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V. 七つの封印(ヨハネの黙示録7章1-8) 第2部B パート37
144,000人の特徴とその働き<続き4>:
7.彼らは厳しい反対を受ける:
これらの箇所で主が大胆に、勇敢に、恐れず、十字架を負うようにと命じられたのは、
この宣教が様々な厳しい反対に直面し、
それにもかかわらず成し遂げられるという事実が暗示されています。
明らかに、悪魔の最も望まないことの一つは、
イスラエルの失われた羊に宣教されることです。
144,000人はこのような巡回伝道で当然受ける苦難に直面するだけでなく
(マタイ10章17-23節)、3年半の期間の終わりには殉教が待っています。
宣教期間中にも、
(マタイ10章; ルカ9章, 10章; 黙示録7章, 14章のすべての関連箇所を読んでも
結論づけられるように)、
144,000人は異邦人の不信仰者だけでなく、彼らの証を受け入れず、
イエス・キリストを通して神のもとに戻らないと心を固めてしまっている
ユダヤ人仲間からも激しく非難されます。
イザヤ6章9-10節,53章1節; ヨハネ1章11節, 12章37-41節) 。
彼らは自分の家族に裏切られ、(マタイ10章21節, 10章35-37節)
すべての人に憎まれ(マタイ10章22節)、
中傷され(マタイ10章24-25節)、
投獄、拷問、不当な告発(マタイ10章17-20節)、
また迫害を受け、(マタイ10章23節)安穏ではないでしょう。(マタイ10章34節)
彼らは主や使徒たちのように、
飢え狂う「狼たち」の中で(マタイ10章16節; ルカ10章3節)
終わりまで忠実で神の福音のために命を捧げます。
8. 彼らは宣教の間、奇跡的な保護を受けます:
前項で明らかなように、
144,000人が直面する目に見えるもの、見えないものの反対勢力を考えると、
これらの忠実な証人がその任務を遂行するための
十分な機会を与える神の特別な保護なしには、効果的な宣教はありえません。
確かにこの神の特別な印は、
144,000人の宣教に確かな有効性を与えています。(ヨハネ6章27節参照)
しかし、私たちが黙示録7章1-8節の文脈で学んでいる封印の本質的な意味と効果として、
明らかなのは神の特別な保護です。[1]
エゼキエル書によく見られるように、
144,000人の額に押された超自然的な印や「証印」は、
これらの特別な証人を定められた時期までに滅ぼすことをしてはならないという
神の特別な警告を表しています。(エゼキエル9章1-8節)[2]
エゼキエル書にあるように、この印は人間の目には見えませんが、
すべての被造物である堕落天使と選ばれた天使は、
その意味をはっきりと見て理解することでしょう。
古代における封印の多くは、紛れもない所有を示すもの
(印章リングで認証された文書のように)であり、
これにおいても同じ意味で例えられています。
この証人にご自分の印を押すことによって、
神はご自分の権威に基づいて証人の安全を保証されるのです。
この印証を見る者は皆、この144,000人が神独自の財産として、
神の特別な保護下にあることを理解するのです。
この封印のタイミングは重要です。
第六の封印と第七の封印(この<第七の>封印が解かれると艱難期が始まる)
の間にあるこの時、2節の天使は「日の昇る方から」
(つまり東から、メシアの帰還の方角から:やってきます。
144,000人に印が押し終わるまで、艱難期の最初の四つのラッパの裁きを司る
四天使にまだ開始しないよう命じているのです。
このことは、神の計画におけるこの働きの重要性を強調するものであり、
その計画においてイスラエルの大部分の人々が改宗することも同様に重要なのです。
この改宗は、やがて分かるように、普遍的なものではなく(ゼカリヤ13章8-9節参照)、
二段階で行われます。
第一段階は144,000人の証人への応答として行われ、
(これらの人々は後に反キリストから逃亡します:黙示録12章1-16節参照)、
第二段階は主の帰還の時に行われます。
(ヨエル2章30-32節;ゼカリヤ12章10節; ローマ11章25-27節; 黙示録1章7節参照)
最初の六つの封印が解かれ、艱難期が間もなく始まると、
それまで全世界的に受けていた(無法と悪の)抑制が、
今度は個々人に与えられなければなりません。
(つまり、この封印が示す144,000人に対する個々の保護印)
御霊がいつも私たちと共におられるという主の約束 を考えると、
(ヨハネ14章16節: エペソ1章13-14節も参照)
この144,000人の証人に押される印は、彼らの復活を保証するだけでなく、
(御霊の証印の主要な結果: エペソ4章30節 )、
必要な伝道の機会も与え、さらなる保護の印になると理解できます。
