ゲストとして結婚式に列席していた時には、
深く考えることのなかったこと。
いざ!自分の結婚式となると、
これが結構ちょこちょこあるんですよね。
以前、司会を担当した
新郎・新婦さんから
打合せの際に受けた質問があります。
『私たちは披露宴中、
食事ってできないですよね?』
↑この話ってよく聞きませんか?
というか、実際そうなんですけどね。
この新郎・新婦さんは
それぞれの出身地の食材を
コース料理に盛り込みました。
そう!料理に並々ならぬこだわりを
持って準備されているんです。
そういう話を聞くと、
「ゲスト同様に料理を味わってみたい」
そんな気持ちになるのも納得でした。
新郎・新婦さんの様子を
ある意味一番間近で見ている
司会者目線の話をしますね。
披露宴中演出が無い時間には、
ゲストが新郎・新婦さんのいる
メインテーブルに来てくれて
写真撮影したり、歓談の時間を
楽しんだり・・・
といった時間になることが
ほとんどなんです。
なので、
新郎・新婦さんがゆっくり食事をする
時間は、残念ながらほぼありません。
「ゲストがメインテーブルにやってこない、
スピーチや余興中なら食事できるかも」
と思いたいところですが、
私は個人的におススメできないんですよ~。
スピーチや余興は、
「新郎・新婦さんのお祝いのために
ゲストが準備をして臨んでくれるもの」
ですよね。
その最中に、主役の二人が
もぐもぐと食事をしている姿は
あまり美しいものではないですしね。
↑のように結婚式当日の話をひとしきり
してみたところ、
新郎さんがこんなことを話してくれました。
『そうですよね。
料理はゲストをおもてなしするために
準備するものなんですよね。
ちょっとでも食べられたら「ラッキー」
くらいに思っておきます(笑)』
と言ってくれて安心しました。
会場によっては、
新郎・新婦さんには一品目の前菜だけが
提供されて、
後は披露宴後にゆっくり食べられる
ようにしてくれるところなんかも
あったりしますよ~。
ちなみに・・・
司会者の私は、美味しそうな料理を
視覚と嗅覚だけで楽しんでいます(笑)
こだわり、選び抜いた料理はほとんど
食べられなかったけれど、
食事を楽しんでくれているゲストの
様子を見ることができたり、
幸せな時間を過ごすことができた~!
こんな風に捉えられたら、
食事ができないこともポジティブに
思えてきますよね。
と、物事は見方捉え方次第で
いかようにでも変わりますよ~。
ということで今日は、
新郎・新婦さんが抱く素朴な疑問
の一つを取り上げてみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。