さぼっていました
気づけば1週間以上もブログを更新せずにいました。
もともとあんまり更新を気にしないテキトウな私ですが、最近は「更新しなきゃぁ~」と思いつつサボっていたかんじです。
サボリの理由は…
引越の準備で毎日それなりに忙しかったことと、実家から、藪から棒に里帰り出産をすすめられてどうしようかちょっとだけ悩んでいたということ。
里帰り出産に関しては、結論から言えばやめました。
詳しいことはこちらの新しいブログ→赤ちゃん@スペイン で…
スペインでこのまま産もうという新たな決意のもと、今後赤ちゃん関係のことは別ブログに書くことにしたのです。妊娠・出産に興味のある方もそうでない方も、ぜひ見てくださいね!
ピソを探して三千里
Madrid中心部の、とあるピソ。私はこういうスペイン風な建物も好き。
先日、夫の会社の人事が発表され、私たちはあと2年ほどスペインに住むことになった。
嬉しい!
とはいえ、このままスペインで出産・子育てをする、というのは少しドキドキ。
まあ、なんとかなるでしょう!
で、この機会に夫の職場近くに引越をすることにした。
夫も私も不動産めぐりは大好きなうえ、ふたりとも凝り性とあって、
この1週間はほぼ毎日のように、時間を見つけては新しい住まいを探してまわっている。
スペインでお家を見つける方法は、いくつかある。
1."Segundamano"という新聞又はネット(http://www.segundamano.es )で探す
2.不動産屋を利用する
3.歩いて、「部屋貸します("Alquilo piso" "Se alquila" "Piso en alquiler")」という物件を見つける
(4.学生の場合は、学校で紹介してもらえることもある)
ちなみにpiso=マンションの建物、マンションの部屋、マンションの階を指す
他にも、
apartamento=通常寝室が1~2個の小さめピソを指すみたい
estudio=ワンルームマンションのようなものらしい
などの広告も良く見る。
私たちは、「歩いて探す」派。
住みたい区域をくまなく歩いて、ピソの入口や窓にある貼り紙を見つけては、portero(管理人。Conserjeというところもある)に聞いたり、貼り紙の電話番号に問い合わせたりする。
この方法なら、ピソの外観だけでなく、周辺の雰囲気や、管理人さんの雰囲気も分かって一石二鳥☆
しかし、疲れること!
30度を超える都会砂漠を歩き回った日の夜は、ヘトヘトで、ぐっすり熟睡。
それでも充実感に浸って、次の日も「もっと見よう!」となるのは、やっぱり好きだからだろうな…。
スペインの家探しで良いのは、amueblado(家具付)の物件が結構あること。
とはいえ、その内容はピンキリ。
大家がいらない家具や食器をちょこっとだけ置いてある場合も多い。
ただし、「~を付けて」などと、交渉可能な場合もあったりする。
一度などは、「ここはホテル?」というくらい全てが揃っていて、新品のタオルまでついていた所もあった。

とある家具付物件の、趣味の良い居間。ここはかなり気に入ったのだけど、比較検討の結果、他を借りることにした。
マドリード中心部の建物は、築30~40年の味のあるもの(?)がおおい。
中はリフォームされてきれいな場合も多いけど、それでも、会社から近くて、交通の便も良くて、街も建物も部屋もキレイで、家具もキレイなものが揃っていて、管理人も良さそうな人で、スーパーが近くて、ベビーカーで利用しやすいエレベーター付で、病院もそこそこ近くにある、となると少ない!
(我儘いいすぎだからか…)
マドリードの一地区だけで、いくつ部屋を見ただろう…。
でも、いよいよ契約にこぎつけたところがあり、家探しの旅も、そろそろ終止符を打ちそうです。
夏といえば…ガスパチョ?!
