最近、さまざまな会合に呼ばれることが多くなりました。
仕事が一番と思いながら、時間があればつい参加してしまう会もあります。

長く入っている、ある経営者の会も、
もちろん経営なるものを勉強したり、人づくり、
また存在価値のある企業をつくりたい、自分を変革したい、
良い経営者になりたい、と思い参加しています。

俺の~♪

これまで、さまざまな気づきがあって、またご縁を頂いて、
本当に心から良かったと思えるのですが、
また一方では、自分が何を知りたいと思うのか、
良い経営者となることとは一体どういうことなのか、
と思索することが度々です。


なぜ、仕事をするのか、なぜ生きるのか、

おそらくこの世界と自分を理解したい、
自分とは何かを知るための方法を思索していると思うのです。

他人の哲学を通して自分を

今の私はようやく、「0」から「1」をみつけた、
でもあとの「99」は自分で見つけ出さなければならない。



無から有を生み出せる、
自分を顕せる、

結局どんな場所に自分をおいても、
つまりは一歩を踏み出せただけのことであって、
自分で考えることの本質は、自ずから示されていく。


「汝自身を知れ」




考えればすぐに答えが出るわけでもなく、
こんなことを書くとなにをそんなに想い耽るのかと
笑い飛ばされそうなのですが。


会に所属することだけで満足してしまう自分がいます。
所属は、すべきことが容易に見つかって心地よいから。

心地よい場所でなく、自分で耕す荒れ地を行かなければ。
今日改めて思ったのでした。




そうじゃないと、なんだかつまらないんだもの。
空は広い



で、いったい、いつ謎は解けるんだ?(笑)
世界一のビッグクラブ、イタリア・セリエAの
インテルへの移籍が決まった長友佑都選手。

インテルでの長友選手の背番号は、55番に決定したそうだ。
55番、ゴジラ松井と同じ(笑)
金沢人としてはなんかそれだけでニヤリ、としてしまいます。


ストックホルム

昨年の夏、北欧とヨーロッパを旅しているときに
ちょうどワールドカップがあって、
それも日程が決勝トーナメントのさなかでした。
どこのテレビの前でも、皆夢中になって観戦していて、

まぁ、なんというかどこの国の人もサッカーには夢中なんだ、
ということが良く解りました。

介護施設でのお茶の時間、お誕生日用カップ

イタリアは特にそれが顕著。
なんてったってスゴかった。

お酒を片手にデカイ声でしゃべったり叫んだりしながら、
もう踊らんばかりに騒いでいる群衆を何度も見ました。
ただただ熱い。

必ずお茶とお菓子がでます

そして、サッカーの話になると、自分のクラブチームのことで
一歩も譲らず、さらに熱くなれるのでした。


インテルは、ほぼ外国人選手で構成されているチーム、
多国籍軍みたいなものだから、長友も溶け込めるんじゃないかな。
ぜひ活躍してほしいです!

イタリア最大手のスポーツ紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』
が長友という選手について、

「単純明快に述べると、ユート・ナガトモは韋駄天(いだてん)だ。
小柄で軽量なナガトモが、自陣サイドから敵陣に駆け上がる時、
彼の細かいステップは、足に代わって渦が描かれた、
スピード感が示されるような古いマンガの一コマを彷彿とさせる」
と解説しています。

足が渦、、、そうそうまさにそんな感じよね!

お茶の時間と音楽は必需品

なんだか55番って、
もう、私の中では「怪物」ってことで決定なの(笑)
金沢の雪は峠を越したようで、雪が雨に変わっています。
幹線道路のあちこちで、除雪車がフル稼働して雪山を崩し、
市内の雪捨て場にはトラックの長い列。

うちのピース、散歩好きです

私も昨日は会合から帰ってまず雪かき。
車庫前の両サイドは、まるで立山アルペンルートの壁のようで
もう雪を捨てるスペースはなく、限界に近づいていました。

ちょっと一休みさせてくれてうれしい限り。

雪道も好きって、君はワンコみたいだよね?

会社裏の駐車場に出来た、超特大の雪山では昼間
近所の子供がソリ遊びをしていました。
コケてもコケても雪山に登る姿、見ている私も楽しいです。

ボク、案外雪も好きだよ

午後、雪もひと休みだったので、
ヘルパー講座の授業は講師に任せ、
今抱えている社外研修のことでT先生のところへ相談に伺いました。
あわよくば講師を引き受けて頂きたい、という思惑もあり。

漠然とスッキリしない、考え至らないことがあるとき、
スッキリしない理由も解らないようなとき、
T先生に話をしていると、不思議に道筋が現れることがあります。

聞いて頂くうちに、上手に誘導されて、
自分で答えを発見できることもあれば、
鋭く突かれて、問題点を指摘されることもあり、
とにかく、自分で見えていなかったことが露わになるのです。

今日もそうでした。
心の中にもやもやと、見落としていた大事な1点が見えてきて、
講師の件は見事に玉砕したものの、
改めて持ち帰って検討する課題が見つかりました。

簡単にしかみえないことの中にこそ、潜む大きな問題があります。

ジョイア


人は、他の人間に支えられてこそ、不確かな世界へ挑戦できるのだと
脳科学者の茂木先生が何かの本で書いていました。
アタッチメントセオリー(愛着理論)といって、
親や家族への愛着がなかった子供は安心してチャレンジできないのだと。


T先生の存在は、いまの私にとっては挑戦するための
セキュアベース(安全基地)に等しい。
看護も介護も関係なく、業種業態関係なく、
人間として普遍なことを教えて下さる。

T先生だけでなく、私の周りにそうやって幾人かの
大事な人がいて、時にベースとなり、指針になり。

そんな人がいるから、挑戦して、
また基地に戻って体制を立て直し、また飛び立って、
ということが出来るんだな、
そんなことを少しづつ繰り返してやっと学習してるんだな、
と改めて思うのです。



そして私も、誰かのセキュアベースになって
めぐりめぐって支え合えればいいな、と思うのです。
雪の金沢、今朝も出勤前の雪かきから始まりました。
それでもサラサラの軽い新雪は、湿気の多い北陸特有の雪に比べれば
天使の羽根のよう!

