今日はうちの子たちは全員、修了式でした。

 

 


高2長男、中2長女、小2三女が

全員3年生になります!早い( ̄ー ̄)

そしてW受験生!どーする!

 




そんな新年度を前に、

今日は教職員の異動も発表になり

この時期は毎年、教師時代を思い出します。





ということで

先日の暗黒の大学時代シリーズに続き、

私が教師として採用になるまでの話を

振り返りたいと思います。

 

 

 

教員採用試験を最初に受けたのは

大学4年生の時。

 

 

 

当時、石川県は確か

①教諭としての採用(合格)

②講師としての採用(不合格)

③不採用(不合格)

という3ランクに分かれていて

 

 

 

初年度は不合格で②の講師採用となり

地元の中学校で期間限定で講師をしていました。

 

 

 

その中学で講師をしながら

2回目の教員採用試験を受験したのだけど

また不合格で講師採用。

 

 

 

大学の時の仲間が先に合格したと知って

嫉妬に狂ったりもしました。

(悔しすぎて海に向かってばかやろー!って叫びに行ったw)

 

 

 

 

そのころ働いてた中学って

けっこうやんちゃな男子が多くてね。



教師初心者の私は

授業中に暴言吐かれたり

注意してもすぐ反抗されたりして

全然うまく関われなかった。

 

 

 

当時はまだ「勇気づけ」も知らなくて

見よう見まねで授業をして

「先生ってこういう風にすべきだよね」

っていう記憶だけを頼りにしてて。

 

 

 

金八先生をリスペクトしてたのに

「全然金八じゃねぇ!

私は金八みたいになれねぇ!」

ってソッコーで現実に打ちのめされてた(苦笑)

 

打ちのめされ期のワタクシw

怖い!!

 

 


その頃まだパソコンが普及してなくて

ワープロとか手書きでプリントを作ってて

(時代がばれる。笑)

 

 

 

当時からわかりやすく板書したり

プリントを作るのだけは得意で楽しかった。

(それが今の講座作りに繋がってる!)

 

 

 

でも、やんちゃな生徒に振り回されて

精神的に余裕がなくて

それでも我慢して働き続けてたんだけど

 

 

 

「こんなしんどいのに採用試験の勉強と

同時に講師はできません!」

って思ったから、一度働くのをやめて 

勉強に専念することにした。

 

 

 

けれども、

当時は超就職氷河期

教員も倍率10倍とかだったかな??

 

 

 

超狭き門で、翌年の3回目も撃沈。



 

その頃からだんだん

「教員になるのは難しいんだ」

っていう思い込みが出来上がっていった。

 

 

 

その翌年は高校の講師の話が来て

進学校で国語を教えることになった。



 

その高校で講師をしながら受けた

4回目の採用試験もやっぱり

不合格(講師採用)。

 

 

 

 

半年間の契約だったので

残り半年は仕事をせず、年度末に結婚もした。

 

 

 

 

その次の年度は

2つの高校を掛け持ちすることになって

所属校と同時進行で

別の高校で非常勤講師として

週に数時間だけ授業を受け持つことになった。

 

 

 

この所属校はよかったんだけど

週に数回行くもう一つの高校は

めっちゃ大変な学校で!




教室で授業中に堂々とお菓子を食べたり

窓からごみを投げたりする風景が

あたりまえになってて

ここでも打ちのめされて。

 

 

 

当時はカルチャーショックなのと

そもそも教師として自信がないのとで

 

 


「私の授業がつまらないからだ…」

「若いからなめられてるんだ…」

って思って

その学校に行くのがホント苦痛だった!泣き笑い

 

 

 

講師だから、正規の先生じゃないから、って

遠慮してたのもあって

かなりやりづらかったな…

 

 

 

で、その年の5回目の教採も

やっぱり不合格で講師採用。

 

 


年下の、大卒ですぐ受かった先生が

新採で入ってきたのにもザワッとしたりして

「早く正式な教諭になりたい!」

って焦ってた。

 

  

 

それでね、

当時、国語教師だから

文芸部の顧問にあてがわれてたことがあって。

  


 

吹奏楽経験者だから

本当は吹奏楽部がよかったんだけど

正規の先生に経験者が多くて顧問ができず

講師の私は部員一人の文芸部に回された。

 

 

 

正直、国語教師なのに

(そして文学部卒なのに)

当時、文学とか文芸とかに

全然興味がわかなくて(汗)

 

 

 

でも私はそんな自分の偽りに気づかず

「文学部出の国語教師だから

当然文学を好きなはず!

好きじゃなきゃおかしいっしょ!」

みたいに思い込んでて

 

 

 

「理想の国語教師」を頑張って演じてた。

(当時は本当に気がついてなかった!

当時の生徒さんごめんね。汗)

 

 

 

そんな感じで

私の講師時代はけっこう暗くて笑



 

今と全然マインドが違いすぎて

思い出すとキューってなります。

 

 

私の教師までの道は

そこからもうちょっと続くのですが

長くなったので②に続きます。