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V. 七つの封印(ヨハネの黙示録7章1-8) 第2部B パート38
144,000人の宣教の行程:
1. 彼らの働きのいくつかの特徴:
聖書は彼らの宣教活動の詳細、すなわち、彼らの召命、時期、性質、
この大きな宣教者部隊の管理と配置についてあまり教えてくれませんが、
彼らの宣教活動は、黙示録11章の二人の証人の宣教活動と密接に関連していると思われます。十二弟子、七十二人の弟子、ヨハネの弟子たちが孤立して活動したのではなく、
それぞれイエスとヨハネによって選ばれ、委任され、送り出されたように、
(マタイ10章7節; マルコ6章7節; ルカ9章1-2節参照)
144,000人も特定の地上的指導の下に活動しなければならないということは
確かであると思われます。
黙示録でも、また他の聖書の箇所を見ても、この監督者の役割を果たす可能性が高いのは、
この「二人の証人」
(つまり、モーセとエリヤ、それぞれイエスとヨハネの預言者的対応者)だけでしょう。
この研究の第三部まで、その「二人の証人としての働き」の詳細は取り上げませんが、
予告としてお伝えするなら、この二人はモーセとエリヤに他ならないこと、
同様に特異な方法でこの地上を去った二人の神のしもべであること、
また二人ともメシアの再臨を告げる重要人物として予言されていることは
強調しておかなければなりません。
特にイエスの変容において彼らがそこにいたことも参照してください。
(マタイ17章3-13節;マラキ4章4-6節も参照)
この点で重要なのは、この二人の証人がイスラエルの「回復」、
つまり、イスラエルの多くの人々の心をイエス・キリストへの信仰によって
神に立ち返らせるリバイバルを担うという事実です。
(マタイ17章11節; マルコ9章12節;使徒行伝3章21節)
今まで見てきたように、144,000人もその働きに献身しています。
(初降臨の際のバプテスマのヨハネの働きも、エリヤの将来の働きに酷似しています:
後の日になって、あなたがなやみにあい、これらのすべての事が、
あなたに臨むとき、もしあなたの神、主に立ち帰ってその声に聞きしたがうならば、
(申命記 4章30節)
ちょうど二人の証人がエルサレムを中心にして世界中の注目を集める働きをするように、
この有名な二人一組の働きは、世界中で働く他の何千もの組(正確には72000組)の
働きによって、投影、増強、並列されることになります。
したがって、神がこれらの将来の小羊の殉教者を証印され、
御霊によってエルサレムに引き寄せられた後に、
モーセとエリヤが、144,000人を目に見える形で選び、委託し、
送り出す任務を負うと推測できます。(マタイ23章34節; ルカ11章49節を参照)
そして、彼らはエルサレムからそれぞれの宣教地に送り出されるのです。
144,000人の構成について、
世の人々やこのエリート集団の人たちの思いの中にさえも疑問があったとしても、
それは取り除かれることでしょう。
御霊に促されてエルサレムへ旅立つ彼らは、その後、
モーセとエリヤという史上最高の預言者によって選ばれ委ねられるからです。
144,000人は、世界のユダヤ人社会の証人として採用され、
送り出されるこのプロセスの最初から、邪悪な者とその配下の者たちから
厳しい監視を受ける運命にあることは間違いないでしょう。
このため、彼らは第七の封印が解かれる前に、
世界中のどこにいても公式に選ばれる前から証印という
特別な保護を受けることになります。
このプロセスには多数の選ばれた天使が必要です。
(3節「わたしたちの神の僕らの額に、わたしたちが印をおしてしまうまでは」参照)
その具体的な配置と働きの展開については、推測するほかはありません。
一つ言えることは、送り出された72人は144,000人の(彼らは72,000組で活動する)
意図的な伏線であるということです。
異邦人国家の象徴的な数と(創世記10章に記載されている「70人」)
関係があると理解する人もいます。
ルカの福音書にある数<七十二--ルカ10章1節, 17節>から
「国ごとに1000チーム」の象徴的な対応であると考えて、
イスラエルのためには二倍の数(つまり2000「チーム」)
<神の民に対する「二倍」の応報--イザヤ61章7節;黙示録18章6節など参照>を
差し引くと七万<70×1000>となるということです。
しかし、そうであっても、分配と配置を明確に示すものが残っているかどうかは疑問です。
ディアスポラ(ユダヤ人の離散)は全世界に広がっていますが、
ある国のユダヤ人居住者の数は他の国のユダヤ人コミュニティの規模を
はるかに超えているからです。
(言うまでもなく、創世記の10章のリストを現在の世界の入り混じった国に適用することは
現実的に不可能です)
また、アクセス、集中、応答性など、神の助けによってのみ知り得る多くの事柄があります。
