結婚式当日の親族控室。
そこで提供される飲み物があります。
今日はおめでたい席に欠かせない
【結婚式で縁起のいい飲み物】
についてご紹介しますね。
その飲み物とは・・・
《桜湯》です。
桜湯は、江戸時代からある
日本独自の飲み物で、
塩漬けの桜にお湯を注いだもの。
ふわっと広がる桜の花びらが
満開の桜を思い起こさせてくれて、
優雅な香りが漂います。
この桜湯。
普段の生活では、
お目にかかることも、飲むことも
なかなかないものですよね。
桜湯は、結婚式当日だけでなく
結納の際にも振る舞われます。
実はこういったおめでたい席で、
『お茶(煎茶)』はNGなんです!
(私も結婚式に携わる仕事をして知りました)
その理由は・・・
・その場だけを取り繕ってごまかす
「茶を濁す」
という言葉を忌み嫌うことから
・弔事(葬儀・法事)で
振る舞われていることから、
一生を決める結婚という
お祝いの場に相応しくない
このような理由からNGに
なったそうです。
ということでお茶に代わって、
お祝いの席に出されることになった桜湯。
見た目の美しさと共に、
お湯の中で花が開く様子も
とても美しい飲み物です。
なお地域によっては、
桜湯の代わりに「喜ぶ」に通じる
《昆布茶》を出すこともあるそうです。
「花開く」という縁起のいい
飲み物とされる桜湯も、
素敵な意味や由来のある、
結婚式アイテムの一つです。
ちなみに・・・
桜の花には肌のたるみやシワを
抑制する抗糖化作用があるそうですよ~。
結婚式準備中のプレ花嫁さんの
美容のために、癒しのひと時に
取り入れるのもありかもですね。
ということで今日は、
【結婚式で縁起のいい飲み物】として
《桜湯》をご紹介しました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。