ミュージカルコメディ『ライム』終演のご挨拶(当日パンフレットあいさつ文) | 華波蒼の『毎日かものはし。』

華波蒼の『毎日かものはし。』

ネタを探して三千里。
お知らせと暮らしのほんの狭間のおもしろかったこと。

ご観劇(ご乗船)の皆様、
港からご声援下さった皆様、
この船を支えて下さったすべてのみなさまのおかげで

無事に幕を下ろすことが出来ました。

みなみなみなさまの誰一人が欠けましても
この物語は成立しませんでした。

お心を寄せていただき

ありがとうございました。

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(終演直後)

 

一隻の方舟(彼いわく「中型の漁船を改造しただけの”普通”の船」)の中で繰り広げられる、

悲喜こもごもの男3人芝居、

いかがでしたでしょうか?

脚本家と致しましては、
なんとこれが、はじめて

本当に一字一句たった一人で書いた台本になりました。
(これまで寄り添っていてくれた"編集"という名の共同制作者はワタシの内側から応援してくれました)

 

 

押し寄せては返す波のように
日々ハレの日とケの日を繰り返すように

"生きる"ということは
悲劇と喜劇の繰り返しです。

そんなあらがいがたい時代の波と、

自分自身にもまれる人間模様を、

どうか希望をもってえがけていますように。

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(開演直前)

 

このような時代に

お客様と、支えてくださるスタッフの皆様と
心を預け合うことができ、
共演者とまさに荒波の中、命をわかちあうことができ、

役者といたしましても、脚本家と致しましても、
今回も心の中で生まれたことは沢山ありますが、
 

お客様に感じていただいたことが
冒頭の自身の台詞を拝借しますと、

「僕が、いや、僕たちが」お届けできた全てです。

いただきました数々のお言葉、ご感想を担いで
また次回に向けて訓練、精進を重ねたいと思います。

今後も皆様に楽しい時間をお届けできますよう、

また、

心の中でずっと引っ張れるネタを仕込み続けられますよう

励んで参ります。
 

劇中、沢山の仕掛けや伏線を用意しております。

またぜひ!配信でも反芻していただければ幸いです!

本当にありがとうございました。

toitoitoi......


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(劇中、唯一”ルイス”の前名が記されていたファイルと電信)


<真面目ここまで>

<以下通常運営>

 

いやー--!みなさま本当にありがとうございました!!

終演のご挨拶遅くなってごめんね!!

 

 

それでは聞いてください。

 

机、椅子含めこのテーブルに乗っかってったもの

全部私物。

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が、終演後に無事家に帰ってきたので

先に片付けをしていました。

一生片付かないかと思った。

 

「これ持ち込みなの!?」って大道具さんすら若干ひいてた。

(素敵なソファは澤田写真館さんでお借りしました)

 

あ、電信は「モールス電信貸していただけませんか!?」と、

かれこれ〇十年くらいのお付き合いになる大道具さんに聞いたら

作ってくれた上に、くださいました。

 

「貸して”いただけませんか”?」って

そんな図々しい意味ではなかったのですが・・・・

わー---い!!(手放しで喜ぶ絵文字)

 

 

というわけで、

久しぶりに演劇をした~!!!という感じでございます。

 

 

巡礼、ノアの方舟、戦争、人間関係(?)、ケミカルな仕掛けetc

もりっもりに詰め込んで一つにしてパン粉でつないで

コロッケにして揚げてみたらこうなりました。

 

といったところ。

 

出演者は

「これはもう大人のずっこけ三人組」

と言いながら稽古しておりました。

 

大人のずっこけ三人組、

公式さんで配信決定!とは特に言っていないので

ワタシの口がつるつるとすべっているだけです。

ワタシもお上からのお沙汰を待ちなので、ここで読んだことは心に秘めておいてください。

 

 

というわけで!

(アクスタも作ったし!)

ライムの稽古裏話や小ネタの話など続きますので

しばらくお付き合いくださいませ。

 

解説などのご要望もあるので前回同様、

noteの方でライナーノーツを公開する予定です。

 

 

引き続き、なにとぞどうぞ御贔屓に!

 

※※※

感想、考察などはぜひ

#三角ライム を!

 

 

 

 

以下、当日パンフレットの挨拶文(拙著)

 

====

 

「死と同じように避けられないものがある。それは生きることだ。」

かの有名な喜劇王チャップリンの言葉です。

舞台は激動の時代。
今回は荒れ狂う波のような時代に、船上で時代に翻弄される
それぞれの事情を抱えた3人の男たちの話です。

いつの時代も人間は時代に、世間に抗いがたく流されているようで
自身のことを一番翻弄しているのは自分自身。

そしてこれもまた、いつの時代も、
何かに翻弄され八方ふさがりになっている人間を安全なところから眺めるというのは大層な"喜劇"に感じるものです。

時代の洪水におし流される方舟に乗った我々を
どうぞお楽しみください。

久しぶりに筆をとり「演劇」をお届けできることを大変嬉しく思います。
本日は、ようこそおこしくださいました!

 

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