スペインで私が一番初めに好きになって、今でも一番の大好物のガスパチョ(Gazpacho)。
初のスペイン・アンダルシア地方を旅行した時以来のファンである。
ひとことで言えばトマトの冷たいスープ、というか野菜ジュースのこってり版というか…。
今年マドリッドでは大分前から30度をこえる晴天が続いており、早くも夏バテぎみだったので、
思いついて今年初のgazpachoを作ってみた。
作り方はいとも簡単。
※↓この分量通りだとすご~く大量にできるので、(ミキサーに入りきらない)、半分にしたり、野菜の大きさを見てお好みで調節が必要です。つまり私はいつも適当。
*きゅうり1本
*熟したトマト(皮をむいて種をとる)2個
(私は皮も種も食べちゃう!けど、なめらかな食感を求めるなららちゃんと取らねば…)
*ピーマン2個 (赤・緑パプリカを使ってもOKかも。これまた、うす皮があるけど)
*にんにく1~2かけ
*300ml程の水
*赤ワインビネガー大匙2
*オリーブオイル大匙4
*塩、こしょう、砂糖を適量
野菜を全てざくざく切って水とともにミキサーにかけ、味をつけて、冷た~く冷やすだけ(←重要!)
きゅうりを切ったものや、かりかりパンなどを浮かべて食べてもよい。
トマトやきゅうりなどの青臭い野菜と、にんにくを愛する私には、とにかくたまらない!
挽きたてのこしょうを使うと、喉にちょっとピリッとくるのも私は好き♪
るんるん気分で夕食の準備をしていたら、帰宅した夫が、ドアを開けたとたんに「ガスパチョ作ったの?」と分かったくらい、家が新鮮野菜の香りで満たされていた。
もちろんこのガスパチョ、トマトなどの青臭い野菜を毛嫌いする人には、とにかく耐えられない、みたいですが…。
よく、パンを入れて作る方法を料理本やTVで見るのだけど、私はやってみたことがない。
今度はパン入りで試してみたいな。
週末@フランス
夫の用事で週末はフランスに行って来ました。
こう書くと、ヨーロッパに住んでいるんだなぁって感じがする。
以前は、スペインに住めば、ヨーロッパをたくさん旅行できる!と思っていた。
実際は、ヨーロッパ内だって移動には結構お金がかかるわけで、貧乏な私達夫婦は旅行なんてあまりできないのだが…。
でも、パリは夫の用事に便乗していくことが多く、この1年でもう3回目だ。
今回は、パリ郊外のホテルに泊まっていたのだが、土曜日は1日フリーだったので、パリのまちへお出かけ。
パリで何が楽しみって、おいしいパン。
安ホテルの朝食のパンですら、全然スペインのものと違う!
だってスペインのパンは石のように硬いのだ。
もちろん、レストランによってはおいしいパンの出てくるところもある。でも、基本はカチカチパン。
私は、結構スペインのパンもそれはそれで好きなのだけど。
でもパリで食べるサンドイッチやクロワッサンは感動的。
もうひとつのパリの楽しみ。それはラーメン。
パリには日本街ならぬ日本通りがあって、ラーメン屋などがた~くさんある。
ここを歩いていると、日本人がた~~くさんいる。
ラーメン屋に入れば、フランス人のお兄さんが「いらっしゃいませ~」と日本語で…。
ブックオフのパリ支店もあり、フランス人にしか見えない店員が私よりも上手に日本語の敬語を使いこなしている。
すごいよ、パリ。
女の子たちも女の子らしくてかわいい気がする。
さて、パリのお出かけを楽しんだ後、郊外のホテルにメトロとバスを乗り継いで1時間かけて帰った。
この時、思わぬ事件が起こった。
バスに乗って、そろそろホテルが見えてくる、という時。
外はもう真っ暗。
突然、外のどこかでパーンという音がしたかと思うまもなく、
パンパンパンパン!!という激しい音とともに、
バスの窓ガラスに大きな火花のようなものが横に並ぶようにして当たった。
その火花は、バスよりも速い速度で、バスの左サイドの一番後ろの窓ガラスから前に向かって連打した。
私は、バスのちょうど真ん中あたりの左サイドに、後ろ向きに座っていたので、それが良く見えたのだ。(スペインもそうだが、フランスのバスは、進行方向と逆向きの椅子がいくつかある。)
その火花を見た瞬間、私は、だれかが外から銃でバスの窓めがけて撃ってきたのだと思った。
そして、次の瞬間、私は伏せていた。
「窓から離れなければ!」という気持ちが、座席から通路側に身体を傾けさせた。
そこに、バスが急ブレーキ。
私は通路にほおり出され、そのまま通路をすべって前まで転がって止まった。
ここは全てがスローモーションに感じられた。
「おなかは守らなければ!」とだけ思って(やっぱり妊婦)身体を丸めて滑った記憶がある。
で、私を助けようとした夫が、バランスを失って私の上(腹)にどすーんと着陸してきた。
落ち着いて改めて窓の外を見ると、どうやら無差別銃撃なんかではなく、車の事故だった。
私は火花だけ見て床にダイブしたが、夫は普通に窓の外を見て、小さな車がスピンしているのを見たらしい。
その車は道路の真ん中の壁にぶつかってひしゃげて止まっていた。
じゃあ、あのパーンという爆発音と窓ガラスの火花は何だったんだろう?
