとしました。
「やっぱり車って、地面に近い位置に座るべきだよなあ。安全運転のためにも。」

メーターもすごくコストを意識しながらも、見やすいデザイン。
そう。実は私、スズキの車のデザインって、好きなんですよ。先代のアルト以降のモデルから。
「キャリイ」なんて、「機能がデザイン」された秀悦なデザインだと思いませんか?

この調子で褒めて終われれば良いんですけどねえ・・・・どうしよう。
すいません。ズバッと言っちゃうと、「男の人は長時間は運転できないシート」の車です。アルト。
傾向としては、「ああ、こういう前後方向が少し短いシートの軽自動車って・・・確か2008年頃まであったな。」って思い出してしまう車なんです。

リヤサスは先代のように「底付き感がつきまとう」感じも全く払拭されて、良い仕上がりです。ちゃんと進歩してる。ステアリングや音からも3気筒エンジン車だなんて、全く意識できなくなっているし。

でも、これをもし購入しようと考えている人には・・・「三菱か日産の販売店に行って、同じような形の車を試乗してみなさい」って言いたい。

機械としての性能・スペックとしては、こちらのアルトの方が全然上です。
ただ、「軽自動車ということをついつい忘れがちになる室内の作り&のんびり一定のトルクで高速道路を走り続けることができる」セッティングの軽自動車が他の会社からも出ているということがね・・・
「すごくお勧め」って言い切れないんだなあ。

すまん。軽自動車の王国であるスズキにとっては、「ある分野だけ担当」のこのアルトに他社と比較したコメントをするってのはね。大変申し訳ない。ま、私の個人的見解ってことで。
660cc規格軽自動車第3世代を切り開いたダイハツのタントが今回の主役です。
第3世代っていうのは・・・まあ、私が勝手に名付けたんですけどね。

第1世代 古くはスバル360や、ホンダN360に代表される「普通の車の形状」
現代で言えば・・・スズキのアルトやダイハツのミラがこれに該当します。

第2世代 スズキ ワゴンRが切り開いた1.5BOX状の「背が高い」軽自動車。現代軽自動車の主役であるボディ形状です。

それで、第3世代とは・・・
「エンジン・・・いったいどこに積んでいるんだ?フロントエンジン車だよね?」という形状の車のことです。
(ここはまだ、ダイハツのタントとスズキのパレットだけの市場)

正直、「この形状で1000CC以上の車両が出てきたら・・・無敵の居住空間だよな。」って思い知らされました。
すごいですよ。このダイハツのタントは。

先に「形状が似ているのはスズキのパレット」って書きましたが・・・
まだ乗っていませんけど、これ、「形状が似ているだけ」だと思います。

「他の誰もまねできないタントだけの武器とは?」

「助手席側にセンターピラーがない」
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これはすごいです。
本当に荷物の出し入れや乗り降りが楽です。
「センターピラーがない」ってことが、こんなに便利だとはおも・・・あ、いや、RX-8で少し経験していました。
あの車もボディ高がすごく低く、後席ドアが小さかったのにもかかわらず、後席への乗り降りが楽でした。

この「センターピラーレス構造のドア」というのは、あのダイハツ ネイキッド以来の「ドア開閉にかけるダイハツ技術陣の創意工夫」の結実だと思います。
本当にすごい。(結局、親会社であるトヨタ自動車側にも影響を与えたと思う。アイシスとかね。)

正直、この車が出てきちゃうと・・・1000CCクラスは形無しですよ。「車体の幅が狭い」ということを除いたら、全然こちらの方が、「人も荷物も」快適に積むことができてしまいます。

車として「走る」性能も・・・
このような「人と荷物をいっぱい乗せたい」人たちであれば、まったく不満を感じないと思います。
なにしろ、「グラッと来ない」んですよ。こんな背高のっぽなのに。

正直、高速道路を走っていると「空気抵抗」を受けている感じはします。横風がある日ではなかったので、「前に向かって切り裂いていく」風に対してなんですけどね。
この容積分だけ、きっちり人と荷物を載せてしまって、高速道路を走るとなると・・・上り坂では疲れることになるかもしれません。
ワゴンRのパワフル感があったら、無敵なんですけどね。

じゃあ、「免許を取って、一番最初に買う車として勧める車か?」って言われると・・・
どうだろう?
「ダイハツ ブーンや日産マーチも試乗してみなさい。」ってやっぱり言っちゃうかな。

すごくよくできた車なんだけど、逆に「軽自動車枠」をすごく意識させられてしまうんです。「横幅が狭い」ということが強調されてしまう車。

なんというか・・・この車に乗った後、1000CCクラスの車両に乗るとホッとしてしまう自分がいるんですよ。
それは、「幅がある」ことなのか、「地上により近い着座位置」のせいなのか・・・ちょっとわからないんですけどね。

