以前は、こんな風にマスクをして
マイクを持って司会をするなんて・・・
と思っていましたが、
すっかり今ではこの姿が定番に
なってしまいました。
コロナ禍の昨今。
結婚式とマスクは、共存しながら
今に至る・・・そんな感じです。
私は、新郎・新婦さんと打合せの際、
披露宴開宴前にゲストへ
「お食事以外の歓談時はマスク着用に
ご協力ください」
というアナウンスを入れるかどうかを
必ず確認しているんです。
マスク生活もだいぶ長くなってきたので、
マスクをして歓談を楽しむというのも
皆さん板についてきているのも確かです。
とはいえ、
考え方はそれぞれの新郎・新婦さんに
よっても結構千差万別なんですよ。
「気にする人もいるから、
案内は入れてほしい」
という方もいれば、
「コロナを気にする人は
招待していないので、
特に司会者さんからアナウンスを
入れてもらわなくてもいいです」
のように、本当に様々。
これは結婚式に来てくださる
ゲストの方々も考え方が
多種多様だったりするんです。
でね、最近私が「悩ましい・・・」
と感じているのが、
『乾杯の際にマスクをどうするのが
ベストなのか』ということ。
会場に集ったゲストが、
新郎・新婦さんの幸せの門出を祝して
おこなう【乾杯】。
コロナ禍以前は、何の躊躇もなく
大きな声で【乾杯!】と
できたのですが、今はご時世的にも
大々的に大きな声を出してもらうのは
はばかられます。
ここ最近、乾杯の発声をするゲストに、
「可能であれば乾杯の時には、
外せる人はマスクをしないで
乾杯してもらいたいんですけど・・・」
みたいなご相談を披露宴開宴前に
受けることも多いんです。
お気持ち、
と~~~~ってもわかります。
とはいえ、会場は
感染対策に配慮しながら対応をしている
ということもあり・・・。
色々な考え方価値観を持つ方が
一堂に会している場であるということを
考えると、司会者である私が大手を振って
「マスクを外してください」
とも言えず・・・。
そんな悩ましい状況でもあるため、
最近の披露宴での乾杯は、
『乾杯!』と発声してもらってから
マスクを外して乾杯酒を飲む、
みたいな感じになっています。
以前、ネガティブになりがちな状況を
ちょっとした言い方の変化で
一体感が生まれた乾杯の話を
ご紹介しました。
私ね、しみじみ思うんです。
どうにもならない状況も、
捉え方次第でポジティブにしたい!と。
だからこそ、↑のようなちょっとした
機転を利かせたものの言い方は
本当に救いになるなぁって感じてます。
悩ましい状況はしばらく続きそうです。
嘆くだけじゃなく、その場に応じて
状況や雰囲気を見ながら、
どんなことができるのかを考える。
私にとって結婚式の空間は、
学びに溢れています!
ということで今日は、
今の結婚式のリアルをお伝えしてみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。