大きなイチゴでしょ?
田舎のじーちゃんから、もらいました。
先日、田舎から電話があって
田舎のばーちゃんが、転んで胸を打ったというのです。
歳も歳だということで、
心配になった父と母は、急遽 田舎に帰ったんですね。
ちなみに夏河は、仕事があったので
いっしょに帰りませんでした。
その後、ばーちゃんの無事の、確認がとれたということで
LINEが入って
父母が駅弁を買って帰ってきました。
今日は夕飯を作る気がしないから、駅弁だー
とか、そういうノリです。
その時に、
「これ、じーちゃんから。和弘にって」
と
母が私に、イチゴを渡しました。
「じーちゃん、何か言ってた?」
と、私が聞くと
「いいや、ただ和弘に食べさせてやれって」
と母は答えた。
どうやらじーちゃんは、ただ自分の為にイチゴを買ってきて
母に持たせたみたいなのです。
じーちゃんらしいなー、と思いました。
何にもメッセージのないイチゴ。
だけどそのイチゴには、じーちゃんのメッセージが
たくさん入っているような気がするのです。
私は、じーちゃんがくれたイチゴを
ゆっくりと味わって食べたのでした。
おいしかったです。
普段私たちは(心屋のカウンセラー)は
「気持ちは、言葉にして伝えてください」
と言います。
「言葉にしないから、誤解を産むんだよ」
「ちゃんと言わないと、伝わらないよ」
だけどこの、じーちゃんのイチゴには
言葉が付いていませんでした。
だけど、私にはじーちゃんからのメッセージが
伝わったような気がしました。
むしろ言葉がなかったからこそ、良かったような
気すらします。
じーちゃんは、自分にイチゴを送ることで
気にかけているぞ…ということを
伝えたのでした。
そして私には、それが
心地よかったのです。
実は、カウンセリングでも
究極的には、言葉は必要ないのです。
良くなるためのテクニックも、
こうしたらいいよ、というアドバイスも
ノウハウも
クライアントが立ち直るためには、必要がない。
人は、
自分を受け止めてくれる人が、一人でもいたら
変われるものなんです。
自分を受け止めてくれる人がいる、と分かったら
もう
本来の自分を隠して、生きる必要はなくなるから。
素の自分を出しても大丈夫なんだ、と分かったら
安心することができます。
夏河は、じーちゃん ばーちゃんが
とても好きです。
なぜなら、じーちゃんばーちゃんは
夏河にとって、ただただ
温かいだけの存在だからなんですね。
ただ、温かくて
自分のことを気にかけてくれる。
そういう人が居るということが、自分にとって
安心感と
エネルギーになっていることを
感じます。
ただ、温かくて
気にかけてくれる人が居る。
ただそれだけのことが
どれほど有難いことか…!
と
夏河は思うのです。
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