私は、「軽自動車枠廃止論者」だけど、このタントを海外に一生懸命輸出するのであれば、認めてもいいかなあ・・・
今話題のタイに仕事で2006年に訪問した時は、「国中の車がほぼトヨタ車」というこの国で、たった一台だけ、古い古いダイハツ ミラを見かけましたけどね。

どうもね・・・ドイツからSmartという車が出てきてしまう土壌があるのにそこに日本の得意芸である「軽自動車」で切り込んでいない。ってところが・・・なんていうか、胡散臭さを感じてしまうんですよ。日本の軽自動車枠。

燃費は、11.45km/litterでした。

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ここのところHonda車に厳しい記事を書いているので(しかもいい車なのにあまりいい書き方をしていない)、その理由になった車を紹介しましょう。
このBlogの法則(現行車両しか掲載しない)をねじ曲げての古い車の登場です。

その車は、Honda CIVIC EK4

2000年まで製造されていた古い車です。
「今更なんで?今は、2011年だぞ。生産中止になって10年以上経過している。」

「自動車立国日本」のモータースポーツ界の現状を表している車です。
この10年前の車が、現在の「マイナーリーグ」での主力車種になんです。いまだに。
最大限譲歩して、この2000年までの車両が「速い」日本車でした。

21世紀に入って、どんどんどんどんお利口さんになっていかなきゃいけなくなって・・・
今や、3ドアハッチバック自体を生産している会社は・・・・どこかあったっけ?

今回掲載する車両は、「ナンバーが」ついていません。
それどころか、もはやノーマルのEK4とは似ても似つかない改造のされ方をしている車両。
いや、ちゃんとある「競技車両規則」に合致した範囲内で改造が施されている車両です。


既に2010年シーズンを特別なゼッケン(シードゼッケン)をつけて走行するほどの実力を見せつけた強力な車両を、私がドライブできるチャンスを手に入れたんです。

もっとも、パーマネントサーキット主体の私が、このチャンピオンシップ上位車両を本来の場所で走らせたところで・・・その実力の10分の1も発揮できない。(それどころか、まわりからドライブに来たの?その強烈な車両で。って笑われてしまうこと請け合いだ。)

今回の私の任務は、「積み替えたエンジンの慣らし走行を、条件が一定の状態を作り出せるパーマネントサーキットで確実に行う」こと。

ざっとどんな車両かということを紹介しておくと・・・
まず、この車両は「WRC出走用に補強が施されたラリー車」を現オーナーが手に入れて、「本来搭載されていたエンジン形式ではない」Honda-VTECエンジンに換装されています。

金がかかったショップ製作車?

とんでもない。すべて現オーナーの手作りの車両です。
それもエンジンは、「ただ違うエンジン形式に積み替えた」のではなく、複雑なVTECエンジンをオーナー自らチューニングした特殊なエンジン。
この車両に求められることは、「1日のうちに2分間×2本の競技」だけを走りきること。
車重をできる限り軽くするために冷却系すらギリギリの寸法に作り込まれている。

「水温に気をつけてくれ。水が沸騰する温度は知ってるな?それとオイルの油圧を必ず常にチェックしておいて欲しい。油圧0ではなく、ある数値以下になるようなことがあったら、ただちに車両を止めてくれ。ピットに戻ってこようなんて考えずに。」

「2分×2本」用の車両をサーキットで走らせようなんてね。ものすごく気を使うことになりそうだ。

なにもかもが取り払われて、「ダッシュボードの皮」がついているだけのシートに潜り込む。
「ステアリングを頻繁にフルターンさせる競技」であるがゆえにステアリング周りのスイッチすら全部取り払われている。

イグニッション。
周りのすべての車両を威圧する強烈なエンジン音が響き渡る。その車高も含めて、今、この場所にいるどの車両とも似ていない。まったく異質の競技車両。

水温・油温・油圧が一定になったことを確認してクラッチを接続。
まったく・・・実は、ごくごく最近まで、この車両の「バック」ができなかったのだ。
「クラッチ自体はノーマルだ。強化して駆動系に衝撃が伝わるのが気になる。」とは言っていたけど・・・
暖気用プラグを使わないと始動ができず、「下がスカスカ」のこの車両のクラッチを繋いだとたん、エンストしてしまって、後進させることができなかった。
今日は大丈夫。ちゃんと接続して前進し始めた。

メータ近くに移設されたウインカースイッチを操作してコースイン。
「3000rpm一定で30分間まずは様子を見て・・・」と思っていたけど・・・最初の1コーナーにアプローチしたとたんに、自分の過去の経験がなんにも役に立たない車両であることを思い知らされた。

このミッション、恐ろしくローギアード・・・なだけじゃなくて、各速が異常にクロスしてる。
強制的に4000rpm以上になってしまう。このサーキットでは、一番低速のコーナーでも3速までしかダウンシフトできない。

