当ブログでも何度となく綴っていますが、
私、自分が司会している時に
司会台にスマホを置いて動画撮影して
それを何度か見返しているんです。
これ、最初はめちゃくちゃ
違和感しかなかったんです。
でも…自分話す様子を観て、
そして声を聞くという行為も、
さすがに慣れました(笑)
スピーチレッスンの受講生さんにも、
練習としてこの方法をおススメ
しているんです。
※先日、挙式後のアナウンスしている様子を
撮影してもらいました。
『我が姿を省みる』
この行為は、新たな自分を発見する
機会でもあるんですよ~。
かれこれウェディング司会者として
結婚式に関わる身となって、
10年以上の歳月がたった私ですが、
最近また気付いたことがあって・・・。
ワタシ、しゃべりすぎているんです。
司会をしている時は特に・・・。
そんな自分の司会している様子を
客観的に冷静に観て、
営業の仕事をしている友人から
以前聞いた話をふと思い出したんです。
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仕事に慣れた人ほど、
自分の売る商品の知識や
経験も豊富。
だから、ひとつ聞かれると
よかれと思ってあれもこれも
しゃべりすぎてしまう。
しゃべればしゃべるほど
どんどん独りよがりになってきて、
結果なかなか成約に至りにくくなる。
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これは、営業の仕事に携わる人の
話だけじゃなく、結構どんなことにも
当てはめられるかも!!!
ってドキッとしたんです。
でね、しゃべりすぎの司会をしている
自分の動画を観ていて、
この話がパーンと思い浮かんだ
というわけなんです。
結婚式の場でマイクを握っている私は、
気付くと口が自動操縦のように
特段意識せずとも、状況に合わせて
言葉がスラスラ出てきちゃうんです。
これ、一見よさそうに思いますよね。
でもね・・・実は落とし穴なんです。
聞き手にとっては、
言葉がさらさら~っと流れていって、
それはあたかもBGMを聞いている
ような感じにもなっちゃうんですよ。
最近の自分の司会している様子を観て、
そのことを痛烈に感じちゃったんです。
だからこそ、
もっと丁寧に発する言葉に
エネルギーを乗せて大切に大切に
紡いでいきたい・・・
そんなことを新たな目標に据えました!
スピーチもそうなんですが、
言葉がスラスラと流れるように
饒舌に話ができる人よりも、
「もしかしたらちょっとスピーチは
苦手かな?」
って感じるくらいの人の方が、
一言一言に想いが乗って
「心に響く伝わるスピーチ」
になるんですよね。
いやぁ、司会もスピーチも
話し方は本当に奥が深い!!!
まだまだ勉強することだらけです。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。