、、、あれ、この比喩どこかのランドセルか(笑

チャイカップが並んだテーブル
<土曜の休日「銀の芽紅茶店」店主の紅茶教室へ>


それにしても、眠いです。
サッカーアジアカップの決勝戦をしっかり見た方は
きっと皆同じだろうと思うけれど、

眠いけれども価値ある優勝!気分は最高です。


チョコレートチャイ。トルコのチャイグラスだそうです、美しい。

それにしても、サッカー、始まる前から感動がありました。
試合前テレビに映し出されたのは、
日本側ベンチに掲げてあった、負傷離脱したMF松井、香川、槙野、酒井の
真っ白なユニホーム。

これから挑むのがファイナルなんだ!と感じさせてくれたのと同時に
ザッケローニ監督の元、チームとして戦ってきた「日本」を教えてくれました。

優勝が決まった後には、その白いユニフォームを手に持ち、
また自分のユニフォームの上から重ね着する選手も。


試合内容は苦しかったし、MF松井、香川がいないことで
圧力ばかり感じられた中盤は、本田へのマークがその分キツイせいか
敵陣へ出す良いパスも、切り込むシーンもほとんど見られず、
本田が調子悪いようにも見えてしまったくらい。

3種の紅茶比べ

それでも、ザッケローニ監督の采配は素晴らしかった。
監督が変わるとこれほど違うものなのだろうか?

後半途中、空中戦に強いというDF岩政や吉田がセンターバックにきて、
オーストラリアのFWキューエルなどによくついていた。

そしてDF長友が1列前にポジションを変えた途端、
そのスピードにだんだんオーストラリア選手が翻弄されて、
彼に付かなければならなくなり、すこしづつ陣形が崩れる、
とうとうそれが延長後半のFW李のゴールに繋がった。

左からセイロン、アッサム、ダージリン


やはり、監督ですべてが決まる、というのは言い過ぎだろうか?
欧州や各国に遠征に出ている選手の層がいつもより厚いのは事実だけれど、
メンタルやフィジカルな面、個人技がどれだけ突出していても
それだけではやはりない、という気がする。

どんな指導者も、何も特別な魔法は持っていない
ただ、自分なりの、なにか大切なものを知っているのではないかと思う。

ザッケローニ監督のインタビューコメント、どれを聞いてみても
彼は自分のことなどなにも大げさに表現しない。
相手国の選手、監督を褒め、スタッフ、選手の健闘を賞賛し、
戦列を離脱した選手を気遣い、一度も試合に出られなかった選手を讃えた。

カカオ分の違うチョコレートとの相性調べ

これからのザックジャパンが楽しみになった。
あのドーハで、日本選手のタフさを見せてもらえたのも何よりだ。
指導者としてのザッケローニが日本に与えてくれる恩恵も、
出来る限り吸収して今後に生かしてほしい。

韓国もオーストラリアも強かった、まだまだ紙一重の差だ。
でも私も頑張って応援したい。

私がお取り寄せした、ほぼ日の有名なザッハトルテ!美味しかったです!
会社のすぐそばにセブンイレブンが出来そうです。
便利になりますし、ちょっと待ち遠しい。
生徒さんも休み時間にすぐ行ける距離ですから喜ぶんではないかしら。ニコニコ

今日の日経朝刊には、小さな記事ですが
『セブンイレブン「ゴディバ」発売』

とあって、高級チョコもコンビニで売られる時代!?
とちょっと驚きました。
それだけコンビニ購買層が幅広くなったということかも知れません。

バレンタインまでの期間限定らしいですが、
コンビニで気軽に「ゴディバ」が買えるとは、、、
なんだかありがたみが無いような気もします。

持ち手のないカップ、こんなカップも好き


私の宝物で大好きな本のひとつに「季節のかたみ」という随筆があります。
著書は幸田文さん(幸田露伴の次女にあたる方)といって、
もうすでにご存命ではありません。

Amazonより画像頂きました

この随筆は時代背景も古く、私の祖母くらい?
いえ、もう少し上の世代かもしれませんが、
その日本語の文章の美しさ、流麗さと言ったら、
私は他に同じような文章を書く方は存じ上げません。

藪椿

季節のこと、身近な出来事、風景を書きながら、
実は女性として何を見つめて、何を感じとられていたのか、
痛いくらい感じられるのです。

父(露伴)から受けた人生の知恵は、時に厳しすぎるほど厳しく、
決して楽をするためのコツではありません。
ですが、大切な人間としての「姿勢」を教え込まれているのだな、と
わかると、少し羨ましくもありました。


ありがたみ、とは時に失ってからきづくことが多いもの。
私も両親から受け継いだものの大切さを今になって感じることがあります。


仕事のささいなことで、
スピードアップできる便利なやり方やコツをどれだけ教えられても、
本当は「なぜ?そうするのか?」だったり
「どうしてそれが必要なの?」といったことが実は大事で、
その中にある「姿勢」が大切なんだと思います。
それがほんとうの、ありがたみ。


私は誰かに伝えることが出来るようになるだろうか?

そんなことを最近は本当によく考えるようになりました。