スピーチは『つかみ』よければすべてよし! | 結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ

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ウェディング司会経験数1000組以上。
結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇを主宰しています。
司会者だからこそ見える、スピーチ、話し方のコツ、結婚式のこと、などなど・・・をお伝えしています。

数多くの結婚式でのスピーチを

聞いてきた私ですが、

この方のスピーチを超えるものは、

今も中々出てきません。

 

 

その方は・・・

小泉純一郎元総理

 

 

今から10年前に担当した披露宴司会。

 

 

新郎のお父様が、小泉元総理と同級生。

 

 

子供の頃から面識があったということで、

主賓としてスピーチをされました。

 

 

スピーチ冒頭、そう『つかみ』の

一言がこれでした↓!!!

 

 

『結婚で人生の新たなステージに立った

〇〇君。

本当にかっこいいよ。おめでとう』

 

 

これがスピーチの冒頭です。

 

 

私だけでなく、

その場にいた新郎・新婦さん、ゲストが

小泉元総理のスピーチに

あっという間に引き込まれたのは

言うまでもありません。

 

image

 

よく聞くスピーチの冒頭は・・・

『〇〇さん、〇〇さん、

ならびにご両家ご親族のみなさま、

本日は誠におめでとうございます。

只今ご紹介にあずかりました、

新郎〇〇君の上司の〇〇と申します。

誠に僭越ではございますが、

一言お祝いの言葉を述べさせて

いただきます』

 

 

結婚式のスピーチに正解や不正解は

ないとは思うのですが、

スピーチの本やネットで見かける

例文等でこんな冒頭が

紹介されているので

よく聞く言い回しではあります。

 

 

そんなよく聞く言い回しとは

一線を画した、

小泉元総理のスピーチ最大のポイント。

 

 

それは・・・

冒頭の第一声で、

その場で感じた思いを

一言述べたこと。

 

 

まさにスピーチ冒頭の『つかみ』は

この一言で十分すぎるほどでした。

 

 

小泉元総理といえば、

かつて足の怪我がありながらも

大相撲で優勝した貴乃花関に

賜杯を手渡す前、

『痛みに耐えてよく頑張った。

感動した。

おめでとう。』

の一言が相当印象に残っていますよね。

 

 

この一言こそ小泉元総理が

感じた思いであり、

かつその場にいた観客の気持ちを

代弁したからこそ、インパクトがあって

忘れられないものになったのです。

 

 

私の聞いたスピーチは、この時ほど

熱量はなかったものの、今でも印象に

残るスピーチなのです。

 

 

ちなみに・・・

政治家として活動されている

息子の進次郎さんも、

お父さん譲りなのか

「やっぱり『つかみ』が上手いなぁ~」

と感じちゃうのは私だけでしょうか?

 

 

スピーチは奇をてらう必要はもちろん

ありませんが、

冒頭の第一声で、

その場で感じた思いを

一言述べてみる

というのは参考にできる点ですよね。

 

 

まさにスピーチは、

【『つかみ』よければ

すべてよし!】

なのです!!!

 

 

ということで今日は、

自称スピーチマニアの私が

一人で勝手に感心した、

スピーチの『つかみ』

の話をご紹介しました。

 

 

スピーチを控えている方に

何か拾える点があれば嬉しいです!

 

 

本日も結びまでお読みいただいて

ありがとうございます。

 

 

 

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