その後運転手がバスの左後ろタイヤをチェックしていたから、道路に爆竹でも落ちていたのかな。
とにかく、驚いた。
そして微妙に恥ずかしかった。だってバスは満席で、みんな動揺していたけど、こけているのは私たちだけだったし。腕と時計すりむいて打撲を負ったし。
学んだこと。火花だけで、銃撃だと思って伏せてはいけないよ。
ていうか、いつから私はこんなはやとちりをするようになったんだろう?
テロに敏感になってるのかな、とも思ったが、夫には映画の見すぎだと笑われた。
ご近所さん…ヒマな主婦の井戸端会議的ひとりごと
暑くなってきて、窓を開けていることが多くなった。
窓が開いていると、いろんな音がよく聞こえる。
うちの場合、特に、同じマンションの住人の音がよ~く聞こえる。
聞くつもりがなくても、聞こえてしまう、筒抜けマンションなのだ。
ちなみに、私たちが住む建物はかなり小さい3階建てで、1フロアに1つの家しか入っていない。
(3階建てといっても、スペインでは日本で言う1階=piso bajo,2階=primer piso「1階」と数えるから、高さは日本で言う4階建て。Piso bajo部分は倉庫かなにかになっている。)
つまり住人も3世帯しかいない。
私と夫は、真ん中の2階に住んでいる。
1階にはベルギー人の中年女性が一人で住んでいる。
そして3階には、どこの国の人かは分からないが、英語を話すカップルが住んでいる。
そんなわけで、時には下からフランス語が、上からは英語が聞こえてきて、自分たちは日本語で会話しているという、なんとも国際的?な集合住宅なのだ。
窓を開けているとよく聞こえる、と最初に書いたが、スペインの建物は日本と違ってぴったりくっついて建っている割には、窓が多いと思う。
うちのマンションも、表通りに面する窓、裏の中庭に面する窓、そして建物の真ん中、ちょうどバスルームとキッチンの間にも小さな小さな吹き抜けがあって、窓がついている。
この小さな吹き抜け部分は冬でも換気のために窓を開けていることが多いので、キッチンなどで作業をしていると突然、
"Honey, do you need more sauce?"
"Not right now, thanks."
…みたいな会話が聞こえてきたりして、
あ、上でも食事中なのね…と思ったりする。
ちなみに、上の人たちとは話をしたことがない。
たま~に階段ですれ違って"Hola"とにっこり挨拶するだけだ。
こんなかんじ↓のカップルだ。相当適当な絵だけど…。
けっこう個性的なファッションに身を包み、なんとなく、話しかけにくい雰囲気でもある。
そんなわけで、彼らの正体?は未だに不明。
でも、1年近く住むうちに、どうやら音楽家(の卵?)であることだけは確信した。
毎日歌の練習をしているのだ。
男の人がギターを弾きながら歌い、女の人がそれにフルートをあわせたり、合唱したりしている。
持ち歌は2,3曲かな?
ジャンルとしては何だろう…
彼らがよく聴くメジャー系の音楽はR.E.M.やビョークなのだけど、それらを混ぜて100倍ヘンにした感じかな(失礼!)。
毎日歌っているのは、もはや私まで暗記してしまった。
"Do you wanna run away...?"という歌。
好みじゃない、というかむしろ嫌いな曲なのに…覚えちゃったよ…。
ちなみに彼らは、クラシックも好きで、いろんなものを聴いている。
暗い「アマデウス」とか、うるさいオペラとか聴かれると、「やめてぇ~」と思うけど、
最近は「白鳥の湖」やバッハの無伴奏チェロソナタがお気に入りらしく、私も心地よい。
彼ら、スペインの音楽は全く聴かない。
多分まだデビューはしていない彼ら。
いつかどこかでまた彼らのメロディーに再会する日が来るのだろうか…。

