私が司会者として結婚式に携わっていて、
個人的に愛してやまないのが
【花嫁の手紙】です。
普段は照れくさくて、
面と向かって言えないこと。
特に大切な人であればあるほど、
感謝の気持ちを伝えられないってこと
多いですよね???
以前司会を担当した
新婦さんが読んだ手紙で、
すごく私の心に残っているものが
あるんです。
ということで今日は、
【”大好き”という言葉のチカラ】
と題して綴っていきますね。
この新婦さん。
結婚式の準備の際、
プロフィール映像を作成するために
これまで両親がたくさん撮りためてくれた
写真・映像を観返しました。
そこで一番目に留まったのが、
新婦さんが3歳の頃に出掛けた
家族旅行で撮影された映像。
お父様の膝の上に乗り、
『パパ大好き』。
お母様に抱っこされて、
『ママ大好き』。
とにかくいたるところで入る
ご自身の声は、
ご両親に向けて発する
『大好き』の言葉だったんだそう。
ご本人いわく、その頃のことは
ほとんど記憶にはないんですって。
その映像を観返して新婦さんは、
「大人になってから、
両親に『大好き』
って言ったことないかも・・・」
と、ふと気づいたそうです。
結婚式で読む手紙には、
↑のエピソードを盛り込まれたんです。
ご両親に向けて
感謝の想いを綴った手紙は、
『パパ・ママ、大好きです』
の言葉で締めくくられていました。
小さい頃は、
何の照れもなく純粋に言えていた
『大好き』という言葉。
それがいつしか成長と共に、
照れもあり素直に『大好き』という
言葉が発せられなくなっていた
心の機微。
思春期の頃には、『大好き』はおろか、
『ありがとう』という言葉さえも
素直に口に出せなかった反省。
そういった想いも手紙の中には
綴られていたんです。
だからこそ、
結婚式で読んだ手紙の中での
『パパ・ママ、大好きです』
にはすごい想いが詰まっていて、
聞いている私も言葉のチカラを
痛烈に感じた印象的なものだったんです。
※手紙ではなく映像で、かつてを振り返る・・・
こういうメッセージも様子が想像できてグッときちゃいます。
結婚式をする目的を、
「大切な人に感謝を伝えたい」
と話す新郎・新婦さんが多くいるのも、
納得の理由です。
普段は照れくさくて、
中々言葉にできない想いを
素直に伝えられるのも結婚式。
これから結婚式という新婦さん。
もし、手紙に何を書こうか迷ったら、
普段は言えない素直な想いを
盛り込むのはと~ってもおススメですよ!
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。