まったく・・・・メーター類とにらめっこしながら、スポーツ走行のみんなを邪魔しないように隅っこを走ることに専念しよう。

「ものすごくゆっくり」走っているつもりだけど・・・「鼻先をコーナーに入れたがるFF車」っていうのは、気分が良いもんだ。
ADVANのダート用タイヤをそのまま装着しているんだけど・・・・ある舵角を超えるとまったく曲がらなくなる(応答しなくなる)のもよくわかる。
オーナーが全バラしていたLSDのセッティングがいいのか・・・それとも一緒になってショックアブソーバーの交換(メーカーそのものを変更)を行った足回りがいいのか・・・この車両そのものの「素性」がそうなのか・・本当に気分良く旋回できる車。

この車両の足回りは、それまで自分がバラバラにしてきたトヨタ車やスズキ車と違って・・・ものすごく複雑だった。
そう。この時代までのホンダFF車は、「FF車なのに4輪ダブルウイッシュボーン」を謳っていたんだった。

正直、ショックアブソーバー交換作業中は・・・「こんなに部品点数が多い車、儲からないぞ。」って本当に思わされた。(”たかがショックASSY交換”にものすごく手間がかかった。)

いつの間にかホンダは、このサスペンション形式をやめてしまった。
今では大型4ドアセダンが採用しているくらいだ。

あ、気がついちゃったよ。最近のHondaの車の作り方。
「コスト」もそうだったんだけど、「箱形」の車を上手に作ろうと思ったら、ダブルウイッシュボーン方式は、場所もとって邪魔なんだ。
そうか・・・「ミニバン」ありきの部品構造なんだ。あのCR-Zすら。どおりで・・・・

別にパワーなんていらないのにね。燃費最優先のエンジンで全然構わないんだ。
できるだけ軽く、低く、いい足回りを手に入れれば、毎日の通勤だって楽しくなるのに。
(軽く作る=部品を省く。コストダウンにもつながる話だ。)

だいぶ走らせるのに慣れてきた。
もう少し、ブレーキングを詰めてみようか。
2ヘアピン手前で、”いつもの感覚で”ブレーキング開始。
うわあ・・・盛大に白煙が上がる。しかも困ったことに「ホイールロックしている」ことをフィードバックしてくれない。ブレーキペダルからは。

「超スプリント用ブレーキパッド&ダートトライアル用タイヤ」でパーマネントサーキットを走るのは少々無理があるか。
今日、大事なことは、「オーバーホールエンジンの慣らし走行を無事完了させること」

30分×2本の走行を無事に終了。
メータ指示に全く問題は無く、使った回転域をオーナーに報告する。
「なんだ、それしか回さなかったのか。もっと上まで使って良かったのに。」
いや・・・・これ、なんか踏んだら10000rpmを超えそうだったから・・・
「ああ、大丈夫だよ。そこまで回る前にリミッターがかかるようにしてあるから。つけてないと競技中ぶん回しちゃうからね。」
いえいえ十分です。もうお腹いっぱい。プライベータの手作りエンジンと思えないパワーだったよ。

もう、こんなに「パワーがありながら曲がりたがる」FF車がHondaから現れることはないんだろう。

僕らが知っている「Powered by HONDA」は、第三次Honda F1活動で死んだ。
あのHONDA V6 TURBOの強烈なパワーに憧れて入社したみんなは・・・
歳をとって、いつのまにか「ネクタイを締めた普通のサラリーマン」の集団になった。
「オレには守らなきゃいけないモノができたんだ」
うそぶいて、毎日を暮らしてる。

「ものつくり国家 日本」とうそぶくこの国は、実は、「大量に作るモノほど、技術革新(自動機の導入)で、海外で作ることができる」状況から一生懸命目をそらそうとしてる。(円高が本当の問題ではない)

「量が出ないから作らない」
そう言って、「大人になることの憧れ」の対象から車を引きずり下ろして、夢を見ることができない若者を大量に生み出すことになった。
我々「大人」が。

実は、日本のものつくりで本当に大切なのは、「数が出ないモノ」を丁寧に作ることができる土壌だ。
あの掃除機の革命「Dyson」だって、この日本という国がなかったら日の目を見ることはなかった。

別に。
稼ぎは、「海外で大量に作ることができる品物を海外で大量に売りさばいて」儲ければいい。

その儲けたお金で、「数が出ないモノ」を国内で作り続けていればいいじゃないか。
みんな「数字」に追われて「作品」を生み出すことを忘れてしまった。

Hondaのみんなにもう一度聞きたい。
「今、自分が通勤で使っているその車、運転していて楽しい?」

追記
本車両は、2012年シーズンにおいて、ダートトライアル地方選手権チャンピオンを獲得しました。