「一体何て読むの????」
と思ってしまうタイトルをつけてみました。
これ、
【かしょくのごせいてん】
と読みます。
結婚式をする新郎・新婦さんに届く
【祝電】ではとても多く見かける言葉なんです。
そう、これは『はなむけの言葉』です。
それも自分のことではなく、
他人の結婚式を祝うという意味で
使われます。
祝電では、
『華燭のご盛典を心よりお慶び申し上げます』
みたいな使われ方をする言葉です。
今でこそ私はさらっと読めてしまう言葉ですが、
ウェディング司会者になった当初は
普段なかなか使い慣れない言葉ということもあり
戸惑いながら読んでいた記憶があります。
ここでちょっとだけ、この言葉の意味を
ご紹介しますね。
ルーツが中国の【華燭の典】。
中国では樺(かば)という木の灯を
華燭(かしょく)と言うそうです。
樺の木に火をつけると、
途中で消えることがないため
『縁起が良いもの』とされているんだとか。
華燭には、
「華やかで美しい灯火」
「婚礼の席で灯す灯火」
という意味があり、それが転じて
「婚礼」のことを指すこともあります。
典は「儀式」のことを指します。
いずれにせよ、結婚式のようなおめでたい
シーンで使われる言葉なんです!
実は先日、
新郎さんのお仕事関係の方から
届いた祝電(15通)すべてに、
「華燭のご盛典」が入っていました。
この中で、6通ほど全文をご紹介したのですが、
「華燭のご盛典」のインパクトは
相当あったかと思います(笑)
ということで今日は、
結婚式というお祝いの席での祝電で
よく登場する【華燭のご盛典】について
ご紹介しました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。