先日、キリスト教式の進行を担当した際、
新郎・新婦さんの誓いの言葉が
本当に素晴らしかったんです。
『その健やかなる時も、
病む時も、
常にこの人を愛し、
敬い、慰め、助け、
その命の限り固く節操を守ることを
誓いますか?』
こういった牧師さんからの問いかけがあって、
それに対して宣言。
「はい、誓います!」
これが誓いの言葉です。
相当数の新郎・新婦さんの
誓いの言葉を聞いている私。
このおふたりはとにかく大きな声で、
ハッキリと堂々と誓いの言葉を
発していたんです。
何よりも印象的だったのが、
きちんと互いの目を見て
言葉を発するその姿。
でも、意外とこれが簡単なようで、
なかなかできなかったりするんですよ。
結構緊張感に包まれる挙式で、
互いの目をしっかりと見て
ハッキリと大きな声で
「はい、誓います!」
と新郎・新婦さん共に誓い合う姿。
進行のお手伝いしながら、
妙に感動して涙腺が緩んじゃいました。
たった一言だけど、すご~く重い一言。
意外とこれが「上手く言えなかった・・・」
と後悔をしている新郎・新婦さん、
結構いらっしゃるんですよ~。
一番多い後悔の言葉が、
この新郎・新婦さんとは真逆で
控えめに誓いの言葉を言ったがために
「まったく聞こえなかった」というもの。
恐らくキリスト教式の式次第の中で、
唯一新郎・新婦さんが言葉を発する
この誓いの言葉で
声が聞こえないとなると、
「あれ?今誓ったの?誓わなかったの?」
と、見守るゲストからは??
となってしまいます。
文字にするとたった7文字ですが、
緊張している挙式本番では
なかなか上手く言えない一言に
なるのかもしれませんね。
そこでおせっかいながら、
これからキリスト教式で挙式をする
新郎・新婦さんへのアドバイスです。
誓いの言葉は、
【大きな声で・ゆっくり・はっきり】
言うように心掛けてみてくださいね。
他にも気にしなくてはならないことが
山ほどある結婚式当日ですが、
その中でも誓いの言葉は
本当に本当に大切にしてほしいと、
司会者目線で思っています。
ということで今日は、
力強い誓いの言葉と題して
綴ってみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。