コロナ禍の世となって早3年。
来月からはマスク着用の件をはじめ
規制も緩和されていくようで、
またあらたな変化が出てきますね。
この3年。
結婚式から見える変化を、
現場で数多く感じてきました。
中でも私が一番大きな変化だと感じたのは、
【少人数の結婚式が増えたこと】
かもしれません。
コロナ前の結婚式というと、
ある程度の人数のゲストを招待して
会社の上司や友人をもてなすという
側面が強かったんですよね。
もちろん今でもそういうスタイルの
結婚式をされる、
新郎・新婦さんもいらっしゃいます。
でも、少人数の結婚式が増えたことに伴って、
新郎・新婦さんだけではなく
親御さんや兄弟など、
これまでの結婚式では【裏方】の立ち位置に
なっていた存在の方が主役になることもあり、
これってすごい変化だなぁ・・・と感じます。
これまでそこまで多くなかった
少人数の結婚式で司会をすればするほど、
【結婚式の本来の意味・原点】を
あらためて思い起こさせてもらっています。
新郎・新婦さんをこれまで大切に
見守り・育んでくれた、
家族や親族という極々少数の大切な人に
囲まれた空間では、
昔話をはじめこういう時でないと
話せない本音なんかも会食をしながらの
会話の中では自然に生まれています。
そんな空間の中に
司会者として身を置くことで、
新郎・新婦さんの身内のような気持ちに
なっていることも珍しくないんです。
結婚式に対しても、
必ずするということではなく
それぞれのご夫婦にとって
考え方も多種多様になり、
結婚式の数は増えていかない・・・
という見方をする方もいらっしゃいます。
でも、やっぱり私は声を大にして
伝えたいです。
結婚式は人生の大切な節目となり、
その後の夫婦生活にかけがえのない
足跡を残せる、
思いやりに溢れた時間になるんだ
ということを。
先日、両家の親御さん・兄弟のみ
15名の少人数結婚式の司会をして、
あらためて感じた熱い想いを綴ってみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。