スピーチに関しての質問を
色々される私が、
不定期にお届けしている
【スピーチお悩み相談室】
日常会話では全然問題ないのに、
「人前でのスピーチ」という
シチュエーションになると、
『途端に話し方がたどたどしくなる』
とお悩みの方は結構いらっしゃるんです。
私が、スピーチレッスンの受講者さまに
おススメしている方法が、
『事前に原稿を用意する』
ということなんです。
でね、
この事前に話す内容を準備することで、
気をつけないと陥りがちなことが
あるんです。
それが、
『スムーズに話せなくなる』
ということ。
自分の話したいこと・伝えたいことを
【文字に起こす=原稿・箇条書きのメモ】
として準備をします。
するとね、
・棒読みになる
・原稿を読んでいる
そんな状態になってしまう方もいます。
実際に、私がスピーチレッスンを
担当した受講者さまの中にも
そういう方は結構いらっしゃるんです。
なぜ、事前に話す内容を、
原稿やメモにして準備をして
↑のような状態になってしまうのか。
それは・・・
・読み込みが足りない
・暗記したことを読むことに意識が向く
これが「スムーズに話せなくなる」
大きな要因になっている気がします。
スピーチの原稿を用意する
↓
原稿通り一言一句違わずに
話さなくてはならない
スピーチに苦手意識があり、
かつ真面目で誠実な方ほど
こういう呪縛にぐるぐる巻きに
されちゃうこと、
本当によくあるんです。
私、受講者さまにもレッスンの際に
よく話をするんですが、
「用意した原稿の内容は、
誰も知りませんよ~」
ということ。
だからこそ、用意した原稿を
「自分の言葉」になるまで、
何度も何度も声に出して練習するのは
と~~~っても大切なんです。
(すごい地味な練習ですけどね)
そこで、冒頭に綴ったことに戻りますが、
スピーチとなると
『途端に話し方がたどたどしくなる』
という方にはこんな特徴があるんです。
それは、
【文節ごとに区切って話をしている】
からなんですよね。
例えば私の自己紹介を例にあげてみますね。
『』内の【、。】の箇所をすべて区切りながら
声に出してみてください。
どうですか?
めちゃくちゃたどたどしくなりませんか?
事前に用意した原稿を元に
いざ声に出して話すと・・・
↑のような話し方になる方、
意外といらっしゃるんです。
そして、
話している側は文節で区切ることで、
リズムが生まれて一見話しやすく感じて
しまうんです。
ところが、これを聞いている側は、
話し手の独特のリズムだけが気になって
話の内容は入ってきにくくなります。
この解決方法は、
【意味のまとまりごとに言葉を繋げる】
そんな意識を持つと、
話し方もスムーズになっていきますよ。
先程の私の自己紹介であれば、
こんな感じです。
文章として書き綴っていても、
違いは一目瞭然ですよね!
ということで今日のまとめです。
スピーチで、
スムーズに話せるようになるコツは、
【意味のまとまりごとに言葉を繋げる】
文節を細かく区切りながら、
話をしてしまいがちな方ほど
話がスムーズにできることを
実感していただけますよ!
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。