ユダヤ人社会の規模が大きくなれば、より多くの「助け手」<遣わされるチーム>が
与えられ、文化的、地理的、言語的な能力が考慮されると思われますが、
これは推測に過ぎません。
しかし、聖書から明らかなことは、チームの数が多いように見えますが、
宣教者たちには十分な仕事があるということです。
なぜなら、彼らは時間がなくなる前に「イスラエルの町々を回り終わる」ことは
できないからです。(マタイ10章23節)
2. メッセージの内容:
私たちの主イエス・キリスト、ヨハネ、モーセ、エリヤ、十二弟子、七十二弟子、
144,000人のメッセージの内容はすべて同じで、
王国の福音、すなわち御子イエス・キリストへの信仰によって
悔い改めて神に立ち返るようにという呼びかけです。
また、これらのメッセージには、事態が切迫しているため、緊急性があるものです。
a. イエス (マルコ1章14節):
この時からイエスは教を宣べはじめて言われた、「悔い改めよ、天国は近づいた」。
(マタイ4章17節)
b. ヨハネ (使徒行伝13章24節):
そのころ、バプテスマのヨハネが現れ、ユダヤの荒野で教を宣べて言った、
「悔い改めよ、天国は近づいた」。
(マタイ3章1-2節)
c. モーセとエリヤ(黙示録11章3節, 11章6節, 11章7節):
あなたがたは、わがしもべモーセの律法、すなわちわたしがホレブで、
イスラエル全体のために、彼に命じた定めとおきてとを覚えよ。
見よ、主の大いなる恐るべき日が来る前に、
わたしは預言者エリヤをあなたがたにつかわす。
彼は父の心をその子供たちに向けさせ、子供たちの心をその父に向けさせる。
これはわたしが来て、のろいをもってこの国を撃つことのないようにするためである」。
(マラキ 4章4-6節)
d. 144,000人(上記の12弟子と72弟子の類似性に基づいて)。
「行って、『天国が近づいた』と宣べ伝えよ」(マタイ10章7節)
そこで、彼らは出て行って、悔改めを宣べ伝え、 (マルコ6章12節)
また神の国を宣べ伝え、かつ病気をなおすためにつかわして (ルカ9章2節)
弟子たちは出て行って、村々を巡り歩き、いたる所で福音を宣べ伝え、
また病気をいやした。 (ルカ9章6節)
その後、主は別に七十二人を選び、行こうとしておられたすべての町や村へ、
ふたりずつ先におつかわしになった。 (ルカ10章1節)
そして、その町にいる病人をいやしてやり、
『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。 (ルカ10章9節)
『わたしたちの足についているこの町のちりも、ぬぐい捨てて行く。
しかし、神の国が近づいたことは、承知しているがよい』。(ルカ10章11節)
黙示録17章6節で、彼らは「イエスの証人殉教者」と呼ばれ、
144,000人は、艱難期に主のために死ぬ他の人々よりも特別な配慮が与えられています。
この称号は、144,000人が主と特別な関係を持つこと(黙示録14章1-6節参照)と、
彼らが宣べ伝える御国の福音メッセージの内容は、証人
であり殉教者である彼らは、
イエス・キリストの人と業(わざ)にほかならないという事実を強調しているのです。
--パート39に続く
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昨日(日曜)は「ひとしずく」の著者である友人が
秋田から関東方面に来てくださったので、会いにいってきました
前日の土曜日も、クリスチャンではないけど
聖書の御言葉をもっと知りたいという方が何人も会いに来てくださり
真理の御言葉を分け合う恵みの時間となったようです
持ち寄りランチで、お腹もいっぱい、霊も引き上げられて
賛美と祈りのなかで
こうしていつまで集まれるか分からない中で、この恵みを感謝しました
お互いの為に祈り合えることも感謝ですね
それぞれの顔が、枝に繋がってキラキラ輝くぶどうの実のようでした
まだ続く、友人の旅の保護と安全、
そして御霊に導かれた証しの為にもお祈りします
また、約束をして下さったのは忠実なかたであるから、
わたしたちの告白する望みを、動くことなくしっかりと持ち続け、
愛と善行とを励むように互に努め、
ある人たちがいつもしているように、
集会をやめることはしないで互に励まし、
かの日が近づいているのを見て、
ますます、そうしようではないか。
(へブル10:23-25)
感謝します
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庭のシャガが咲き始め、そろそろシランも咲きそうです
昨年植えたリナニヤの種がこぼれて、今年も咲いてくれました
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コーギーちゃん、こんにちは
大人しくて人懐っこい優しい子
また会いましょうね
今日もありがとう~