このブログでもついつい熱く綴ってしまう
【花嫁の手紙】。
これまでたくさんの新婦さんのしたためた
手紙を聞いてきた私。
司会者として打合せをする際にも、
花嫁の手紙についてはあれこれと
伝えたいことが溢れ出てきちゃいます。
そんな私の無駄に熱い想いが新婦さんに
伝わっているのか、
結構色々な質問をいただいてるんです。
ということで今日は、
【花嫁の手紙・おススメの言葉遣い】
と題して、いざ手紙を書き始めると
思い浮かんでくる素朴な疑問の
一つについて綴っていきますね。
花嫁の手紙は、ぜひ
「ですます」調の丁寧語で書きましょう!
親御様宛に書く手紙なんだから、
いつも通りの口調で
「~だね」「~だったよね」
と、ついつい普段通りの話し言葉に
したくなりますよね。
もちろん、ゲストの前で朗読せずに
手紙を渡すだけということであれば
↑でも問題ありません。
でも・・・ゲストの前で読むとなると、
それはスピーチするのと同じ状態
になるんですよね。
聞き手は親御様だけではなく、
その場に集うゲストも含めて・・・
ということになります。
となると、手紙を聞く方々が
不快にならないように
丁寧な表現を心掛けることが
おススメです。
ちなみに・・・
ここで軽~く敬語の基本3種類について
ご紹介しますね。
・語尾に「です」「ます」をつける
・聞いてくれる人に対して失礼のないよう
言葉を丁寧に表現するもの
例:会います/言います/行きます
・相手の動作に対して使い敬意を表す
・自分や自分と同じ立場にある人(身内)
には使わない
例:お会いになる/おっしゃる/いらっしゃる
・自分の動作に対して使い相手への敬意を表す
・相手の動作には使わない
例:お目にかかる/申し上げる/うかがう
そして、よく間違いがちな言い回しもあるので、
その例もご紹介しますね。
自分自身や両親に対して尊敬語を使うパターン
誤:お母さんは○○とおっしゃっていましたね
正:お母さんは○○と言っていましたね
誤:お父さんは私をお叱りになった
正:お父さんが私を叱ったこと
丁寧にしようとしすぎて・・・二重敬語
誤:先生はおっしゃっておられました
正:先生はおっしゃっていました
誤:ご自宅に伺わせていただきます
正:ご自宅に伺います
う~ん、日本語って難しいですよね。
敬語は相手への敬意を表すための
一つの方法だと捉えて、
相手を思いやる気持ちを忘れなければ
そんなに複雑にはならないかもしれません。
敬語についてあれこれ綴りましたが、
必要性は理解していても、
なんとなくよそよそしい感じになったり、
堅すぎる印象になることも否めませんよね。
そこで私のもう一つのおススメは、
部分的に普段通りの言葉遣いや、
場合によっては方言を織り交ぜる
という書き方です。
この方法であれば、
丁寧語をベースにしていても、
新婦さんの本音が伝わってきて
不自然な感じになりにくいですよ!
ということで今日のまとめです。
花嫁の手紙は、
「ですます」調の
丁寧語で書きましょう!
「自然体な丁寧語で手紙を綴りたい」
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本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。