ちょっと想像してみてください。
結婚式をはじめ、大勢の人の前で話す
スピーチの場面。
こんな話をしようと準備万端整えてきて、
冒頭の言葉を噛んでしまった・・・。
いかがですか?
想像するだけでもドキドキして、
その状況になったら「頭が真っ白になる」
という方もいらっしゃるかもしれませんね。
今日はスピーチの冒頭で
噛んでしまった時の
対処方法をご紹介します。
それは・・・
【何事もなかったかのように話し続ける】
です!
この方法、私もめちゃくちゃ使ってますよ~。
バスガイドとして人前で話す仕事を始めた
10代の頃。
噛むと途端に頭がまっ白になって、
ただただ嚙んじゃったことが気になって
その後もグダグダになっていた私。
・噛んだことを謝る
・言い直す
これらのことをすればするほど、
なぜかドツボにはまるんですよね。
この時に一緒に仕事をしていた
ベテランドライバーさんに言われた一言。
『噛んでもそのまま話し続けなさい』
もうね、この言葉が衝撃でした。
思っているよりも、聞き手は案外話し手が
噛んでいることに気付かないもの。
明らかにわかる嚙み方をしたとしても、
その後何事もなかったかのように
話し続けられたら・・・
意外と気付かないものなんです。
噛んでしまってそのことにおどおどしたり、
しどろもどろになってしまうからこそ、
より強調して見えちゃうんですよね。
私も、いまだにありますよ~。
大勢の前で話をしていて噛んじゃうこと!
ちなみに・・・
あまりにも大々的に噛んでしまって、
「これじゃ伝わっていないかも」と
思しき時にしていることがあります。
それは【ゆっくり堂々と言い直す】です。
早く言おうとすると、より噛みやすくなります。
同じ轍を踏まないためにも、
言い直すときには【ゆっくり】しかも
【堂々と】がポイントです!
特にスピーチのような普段とは違う
慣れない場面で噛んでしまうことは、
十分に想定のできる事態です。
だからこそ、噛んでしまっても
【何事もなかったかのように話し続ける】
この姿勢、すごく大切ですよ~。
頭の片隅に噛んでしまった時の
対処方法を留めておくだけで、
ちょっとしたお守りになれば嬉しいです。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。