からの続きです
艱難期の天の前奏曲 第2部B:パート7
天の神殿の型としての地上の幕屋と神殿:
ところが、キリストは、ほんとうのものの模型にすぎない、
手で造った聖所にはいらないで、上なる天にはいり、
今やわたしたちのために神[御父]のみまえに出て下さったのである。
(ヘブル9章24節)
現在、天の神殿では、(キリストによって隔ての幕が取り除かれたため)
聖所と至聖所との間に区別が無いため、(昇天後の)黙示録の天の神殿の記述に、
地上の幕屋神殿では聖所に留保されていたものが、
この真の聖所<天の至聖所>の中に配置されているのを見ても驚くべきではありません。
ですから、ここでは「聖所」という小見出しの下に、
香の祭壇、ランプ、供えのパンの机を取り上げますが、
読者は、黙示録の次の記述では、これらの品々は天の神殿の(すなわち、真の至聖所)
中にあることを心に留めておいてください。
地上の幕屋の聖なる場所には、三つのものが存在していました。
1) 金の机、
2) 金の燭台、
3) 金の香壇です。
これらの調度品はすべてイエス・キリストを象徴しており、
金は神性(希少、貴重、栄光)を、
机と祭壇の下のアカシア材は人間性(壊れやすいが完全)を象徴し、
それぞれの調度品はイエスが犠牲として受肉した特定の側面を象徴しています。
a. 金の机:
供えのパン(すなわち、キリストの御姿において私たちと共におられる神:
「インマヌエル」(イザヤ7章14節; マタイ1章23節) )を置く金の机。
「命のパン」であるキリストというお方に与るすべての人に、
命を与える性質を表します(ヨハネ6章32-58節; 第一コリント11章23-26節) [1]。
b. 金の燭台:
聖霊を象徴する力づけの油(イザヤ11章2節; 黙示録1章4節; ルカ4章18節参照)
で満たされた金の燭台は、「世の光」であるキリストとキリストのメッセージを受け入れ、
それを受け取るすべての人のために、命を与える性質を表しています
(ヨハネ8章12節, ヨハネ1章4-9節, 3章19-21節, 9章5節, 12章46節;
エペソ5章8-15節; 第一ヨハネ1章5-7節, 2章8-10節)[2]。
c. 金の香壇:
金の香壇は、甘い香りを出して聖なる場所に立ち昇るもので、
あらゆる点で父に受け入れられ、復活と昇天によって
御前に立ち昇るキリストの業の命を与える性質を表しています。
(エペソ5章 2節; 創世記8章21節; ヘブル1章3節 参照)
彼に従うすべての人にとっての「道」である、
彼のうちにある天国への道を指し示します。
(ヨハネ14章2-3節, 14章6節、10章7-9節, 17章24節;
マタイ7章13-14節; ルカ13章24-25節;詩篇118篇19-27節;参照)
この三つのうち、祭壇と燭台は天の神の神殿にあるものとして、特に言及されています
しかし、机が実際にないわけではありません。
4章では、「命のパン」であられる方ご自身が父の前におられます。
(関連した象徴として、神の子羊の象徴があり、
これは神の体と血を受けることによる神との交わりを語っています。
また、「キリストの体」としての教会を表し、
机には完全な数の12のパンがあったことから、「祭壇の下」に現れた信者、
つまり主の教会であり、主の体、主の花嫁の中に、
「命のパン」であられる方の象徴を見ることもできます
新しいエデンの園のように、第三の天、神の中庭、天の神殿は、
主にあって死ぬことにより祝福された私たちが、入る特権を今与えられている場所なのです。
その神の幕屋-楽園<パラダイス>で、
私たちは神と主イエス・キリストとの「対面」の交わりを始め、
その時点から永遠にそれを楽しむことになるのです。
また、この三つの品物は、
来たるべき楽園で私たちに与えられる神の永遠の備えを語っています。
1) パンの机は肉体の糧と命、永遠の命を、
2) 光の燭台は霊的な光と真理、神の真理を、
3)香の祭壇の甘い香りは肉体と霊の喜び、永遠の喜びを表しています。
イエスが天の聖所の垂れ幕を裂かれたので、
この地上を去った私たちの「聖所」は、まさに神ご自身の臨在の中にあるのです。
[1] 十二のパンは、主がすべての人に十分な方であることを示しています。
イスラエルの各部族に一個のパンが与えられ、
イスラエルそのものが将来のキリストの体全体を表しているのです
(『悪魔の反乱』第5部参照: 「裁き、回復、置き換え」、セクションII.8.b.i、
「イスラエルの独自性」を参照)。
[2] みことばがあらゆる点で非物質的で神的であるように、
キリストの御姿における福音の光を表す燭台には、
地上の要素は含まれていません
(すなわち、すべて金でアカシアの木は使われていません)。
これと同じ理由で、燭台には祭壇と食卓が持っている黄金の「冠」(zer)がありません。
[3] 重要なのは、幕屋の机も祭壇の「下」、
つまり垂れ幕から離れた場所に置かれていたことです。
ヨハネの視点からは、これらの信者が祭壇よりも彼に近いように。
黙示録6:9における「下」の意味(出エジプト40:22-28参照)。
--パート8に続く
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今日はバレンタインデーですね
今は、チョコよりあんこだとか・・・・
でも、何よりも気持ちを伝えるのが、一番嬉しいかな
今日は40年来の友人の誕生日でもあります
おめでとう~
そしていつも ありがとう~
イエス様が繋げて下さった友人が
今も繋がっていることを感謝します
どうぞ、これからも主の声を聞き、導かれ、共に歩くことが出来ますように
主の恵み、聖霊の注ぎが溢れますように
お祈りしています
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(2017年2月ももちゃん)
今日もありがとう~