現在の法人に入職して
早2年が立とうとしています。
丸1年現場で働き、2年目から
2つのデイサービスの管理者に
なったというのは、私に対する
多大な期待の表れだと
身の引き締まる思いです。
その半面、
(うまく運営しないといけない)
(失敗してはいけない)と、
強迫観念ともいえる窮屈な思いを
日々抱えております。
課長を拝命した時から、
管理職としてのふるまいを
知識として得ておかなければいけない
と思うようになりました。
私は現在まで4つの職場に身を置いて
たくさんの上司から教えを受けました。
新卒で入職した特養の上司からは
介護のベースとなる考えを、
事務職となったときの上司は
診療所併設のケアマネとなったときの
看護師長兼スーパーケアマネジャーは
それぞれ、私に優しいまなざしで
導いてくれました。
30人ほどの部下を抱えた現在は、
今まで経験したことのない立場です。
どのようにふるまえばよいのか、
教えてくれる人は1人もいません。
だからこそ、視野を広くして
リアルでは出会うことが困難な
「書籍の人」から教えを乞うことに
しました。
介護現場は自信がないので
「小心者」として、どうリーダーシップ
をとっていくのが良いのか、
何かヒントがないかな、と思って
この本を手に取りました。
タイトルこそ「小心者」ですが、
実際、ものすごいリーダーシップです(笑)
それどころか、読者のターゲットは
社長クラスでしょう。
今のボクとは立場が違いすぎる(苦笑)
でも、とても面白かったし、参考になる
話も多数ありました。そして、
これは、社長と現場を結ぶ、良き
「参謀」としてのふるまいを書いた
本のようです。まだ、「はじめに」だけ
しか読んでないのですが。
今の私にはピッタリかも?
著者はどちらもタイヤメーカーの
ブリジストンの元社長、荒川詔四氏。
この方は、現場をとても大切にして
いるところが気に入りました。
文章の端々に「現場」が出てきます。
上の立場に立ったとしても、
基本は現場にあり、です。
上司として、トップの部下として、
そして、優秀な参謀を目指すために
いろいろなことが学べそうです。
リアルで学べないときは、
本を読んで学ぶ。
最近ブログで書いた気が
しないでもないですが(苦笑)
新たな力をつけるために
日々学んでいきたいと思います。