山本真弓です。
先日、
「障害児育てに疲れるのは当たり前」
という概念を変えられないかな?
という記事を書きました。
その後、少しだけ「この問いへの答え」
のようなひらめきがありまして…
メルマガにその気づきを書いたのですが、
とても大切なことなので
こちらでもシェアさせてください。
書きながら、自分の中から
「これを言葉にするためにここまで
歩んできたのかもしれない!」
と感じるほどの心の震えがありました。
そのお話をシェアさせていただきますね。
今まで、私を含め世の障害児ママは
「障害児育ては大変」
「でも耐えて頑張るのが偉い」
っていう世間のストーリーの中で、
どこか苦しさを抱えていたと思います。
そして、その大変さを乗り越えてきた人の話とか
ハンデがあっても成功したという
サクセスストーリーを持つ人の話ばかりが
世の中的に賞賛されて、
「私はあんな風にできない」
「あの人のお母さんみたいに子どもに人生捧げられない」
と、自分の子育てと比べて凹んだりして…
ただただ子どもに振り回され、
悩みが尽きない毎日。
疲れて一日があっという間に終わる…
そういうママが大多数なんじゃないかなーと思ったんです。
でもね、なんかふと今日、
私の中で何かが弾けました。
それっておかしくない??
「普通に日常を生きてる障害児ママ、
めちゃくちゃかっけぇんだよ!!」
って強烈に思ったんです。
障害児ママがただ日常を生きていること。
それ「そのもの」が、すでにめっちゃ尊い。
サクセスストーリーじゃなくても、
毎日子どもと生きている。
それだけで、めちゃくちゃかっけぇよ!!
普通にご飯作って、
子どもを迎えに行って、
お風呂に入れて、
連絡帳書いて、
いろいろあるけど、
子どもが安心して過ごせるように工夫して
時には愚痴りながらも
毎日子どもと一緒に生きて、日々、生活していること。
これって、「当たり前」なんかじゃないし、
特に障害児を育てていると
普通じゃないこともたくさん起きるけど
それでも、子どもと一緒にいること。
それって、ほんとうに
誰でもできることじゃないし、
もっと自分を誇っていいんじゃないか、って思うんです。
ハンデのある子どもの才能を伸ばして
世間的に成功した人だけが価値があるのではなく
「普通のママが悩みながら、
もがきながら、
普通に日常を送りながら
障害児の子育てをしてることって、
それだけでめっちゃ価値のあることなんだよ!」
って、声を大にして言いたい。
…これに気づいた途端、思わず泣きそうになりました。
きっと、私がずっと
世の障害児ママさんたちに
伝えたかったことは、これなんだと思います。
そしてそれは自分自身にも
ずっと言ってあげたかったことなんだと思います。
だからこれからは
「障害児ママのサクセスストーリー」
じゃなくて
「障害児ママの日常ストーリー」にこそ
光を当てていきたい。
そして
「普通の障害児ママ、かっけぇ!」
って自分を誇れる人を増やしたいし
障害児ママの日常に
光を当ていける仲間も増えたら心強いな、って思ってます。
毎日障害児育てをしている自分を否定したり、
他人と比べて下げるのではなく、
もっと自信を持っていいし
もっと自分を誇っていい。
そんな世界をみんなで作っていけたら嬉しいです。
(ここまで)
この気づきは、きっと私だけのものではなくて、
これまでたくさんの障害児ママさんたちが
心のどこかで感じてきたことなんじゃないかなと思います。
障害児の育児をしていることそのものが
すでにすごいことだし、尊いことですよね。
クタクタになっても、
イライラしても
心配事が尽きなくても
時には投げ出したくなっても
それでも毎日、子どもを見守り、命を支えている。
そんな自分に心から
「アンタ、かっけぇよ!」
って言ってあげたくなったんですよね。
もっと自分が当たり前にやっていることに
光を当ててあげてもいいんじゃなかろうか…と。
「普通の障害児ママって、本当にかっこいいんだよ」
だからこそ、これからはこの言葉を、
自分自身にも、そして
たくさんの仲間たちにも贈り続けていこうと思っています。
何か伝わったら嬉しいです!
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