昨今はグルメ漫画がドラマ化され人気になることも多く、その走りは孤独のグルメだろう。
しかしグルメ漫画は子供の頃からあり、小学生の頃に読んだ「包丁人味平」は衝撃的に面白かった。
この作品で出てきたアイスクリームの天ぷらが実際にあり得ると知ったのは大人になってから。
高校から大学の頃にグルメ漫画は第一次?全盛期を迎える。
トップランナーは何といっても「美味しんぼ」
美食を追求する山岡史郎と海原雄山の対決は面白いし、料理に対する知識も付いた。
実際の店や料理人も登場する。
「味いちもんめ」や「クッキングパパ」もこの時代にスタート。
サラリーマンが自分で作る料理を家族に食べさせるクッキングパパは毛色が違ってほのぼのする。
変わったところでは「道連れ弁当」
編集者が駅弁を食べて回る作品。
この作品を読むと駅弁が食べたくなる。
大人になって漫画を読むことは少なくなったが、冒頭のグルメドラマの影響で少し読むようになった。
これを第二期全盛期とみれば、トップランナーは「孤独のグルメ」か。
コミックとっしてはあまり売れていなかったというが、ドラマでブレーク。
原作では店名が出てこなかったり変わっていたりするが、赤羽の「まるます」はモデルであることは間違いない。
ドラマの店は何店か訪問しているので、こちらをご覧下さい。
土山しげるものでは「野武士のグルメ」「荒野のグルメ」などの作品が面白い。
両作品とも一人で美味しいものを楽しむ点では孤独のグルメと同じ。
ただ実在すると思わしき店は出てこない。
「そばもん」など比較的正統派のグルメ漫画もあるが、最近は「目玉焼きの黄身 いつすぶす?」や「今夜はコの字」など特化したものも多い。
次回はそんな漫画をドラマ化したものをご紹介する。