「ケアマネの正しい歩き方」 ~ケアマネタマゴに贈るケアマネ道!~ -62ページ目
前回のアンケート調査の結果を
伝えなくて申し訳ありません。
なんだか、寸止めみたいな感じで
いやな感じになっちゃいましたね?
タイミングが来たら必ず紹介しますので
その時まですみませんがお待ちください。
そのアンケートシリーズを書こうとして
タイミングを逃しちゃった感が
あるんですが、今日は財務省の
事務次官退任のお話をしたいと
思います。
大きなニュースでしたから
知らない人はいないと思うのですが
記者の取材に対して、次官が
「…キスしていい?」とかなんとか
文字にするのもおぞましいのですが
朝のニュースで画面にその文字が並び、
アナウンサーが読み上げるのを
なんと高校生の娘と2人で聞く羽目になて
少しの沈黙の後、2人で
「きしょいわぁ(気持ち悪いの意)」って
言い合った一日がありました。
ただ、今回の記事はその次官が
きもいだけのお話をしたいのでは
なくてですね、こういう話って介護の現場にも
けっこうあるような気がします。
スケベじじいが女性職員に対して
エッチな言葉を言って喜んだり、
エスカレートすると胸を触ったり、
そういうことってありますよね?
私も20代前半の若者の頃は
とあるおばあさんに出会うたびに
股間をつかまれそうになったり
した思い出があります。
まあ、そのおばあさんはそこそこ
ボケてもいたので、あと、
あまりにもその行動が
日常茶飯事で自然だったので
そんなに気になってはいませんでした。
ところが、それはおよそ30年近く前の
20世紀の話ですから、
今のこのご時勢ではそういうことは
許されない話になってしまったのかなあ、
と、この次官の話を聞いて思った次第です。
ただ、さっき
私の体験談をお話しした通り、
この手の話は、
その人のキャラクターや
相手との人間関係や
受け止めるほうの許容度
みたいなものに左右されるもので
「100%セクハラ」とは断定できない
ものでもあるように思います。
はたから見てて、聞くに堪えないような
言葉を発するスケベじじいに対しても
その言葉に乗ってあげたり、
ときには受け流したりして、
上手に転がしている職員を見ると
やっぱり能力が高いと評価したく
なりますしね。それで、そのじじいと
コミュニケーションをとっている
わけですからね。
ただ、2018年現在の価値観に
照らして考えて見ると
そういうコミュニケーション方法を
どの職員にも奨励することは
まかりならん、とも思います。
そういう立ち回りが上手にできる職員の
能力は高く買うとともに、
「あのスケベじじいを
なんとかしてください」と
言ってくる女性職員に対して
(なんとか、いなししてやれんか?)
と取り合わない考え方はもう古い、と
という気持ちになりました。
私がボケたじじいになる頃は
もっと許容されないんだろうな。
少しぐらいは許してもらえるよう、
そういうキャラを目指していこう(笑)
いくら計画が良くても、
利用者や家族をふくめて
それを実行する人たちが
どれだけ計画を理解しているか、
実行する人たちの心に
ストンと落ちているか、
それが問題だと思います。
そのあたりが知りたくて
アンケートを行いました。
しかし、どんなふうに
そのことを調べればよいのでしょうか。
ひとりひとりに
「計画読んでいますか?」
「中身を理解していますか?」
「課題、目標、どんなだったか覚えていますか?」
なんて聞けませんよね。
そのあたりがうまく引き出せたかどうか
分かりませんが、こんな感じにしました。
ケアマネジャー、サービス事業者の職員、
それぞれに同じ項目のアンケートに
答えてもらいました。
例えば、計画の項目に対して、
「よく理解している」「まあまあ理解している」
「あまり理解していない」「理解していない」
など6段階にして、自分はどれだけ理解している
(理解していない)のか、答えてもらう感じです。
項目とは、たとえばサービス計画(1)の
「利用者及び家族の生活に対する意向」
サービス計画(2)「生活における課題」
「長期目標」「短期目標」「期間」などです。
計画(1)(2)と週間サービス計画の項目について
それぞれ6段階のどれに該当するのか、
答えてもらいました。
そして、ケアマネジャーとサービス事業所の
職員でそれぞれの回答に差が出たかどうか、
ということを調べました。
あと、ケアマネジャーと一口に言っても
経験年数や元の資格などによっても
差が出るかもしれませんし、
サービス事業者の職員でも
ケアマネ資格を持っているかどうか、
通所事業所と訪問事業所で
違いはあるのか、そんなことも
調べられるようにしました。
さて、その結果なんですが、
実はこの調査には
とある団体が協力して下さっていて、
近日中にその団体のHp上に
掲載(案内)予定なのです。
このブログでちびりちびり紹介しようと
思って書き始めたんですが、
公になっていないあいだに
こちらでばらしてしまうのは
まずいんじゃないかと
途中から思い始めまして
結果の紹介は
その団体が公開してから
こちらのほうでも紹介しようと
思います。
興味を持った方、
大変申し訳ありません。
本当にもうそろそろ
公開されると思いますので
それまで待っていてください。
一言一句にこだわってしまって
肝心の中身が、例えば
自立支援に資する内容になっているか、
生活の質の向上に寄与するものなのか、
ということに目を向けないと
いつまでたってもケアマネジャーの質
という問題を解決できないままになってしまう、
と思うのが私の考えです。
ケアプラン点検というものには
そういう問題がつきまとっている、
まさにそういう問題に
どっぷりつかってしまっている
点検を受けたときに
それが次に私の行動を規定する
動機付けになったという話でした。
そんな点検を受けたときに
ふっと頭に沸いたことが
(ケアマネジャーが書くケアプランって、
サービス事業者はどこまで理解してくれている
のだろうか)ということでした。
私が立てた仮説をはじめに言ってしまうと、
(そんなに理解されていないのではないか)
ということです。
一生懸命時間を割いて
それこそ一言一句にこだわって
ケアプランを書いたって
サービスを提供する側が
誤読したりするのはもとより、
読みさえしてなかったらどうなるのか。
きちんと伝わっていなければ
ケアプラン作成なんて
「ケアマネジャーはこれだけ
仕事しているんだ」という
ただのアリバイ作りです。
ケアマネジャーはどうして
ケアプランナーなどと名付けられずに
ケアマネジャーと名付けられたのか。
そういうことをもっときちんと
考えていったほうが良い。
ケアマネジメントの質を考えたとき、
ケアプランの文章「だけ」を
クローズアップすることに
私は抵抗感を持ちました。
私の仮説(=心配)が
実際にはどうなのか、と考え、
取り組んだお話を次回に書きます。

