結婚式の打合せを司会者として
させていただく中で、
私がもっとも大好きな時間。
それが・・・
なれそめやプロポーズのお話です。
聞いているこちらが
幸せな気持ちになるような
プロポーズのエピソードも
本当に数多くあります。
今日はそのうちの一つを
ご紹介しますね。
ある新郎・新婦さん。
司会者との打合せの前に
あらかじめ記入していただく
プロフィールシート。
その中に
「お付き合いの中での
一番の思い出」
を記入していただく箇所
がありました。
新郎・新婦さん共に
「号泣のプロポーズ」
と書かれていました。
思わず私は、
相当前のめりになりながら、
このエピソードの詳細を
聞いてみました。
新郎さんがプロポーズをするにあたり、
用意したのは手紙。
というのも、新郎さんが
『プロポーズをしよう!』と、
決意をした頃。
新婦さんは体調を崩し、
仕事も辞めることになり、
心も身体も弱り切って、
自信も無くしていたそう。
新郎さんの用意された手紙。
そこには・・・
新婦さん自身が気付いていない
魅力、尊敬できるところ、
とにかくとにかく、
新婦さんのことをしっかりと
理解していなければ綴れないような
心からの想いが
ぎっしり綴られていたそう。
新郎さんから手渡された手紙を
その場で読み、大号泣してしまった
新婦さん。
すべて読み終えたところで、
つられて大号泣した新郎さんから
「結婚してください!」
とプロポーズの言葉。
その時の様子を思い出して、
ちょっぴりウルウルしながら
こんな風に話してくれました。
「もらった手紙が、
私にとっては指輪をもらうより
嬉しい一生の宝物になりました」
本当に相手のことを想い、
素直なその人の魅力を
心から綴った手紙。
お二人のその時の様子を
聞きながら、私も幸せな
気持ちを味わわせてもらった
プロポーズのお話でした。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。