結婚式での定番演出として
人気が高いものが、
「ケーキ入刀」です!
新郎・新婦さんが手にしたナイフを
華やかなウェディングケーキに
おさめるシーン。
なんだかんだと、結婚式の象徴的な
シーンになっているかもしれませんね。
以前打合せをした際に、
新郎さんからあらためて
「ケーキ入刀って、なぜわざわざ
ナイフを入れるんですか?」
と質問されたんです。
というのも、ゲストとして目にしてきた
結婚式の演出だけど、どんな意味が
あるのか知ってみたくなったそう。
ということで今日は、
この新郎さんがふと疑問に思った
ケーキ入刀について、
私がこたえた話を綴っていきますね。
ケーキ入刀をする意味。
これには諸説あるんです!
西洋では「悪魔は甘いものが嫌い」
という言い伝えがあります。
幸せな人生を送ろうとする
新郎・新婦さんの元に
悪魔が近づかないように、
甘いケーキを置き
そのケーキをみんなで食べて
「魔除け」にしたそうです。
古代ギリシャに貧しいカップルが
一つのパンを分かち合い、
永遠の愛の誓いを立てながら食べた
という言い伝えがあるそうです。
この言い伝えから、
「将来食べるものに困らないように」
という願いを込める豊かさの象徴として
おこなうようになったという
説もあるそうです。
入刀には「切り開く」という
意味があります。
二人が協力をして、
ゆるぎない愛で手を取り合い、
困難を切り開いていく
そんな意味もこめられているんです。
結婚を祝ってくれたゲストへ
ケーキを切り分けて、
「幸せのおすそわけ」という
意味もあります。
これはアメリカの小さな町の習慣で、
新婦さんがクッキーを焼き
「私は幸せな家庭を築けます」と
新郎さんとゲストに振る舞う習慣から
始まったと言われています。
この他にも、
「結婚した二人が最初にする共同作業」
という意味もあると言われています。
でも・・・最近は入籍を先に済ませて、
結婚式前に新生活をすでにスタート
させている新郎・新婦さんも多いのです。
そんな経緯が最近の
新郎・新婦さんにはあるので、
私は個人的に
「結婚した二人が最初にする共同作業」
という表現にはちょっと違和感が
あるんですよね~。
そこでこの「最初にする共同作業」
という言い方はしていません(笑)
ということでケーキ入刀の
諸説をご紹介しました。
質問を受けた際にはこの4つプラス、
「最初の共同作業」の話を
新郎・新婦さんにはお伝えしています。
私はケーキ入刀の前には、
③困難を切り開く
の意味を紹介しています!
ということで今日は、
ケーキ入刀の意味について
ご紹介しました。
「なんでケーキにわざわざナイフを
入れるの?」と、若干でも疑問を
持っていたあなたに、
何か拾える点があれば嬉しいです!
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。