結婚式に関するすべてのことって、
結構ちゃんと意味や由来があるんです。
特に私のように司会者として
数多くの結婚式に関わっていると、
必然的に意味や由来を数多く
知る機会が増えて、
うんちくがコツコツとたまってます(笑)
ということで今日は、
結婚式に意外と(?)欠かせない
【知っていますか?
ウェディングケーキの由来】
についてご紹介しますね。
※私が結婚式の現場で撮りまくった
ウェディングケーキの写真満載で
お届けします(笑)
諸説あるんですが・・・
・西洋では新郎・新婦の幸せを忌み嫌う悪魔が
「甘いものが嫌い」という理由で、
魔除けのために新郎・新婦の近くに
ケーキを置いた
・将来を誓い合ったふたりが、
1つのパンをわかちあって永遠の愛を誓った
ギリシャ神話が由来になっている
・結婚式を幸せの象徴であるケーキで
お祝いすることで、
新郎・新婦の繁栄や豊かな生活を祈った
↑という説が、結婚式でウェディングケーキを
用意するようになった意味や由来と
言われているんですよ!
ちなみに・・・
今はウェディングケーキひとつとっても、
色んな装飾のものがありますが、
定番と言えばこんな感じの
3段のウェディングケーキが
思い浮かびませんか???
実はこの3段のウェディングケーキにも、
しっかりと意味があるんですよ~。
1番下の段・・・当日のゲストと食べるケーキ
2段目・・・来られなかったゲストへ配るケーキ
3段目・・・1年後の結婚記念日にふたりで食べるケーキ
3段のウェディングケーキが広まったのは、
18世紀のイギリス・ヴィクトリア女王の娘の
結婚式と言われています。
当時は、今のようなケーキではなく、
「シュガーケーキ」といって
砂糖・ゼラチン・水飴を使って作られた
シュガーペーストをフルーツケーキに
かぶせて作られているケーキが主流でした。
シュガーケーキは、きちんと保存すれば
100年くらい保存することができたそう。
なので、当日来れなかった人に振る舞ったり、
1年後の結婚記念日に食べたりすることが
できたのは、シュガーケーキならでは
だったようです。
日本の結婚式で提供されるフレッシュケーキは、
残念ながら持ち帰っていただくことはできませんが、
ゲストへ提供するデザートとして
ウェディングケーキを振る舞うのは、
これらの意味が由来とされているんです!
いずれにせよ、ウェディングケーキは
「幸せの象徴」として結婚式には
さらに華を添えてくれるアイテム。
ウェディングケーキだけでなく、
結婚式にまつわる一つ一つのアイテムの
意味や由来なんかを知っていくと、
結婚式がより思い出深いものになりますね!
ちなみに・・・ワタクシ、
かなり印象的な
ウェディングケーキがあるんです!
それが、このケーキ↓
和菓子のウェディングケーキです。
(羊羹とねりきりでできていて、
ちゃんと食べられます)
和の雰囲気の結婚式では、
こういう和菓子のウェディングケーキも
いいですよね!
そして、ウェディングケーキそのものに、
新郎・新婦さんの「好きなこと」を
盛り込んだオリジナルケーキを
用意する方もいらっしゃいます。
これは、麻雀卓を再現したウェディングケーキなんです。
(「一寸先は闇」なかなかシュールなプレートでした)
私はまったく麻雀に明るくないので
表現されているこの状況のすごさが
よくわからなかったのですが、
見る人が見れば「これはすごい!」
と思わず唸ってしまう状況なんだそう。
ということで今日は、
ウェディングケーキの由来について
ご紹介してみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。