司会者として結婚式に携わる私が、
個人的に愛してやまない【花嫁の手紙】
たくさんの新婦さんのしたためる
手紙を見聞きしてきて、
気付くことがあれこれありまして・・・。
今日はそのうちの一つとして、
【結びよければすべてよし】と題して
手紙の締めくくり方についての
話を綴っていきますね。
これまでの感謝の想い、
これから歩んでいく未来への抱負。
こういったことを盛り込む花嫁の手紙。
単純に両親へ手渡す
”読むだけの手紙”であれば、
締めくくり方はさほど気にしなくても
問題はありません。
それが、”人前で読む手紙”となると、
特に締めくくり方はとっても大切です。
というのも、締めくくりでハッキリと
「これで手紙は結びなんだなぁ」
とゲストがわかるような状態にして
手紙を読み切らないと、こうなります↓。
・ゲストが拍手をし出していいタイミングが
つかみにくい
・謎の沈黙の時間ができる
司会者が花嫁の手紙が結んだことを察知して、
コメントを入れることももちろん可能です。
でも、できるならば同じ空間で
手紙に耳を傾けている誰もが、
「これで手紙は結んだんだ」と、
わかるような締めくくりの文言を
入れるのって、
「とっても大事だなぁ」と、
私は個人的に感じているんですよ。
それぞれの新婦さんによって、
結びの言葉は異なります。
例をあげてみますね。
《両親への感謝・抱負で締めくくる》
『結婚しても、私が二人の娘であることに
変わりはありません。
これからも見守っていてください。
今日まで本当にありがとう。』
《義理の両親へのメッセージ》
『○○さんのお義父さん・お義母さん。
私をあたたかく迎え入れてくださり
ありがとうございます。
未熟な私ですが、これからも末永く
よろしくお願いいたします。』
《ゲストへの感謝の言葉》
『これからも変わらないお付き合いを
していただければ嬉しいです。
本日は本当にありがとうございました。』
いずれも、花嫁の手紙の締めくくりに
盛り込む内容の一例をご紹介しました。
いかがでしょうか?
なんとな~く「これで手紙が結ぶんだな」と、
わかっていても、明確にはわかりにくい
そんな感じがありますよね。
そこで私がおススメなのは、
【日付+名前(もしくは名前のみ)を入れる】
という結び方です。
これであれば、聞き手にとって
明確に手紙の結びだということがわかります。
ということで今日のまとめです。
花嫁の手紙を読む場合の締めくくりは、
【日付+名前(もしくは名前のみ)を入れる】
披露宴で読む手紙をしたためる新婦さんに、
何か拾える点があれば嬉しいです。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。