この目に見えない額の印は、神の特別な僕であることを示すので、
神を拒絶した人々の額と手にある目に見える「獣の印」と非常に対照的です。
(黙示録13章16-18節, 14章9-11節, 15章2節, 16章2節, 19章20節, 20章4節)
さらに、この印は、144,000人の人生と働きを神が特別に監督している
という保証でもあるのです。
イエスは、上記のようなすべての反対にもかかわらず、恐れるなと言われましたが、
(マタイ10章26-42節)、この特別な証印は、
神が言われたように本当に守ってくださるという励ましを与えるものなのです。
9.彼らは宣教が終わると殉教します:
獣と偽預言者、そして人類をできるだけ、
多く悪魔的偶像崇拝のシステムに押し込もうとする彼らのやり方に関する
13章の記述の直後に、天のシオン山で(すなわち、天の神殿:上記I節参照)
主とともに144,000人が現れることは、非常に明確な絵像です。
144,000人は、もはや地上にはおらず天にいるのです。
実際彼らは、「神と小羊のために」(黙示録14章4節)殉教する最初の者として
「地上から贖われた」(黙示録14章3節)のです。
13章の出来事は艱難の中間点、つまり7年間の前半と後半の「大艱難期」
の間の移行に焦点を当てているので、144,000人は大迫害の最初の殉教者として、
獣を拝まないために獣の手によって最初に倒れると結論せざるを得ません。[3]
彼らの命は伝道の務めが完了するまで守られます。(ルカ21章12-19節参照)
144,000人は、殉教という最高の犠牲のもとに、
<主がされたように>同じく命を主に捧げるという偉大な栄誉を得ます。
最後に、マタイ10章23節の記述は、
これらの証人、すなわちマタイ10章23節の記述によると、
(十二使徒に対するメッセージを144,000人に預言的に適用すると)
これらの証人は
「人の子が来る前にイスラエルの町々を伝道し終えることはない」とあり、
これはユダヤ人への伝道を目的とした世界規模の働きであることを確証するだけではなく、
(「イスラエルの町々」とは144,000人にとってユダヤ人社会のあるすべての町)
彼らが、(後述のメシアの帰還のかなり前に)
殉教するまでこの働きに忙しく従事することを明らかにしています。[4]
--パート38に続く
[1] 参照:過ぎ越しの印(出エジプト12章7節)。
その他、目に見えない神の保護の例としては、教会時代の信者に対する聖霊の証印
(第二コリント1章21-22節; エペソ1章13-14節, 4章30節)、
エリシャの火の戦車(列王記下6章17節)、イスラエルを守る主の天使
(イザヤ書37章36節, 63章9節)、
個々の信者の「守護天使」(マタイ18章10節; 詩篇91篇参照)などがありますが、
これらに限定されるものではありません。
[2] また、イエス・キリストを信じる者としての復活を保証する、
すべての信者が現在享受している御霊の「証印」
(上記III.2節参照;第二コリント1章21-22節; エペソ1章13-14節, 4章30節参照)と、
適切な時が来るまで(神の権威による)阻止する、
黙示録の「巻物」を封している七つの封印(上記IV節参照)も参照してみてください。
「聖徒の血、すなわちイエスの証人(殉教者)の血に酔っている」(ルカ21章13節参照)
ところから、
少なくとも部分的には144,000人の働きと犠牲が、間違いなく見えてきます。
[4] この箇所と「終末」のしるしとしての世界的伝道との関連については、
以下の第VII節「来たる艱難期のしるし」を参照。
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主が共におられるとき
恐れることはないですね
だから彼らを恐れるな。
おおわれたもので、現れてこないものはなく、
隠れているもので、知られてこないものはない。
わたしが暗やみであなたがたに話すことを、
明るみで言え。
耳にささやかれたことを、屋根の上で言いひろめよ。
(マタイ10:26-27)
感謝します
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昨日は風が強かったですね
帽子が何度か飛ばされそうになりながらも
ウォーキングしてきました(自転車の方が危ないようですね)
春のお花は次々に咲いてきます
新緑も美しく輝いています
ミツバツツジ
タチツボスミレ
ソメイヨシノは散ってしまったけど
これは何て言う桜かしら
いろんな桜があるのね
ぼんぼりみたいな、可愛い桜だね
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ロジャー君、今日は眠たいねぇ
おやすみ~
明日はちょっとお出かけするので会えないけど
また来るね
今日もありがとう~