すっかり私たちの日常生活に欠かせないマスク。
マスク越しの会話は、しゃべる方も聞く方も
「聞き取りにくさ」を感じることありませんか?
私自身は司会の仕事の際、
マスクをつけた状態でマイクを握るのが、
もはや通常モードになりました。
以前にも増して、より一層マスク越しでも
明瞭に話すことが求められる環境にいます。
そんな中で、先日マスクをつけた状態で
司会をしていた時、
ゲストの方からこんな質問を受けたんです。
『マスクをしているのに、
どうしてあなたの声は
聞き取りやすいの?』
ということで・・・
前置きが長くなりましたが、
今日は
マスクでも聞き取りやすい話し方のコツ
と題してご紹介しますね。
マスクをしているのに、なぜ私の声は
聞き取りやすいのか????
それは、
母音(aiueo)を
しっかり発音しているから。
アナウンサーや、私のような司会業など、
「話のプロ」と呼ばれる人は
母音をしっかり発音できるように
教育されているんです。
マスクをつけて会話をする日常こそ、
母音をしっかり発音するということを、
ちょっと意識するだけであなたの話の聞こえ方が
格段に上がりますよ!
そのためにも、普段会話をしている時に
自分がどんな口の形でしゃべっているのか
意識してみることもおススメします。
特に、同じ母音でも
「あ」と「え」は口の形が似ています。
「あ」の発音・・・口を縦に開く
「え」の発音・・・口を横に開く
「あ」の発音をする時に、
いつもより少しだけ口を縦に広げる
つもりでしゃべってみるだけでも、
だいぶ変わりますよ。
『自分の話がスムーズに
聞き取ってもらえない・・・』
そんな不便さを感じている方こそ、
母音をしっかり発音する
ぜひぜひ試してみてくださいね~。
ちなみに・・・私は
「日常的にマスクをしなくちゃいけないなら、
ついでに表情筋を鍛えちゃおう!」
と、マスク生活を勝手にポジティブ変換して
こんなことをしています。
・意識的に口角を上げる
・口を閉じて舌先で唇周りをなぞる
(これ地味にキツイです・・・)
・唇をすぼめたり、縦・横に大きく開けたりする
人前で話すことを仕事にしている
という職業柄、
表情筋の衰えを加速させたくなくって
マスクの内側では地味にこんなこと↑
をしてますよ~。
ということで今日は、
マスクでも聞き取りやすい話し方のコツ
をご紹介しました。
何か少しでも拾える点があれば嬉しいです。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。