日本の大学の入試でよくわからない『AO入試』という言葉。最近は『総合型選抜』と名称が変わったそうですね。
アメリカの大学入試の方法に似てきた感じがありますが、私の中ではまだ「特別な能力を持った人が紋切り型の選抜方式とは別に特技を活かして入試に挑む」という印象が残っています。
その昔「一芸入試」という言葉もあって、芸能人が大学に入学を許可させたケースもあったような気がします。
またアメリカの大学でも昔からあった「スポーツ推薦」に最近は様々な推薦枠ができていたりするように、日本でもスポーツだけでなく何か一つ素晴らしい特技があったりすると大学に受かるようになってきているのかもしれませんね。
なぜこのようなことを突然書いているかというと、娘が大学受験するにあたり「他の人より優れていると思うことは何か」という課題のエッセイ(小作文)を準備しているからなんです。普通に考えればここで「私は〇〇コンテストで全米〇位になった」とか「〇〇活動を何年間やった」とかいわゆる学校の成績(標準テストのスコア)以外の自分のセールスポイントを書くんですよね。でも誰もが「他人より優れている輝かしい実績」があるとは限らず、だからこそ何かしらの特技とか優位な点を書かなくてはいけなくて悩むわけです。
例えば芸大や美大を目指さなくても絵が得意なら自分の作品をポートフォリオにして出せたり、音楽が得意なら演奏をビデオに撮るなどして提出することが可能な大学もあるようですが、まずは文章(小作文)で説明するとなると、大したことがなくてもいかに上手に自分を売り込めるかが大事になってきますよね。
前にも書いたかもしれませんが、私はよく大学生が大学院に入る時の推薦状を書きます。その時に大学院の志望動機のエッセイ(小作文)を読ませてもらうのですが、自分の売り込み方にも文化の違いが見られます。総じてアジア系の子は謙遜する気持ちが強い感じがします。
日本にまだ「一発入試」の制度があり、それが「自己申告」だけでいいなら、アメリカ人は得意だろうな〜と思いながら娘のエッセイの書き方の指導書を見ていました。でもみんながみんな上手に自分を売り込むエッセイを書いてきたら、誰がどのように選抜するんでしょうね。
ランキングに参加しています
上のアイコンをクリックして応援してください!
