最近の披露宴では、
お開き前に手紙を読む新郎さんが
結構増えました。
『花嫁の手紙好き』
を公言していますが、
新郎さんの読む手紙も、
それぞれに味があって
いいものなんです。
今日のタイトルは、
先日司会を担当した披露宴で
新郎さんが読んだ手紙の一節です。
子供の頃は純粋で
可愛かったであろう自分が、
中学生くらいからキツメの
反抗期があり、
散々親御さんに迷惑をかけたこと。
心を傷つけるよな言葉を、
たくさん投げかけたことへの反省。
それらの話をひとしきりされてから、
『僕はふたりの思い描いた子供でしたか?』
の一言。
この言葉に想いがこもりすぎていて、
聞いている私も
スーッと涙がこぼれていました。
親御さんにもきっと理想の子育てがあり、
子供にもその想いにこたえたいと感じる
想いがあります。
成長と共にその想いが交錯して
すれ違うということが、
親子の間では決して珍しいことでは
ありません。
新郎さん手紙に散りばめていた
これまでの生い立ちの中での
エピソード。
それらは親子で過ごした日々すべてが
楽しく微笑ましいものばかりではなく、
その時々で味わった色んな感情が
紡ぐ言葉の背景に見えるような
そんな手紙でした。
こういう機会でもない限り、
これまでの親子での
思い出を振り返って、
感謝の気持ちを伝える機会は
そうそうありません。
人生の大切な節目となる結婚式で、
新郎さんも手紙を読むというのは
そんな点でもやっぱりおススメです。
ちなみに・・・
BGMはこの曲でした。
歌詞が手紙とリンクしていて、
余計にじ~んとしちゃいました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。