スピーチに関しての質問を
色々される私が、
不定期でお届けしている
【スピーチお悩み相談室】
スピーチに苦手意識を持つ方は、
『滑舌を良くしたい!』
という思いを持っています。
ということで今日は、
スピーチの場面だけではなく
日常会話でも存分に生かせる
滑舌よく話せるようになるコツを
ご紹介していきますね。
滑舌よく話すためには・・・
『丁寧に話す』
「滑舌が悪くって、
何を言っているのかわからない」
そう言われてきた方ほど、
実際にスピーチ本番を想定して
話してもらうと・・・
とっても早口なんです~。
ちなみに、
滑舌があまりよくないと認識した場合に
こういうことをしようと思いませんか?
・早口言葉を練習する
・舌筋を鍛える
実はこの練習方法がかえって
滑舌を悪くすることに繋がることが
あるんですよね~。
早口言葉を練習する・舌筋を鍛える
↓
言いずらい言葉は改善される
↓
話し方が速くなる
↓
自分の話すスピードの容量を超える
↓
言葉を噛む・つっかえる
もちろん、最低限の滑舌をよくする
必要性はあるんですが、
それ以上に大切なのは
『丁寧に話す』ことなんです。
でね、この『丁寧に話す』も
ただただスローにゆっくり話す
ということではなくて、
大切になるのが
【間(ま)】です!
『間』をとることで、
一つ一つの言葉の音を
確認しながら、
ゆっくり丁寧に話すことに
繋がるんです。
滑舌が良くないと悩む方ほど
『早口になる』のは、
【間】がほとんどないからと言っても
過言ではありません。
とはいえ、
『間を取りながらゆっくり話しましょう』
って言われても、
「何をどうしたらいいの?」
って思っちゃいますよね。
そこで私がおススメするのが、
文章の句読点を活用するという方法。
結婚式での新郎さんの謝辞を例にして、
文章にある、「、。」の部分で
間を取るとこんな感じです。
(□が間を取るところです)
次のフレーズに移る時には、
文章の中の間より意識して間を取るようにして
そこで息継ぎをするのもポイント!
私自身も、スピーチレッスンの際に、
原稿を添削する段階で意識的に
文章の中に句読点を入れて、
話しやすくなるようにしています。
そしてね、
こういう意識で話してみることを提案すると、
特に滑舌に自信のない方ほど、
「こんなに間を取って大丈夫なんですか?」
と心配をされるんですよ。
話のプロと言われる人たちは、
実はこういうことを意識的に
やっているんです!
だからこそ、話の速度も心地よく
誰にでも伝わりやすい話し方になる
というわけなんですよね~。
ということで今日のまとめです。
滑舌よく話せるようにするためには、
『丁寧に話す』
ぜひぜひ日常会話でも、
よく嚙んじゃったりする言葉ほど、
意識して丁寧に言うように
してみてくださいね!
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。