開成の概要⑤、これで最後です。

今日は「地域密着型サービス」を。


この記事にも書いたとおり 、施設から

在宅への推進をなんとか実現したい、

そんな思惑の感じられる改正です。


まず、「定期巡回・随時対応型サービス」

の創設。

日中・夜間問わず、365日訪問、随時対応できる

訪問介護、訪問看護を提供出来るサービス。


説明にはなかったのですが、資料を読むと

介護・看護の「一体型」ばかりではなく、

「連携型」といって、協力してくれる訪問看護事業所と

連携をとって定期巡回・随時訪問できる

訪問介護を提供すれば良い、みたいです。


なお、このサービスを使う利用者さんは、

医師の指示に基づかなくても良い、

となっております。

通常は医師の指示書が必要なんですが。

「どんだけ優遇されるの?」みたいなことに

なっていますね^^




あとは、通い・泊まり・訪問を一体的に提供していた

小規模多機能型居宅介護が訪問看護とくっついた

「複合型サービス」の創設。


また、小規模多機能は「サテライト型」といって、本体施設から

ブランチ(枝)が出るように、小規模の、さらに小規模の

小規模多機能型居宅介護…ちょっと分かりにくい?(笑)




こうして眺めてみると、在宅に居ながらにして、

手厚い医療が受けられるように、というところの

工夫が見られますね。

あと、増えてきた独居や高齢者世帯など、

介護力が弱い家庭に定期巡回できる、みたいな。




そして、これだけサービス事業者だけで連携がとれる

形ができると、ますますケアマネの出番はなくなっていく…

ということになります。





…もういいや。ケアマネの話は(苦笑)







最後に、地域密着型サービスである

グループホームの改正は、

要介護3、4、5の報酬をそのまま

1、2の報酬を少なくしています。

(2ユニット以上は減額)

また看取り加算の報酬が高くなっています。

グループホームでも看取りを、というメッセージです。


ただ、「認知症症状が目立っても、ADLが比較的自立して

いる方は、要介護度が軽く出る」といった指摘が以前から

ありますが、要介護1、2の報酬が下がることにより、

そういった方へのケアが評価されなくなった、とも

いえるかもしれません。


グループホームの認知症ケアへの期待。

それが薄らいで、「ミニ特養」化している感のある

グループホーム。「在宅サービス」の位置づけでも

あるのですが、今後、どうなっていくでしょうか?





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改定の概要④は、施設編です。


説明会では、施設は短期入所のみ

お話しされました。

中身は緊急の受け入れに対する加算。


この話、こちらでもしていて、 (→クリックすると、そちらへ飛びます^^)

(空床があれば加算、なんて、

なんか、おかしな話だなあ)と

思っていましたが、ちょっと

思い直しました。


素直に考えれば、緊急時の受け入れが

できない状態になっているんだな、と。


それはどういうことか、というと、

毎週○曜日から○曜日まで、と、

定期的に短期入所が決まっている場合や

入所枠が空くまで短期入所で待機する、

とか、そういうところが非常に多いんだな、

ということが分かりました。


経営を考えたら、安定的に利用者がある

というのは、まことに有り難いことではありますが、

緊急的に利用したい、という要望には応えられない

状況にあるんでしょうね、今は、きっと。



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「改正の概要」その③、通所編です。

もうそろそろ、各事業所の体制の

連絡が来ているので、いまさら…

という感も否めないのですが(苦笑)


いちおう、最後までやらないと気持ち悪いので、

今日も懲りずにこのテーマで行くのだ^o^




通所というと、大きく分けて

「通所介護(デイサービス)」と

「通所リハビリ(デイケア)」の

2つがあります。


「どう違うの?」という声もよく聞きますが、今回、

両者の役割の違いをはっきりさせていこう、

という意気込みが見える改正だった

という感想を持っています。




通所介護の大きな変更点は、

訪問介護と同じように、提供時間の

変更でしょう。

4~6時間、6~8時間と分けていたのを

5~7時間、7~9時間としています。


さらに延長できる時間が

10時間までだったのが

12時間までとなります。


家族介護者への支援(レスパイト)という

意味づけだそうです。



いっぽう、通所リハビリは

4~6時間、6~8時間のままです。

ただ、1~2時間などの短時間利用の

報酬はそのままで、4~6、6~8時間の

報酬は下げられています。


通所介護は延長時間を延ばし、

通所リハビリは短時間を優遇。

この違いは何でしょうか。


「通所リハビリは、リハビリをしたら

さっさと帰ろう。通所介護は家族の

事情を汲んで、長時間いられる

ようにしよう」というふうに区別したい

ようです。


あと、通所リハビリのほうは

「重度療養管理加算」といって、

胃ろう、じょくそう、気管切開など、

要介護4、5の人で医療の必要な

方の受入に対して加算をつけよう、

というところが新しく加わりました。


通所リハビリは、より医療を重視したもの

になりそうです。

医療が必要になっても在宅で生活できるように

という思いが込められているように感じます。



なお、リハビリについては、

通所介護でも個別機能訓練加算の

職員配置の見直しがあり、

通所リハビリでも短時間利用の人には

リハビリが複数回できる、など

よりリハビリが行えるように、と

変更になっています。


「リハビリ、リハビリ、重度化予防」の

かけ声が聞こえてくるような感じです。


そのことについては異論はありませんが

ただ、点数を取るだけ取って、中身が伴わない

ようなリハビリは止めてほしいなあ、

と思います。



最後に、最近何かと話題の「お泊まり型

デイサービス」のような、

家まで送迎の必要がないデイサービスは

送迎しないぶん、減額されるそうです。



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