日本語って、一つの事柄を示すものでも
言い回しが色々ありますよね~。
今日は、
結婚式に参加することを意味する言葉
と題して、
「列席」と「参列」の違いについて
綴っていきますね。
ちなみに、
「列席」「参列」共に言葉の意味としては
『式や行事に参加する』で意味自体には
大きな違いはないんです。
端的にわかりやすく言うと、
「立場によってどちらを使うかが変わる」
というのがこの2つの言葉の違いかもしれません。
「列席」・・・主催者が使う言葉
「参列」・・・ゲストが使う言葉
司会者の私は、
結婚式では新郎・新婦さん同様
【主催者】という立場になるので、
「参列」という言葉は使わないんです。
というわけで、
結婚式当日に新郎・新婦さんは
ゲストに向けてのお礼を言う際は、
「ご列席いただきありがとうございます。」
という言い方がベストです!
でも、ゲストが「列席」という言い方を
してもそれは間違いでも失礼でもないので、
ご安心を!
というのも、葬儀司会者経験のある私は
ついつい感じちゃうんですが、
「参列」というとなんとな~く
葬儀をイメージしちゃうんですよね。
使い方としては間違いではないものの、
私のような違和感をもし持たれる方は
「列席」という言い方でよいと思います。
(あんまりいませんよね 笑)
正しい言葉も大切ですが、
相手に対する思いやりが何よりも
大切ってことかもしれません。
「列席させていただきありがとうございます。」
「お招きいただきありがとうございます。」
こんな言い方であれば、
結婚式の場にふさわしい言い回しですよね。
ということで今日は、
私が日頃ひとり勝手に気にしていた
【結婚式に参加することを意味する言葉】
「列席」「参列」の言い回しの違いについて
ご紹介してみました。
必要な方に拾える点があれば嬉しいです。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。