【花嫁の手紙】父の心に触れた瞬間 | 結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ

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結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇを主宰しています。
司会者だからこそ見える、スピーチ、話し方のコツ、結婚式のこと、などなど・・・をお伝えしています。

どれだけ結婚式の場に立ち会っても、

興味の尽きない【花嫁の手紙】。

 

 

先日司会を担当した新婦さん。

 

 

お父様が耳が聞こえにくくなっており、

手紙を読みながら同時に

お父様にも内容が伝わるよう、

スクリーンに手紙の内容を流しました。



末っ子で甘えん坊だった新婦さんを

本当に大切に可愛がってくれたお父様。

 

 

手紙には、

幼い頃過ごした思い出の出来事、

思春期にはお父様と距離を

置いてしまったことへの後悔、

その時々に感じた想いが素直な言葉で

綴られていました。

 

 

スクリーンには手紙の内容と共に、

ご両親との思い出の写真も

写し出されていました。

 

 

そのうちの一枚の写真を見た瞬間から、

お父様が静かに泣き始めたんです。

 

 

それは、お父様に肩車をされて

嬉しそうに微笑む新婦さんの

笑顔の写真でした。

 

 

披露宴後、新婦さんがお父様に

「あんなに泣くなんてビックリしたよ!」

と声を掛けると、

「あの写真でお前の子供の頃の姿が

 いっぺんによみがえってきたんだよ」

と、涙の理由を話していました。

 

 

写真の力ってあらためてすごいなぁ~と、

感じた瞬間でもありました。

 

 

どんなに時間が経っていても、

写真を見るとその頃の思い出や

はてまた感情までもが思い起こされる・・・

そういうものかもしれませんね。

 

 

結構な至近距離で、

お父様の目からポロポロと

涙が出る瞬間を目撃してしまった私は、

なんとも言えないあったかい

気持ちになりました。

 

 

まさにお父様の心に触れた瞬間を

目の当たりにした時間でした。

 

image

 

当たり前の日常が今を作り、

その積み重ねが未来を作る。

 

 

そんな言葉が私の頭の中に

ふっと思い浮かんだ瞬間でした。

 

 

ある新婦さんの手紙から、

印象深い光景の話を綴ってみました。

 

 

本日も結びまでお読みいただき

ありがとうございます。

 

 

 

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