結婚式で、
これまでたくさんのスピーチを
聞いてきました。
どんなにいいスピーチを用意してきても、
あっという間にそれが残念に
なっちゃうものがあるんです。
ということで今日は、
【話しグセは誰のため】
と題して綴っていきますね。
あっという間に
スピーチが残念になっちゃうもの・・・
それは、話しグセ。
・「え~」「あの~」が話し始めに必ず入る
・「です~」「ます~」などの独特の語尾
・変な抑揚がある
などなど。
まさにこういうものを
「話しグセ」というのですが、
これがあるばっかりに、
全然話の内容が入ってこない・・・
なんてことありませんか?
中でも変な抑揚は、
話し手が自分でリズムを取るために
しているケースが
多いのかもしれません。
かつて私がやっていたバスガイド。
実はバスガイドに、変な抑揚をつけて
話す人がとっても多いんです。
(私もその傾向ありありでした)
動く車内、移り行く景色を見ながら
話を聞いてもらうという
シチュエーションこそが、
独特の抑揚を生んでしまうんですよね~。
ちなみに・・・
電車の車掌さんのアナウンスなんかも
その類いですよね。
以前、電車の車掌をされている
新郎さんの司会を担当した時のこと。
『本日わぁ~、
私たちのためにぃ~、
お越しいただきぃ~
ありがとうございますぅ~』
ウェルカムスピーチや謝辞が、
まるで電車の車内にいるような
空間になっていました!
それを聞いているゲストも、
新郎さんのお仕事を知っているだけに、
微笑ましくその様子を見守っていましたよ。
やっぱりその新郎さんのスピーチも、
後から思い返しても
『独特の抑揚をつけて話していた・・・』
という記憶しかありません。
かくいう私も、人前で話すプロとして
話しグセがむやみやたらに出ないよう
いつも自分に注意を払っています。
話す内容をしっかり届けるために、
話しグセは百害あって一理なし。
思いを届けるためには、
なくしていきたいですよね。
今日は私自身もクセ全開にならないように、
自戒を込めて綴ってみました(笑)
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。