先日打合せをした新婦さん。
私も初体験のお色直しをされるんです。
それが・・・
お色直しカット!
ということで今日は、
あらためて結婚式におけるお色直しの由来と
この新婦さんがされるお色直しカットについて、
綴っていきますね。
日本の結婚式におけるお色直しの
起源は奈良時代。
当時は結婚したら、
3日間白無垢を着続けて、
4日目になったら色打掛を着るのが
習慣だったそうです。
それを経て、
相手の家に染まった
ということで嫁入りが認められました。
その慣習が簡略化されて、
披露宴の途中で衣装を変える
ということが、今のお色直しの
はじまりとも言われているそうです。
と、お色直しの由来の話はここまでにして、
お色直しカットの話を~。
お色直しカットとは、その名の通り
お色直しでばっさり髪をカットする
というものなんです。
(想像に難くない話ですね笑)
今回私が司会を担当する新婦さんは、
美容師さんなんです。
そんなこともあり、
ゲストとして列席してくれる方も
同業の美容師さんが多数。
新婦さんは、
友人の美容師さんにお色直しカットを
お願いされています。
結婚式に向けて絶賛ロングヘアにされていますが、
その髪をばっさりカットしてショートヘアに
するんですって。
ある意味、
「一番インパクトのあるお色直しをやりたい!」
と、会場探しの段階から希望にあげていた
この新婦さん。
「美容師はお客様の人生を変えられる」
と、仕事に対して熱い信念を持っている方で、
人生の大切な節目である結婚式で
ヘアスタイルをガラリと変えて、
新たな自分を表現したいと話してくれました。
ちなみに・・・
会場によっては、ヘアカットそのものがNG
というところもあったんだそう。
でも、会場探しをする前からこんな風に
「絶対にやりたいこと」が明確だと、
それを叶えられる会場選びもできますよね。
新婦さんは、
結婚式で何よりもこのお色直しカットを
楽しみにされています。
きっとお色直しをして入場された際、
かなりのインパクトをゲストは感じるはず。
ご自身が美容師さんだからこそ、
インパクト大なお色直しカットが
できるはずです!
私も今から密かにどんな感じになるのか
楽しみです。
今日はお色直しの由来
そしてお色直しカットについて
綴ってきましたが、
結婚式において厳密に
「こうしなければならない」
という決まりはありません。
新郎・新婦さんが本当に希望することが
結婚式における最良の選択だと、
色々な新郎・新婦さんのお手伝いをして
しみじみと思います。
色々な選択肢があるからこそ、
ご自身で納得のいくお色直しが
できるといいですよね。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。