(ひとしずく・黙示録シリーズ・クラス2 パート24)<どう生きるのか>心を備える
からの続きです
黙示録シリーズ・クラス2 パート25
(4月30日 午前のクラス)
<黙示録17章、18章>
(ひとしずく・69<黙示録17章18章―創世記からの紐解き>)(イベルメクチン)
最後のほうは詳しくできなかったので、
今年は17章18章以降のところを学んで行きたいと思います。
17章、18章はバビロンのことについて書かれています。
このバビロンについてですが、かつて実在したメソポタミア地方の古代都市であり、
バビロンの滅亡の裁きについての預言は、イザヤ14章やエゼキエル28章などにあり、
実際、成就しています。
しかし、これらの預言も、近い将来に起ることと遠い未来に起ることが重なっているもので、
近い将来に起ることはすでに成就しているのですが、
遠い未来に起ることというのは、終わりの時の預言、
黙示録に書かれているバビロンにつながっています。
では、黙示録17章を読んでみましょう。
それから、七つの鉢を持つ七人の御使のひとりがきて、わたしに語って言った、
「さあ、きなさい。
多くの水の上にすわっている大淫婦に対するさばきを、見せよう。
地の王たちはこの女と姦淫を行い、
地に住む人々はこの女の姦淫のぶどう酒に酔いしれている」。
御使は、わたしを御霊に感じたまま、荒野へ連れて行った。
わたしは、そこでひとりの女が赤い獣に乗っているのを見た。
その獣は神を汚すかずかずの名でおおわれ、
また、それに七つの頭と十の角とがあった。
この女は紫と赤の衣をまとい、金と宝石と真珠とで身を飾り、
憎むべきものと自分の姦淫の汚れとで満ちている金の杯を手に持ち、
その額には、一つの名がしるされていた。
それは奥義であって、
「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」
というのであった。
わたしは、この女が聖徒の血とイエスの証人の血に酔いしれているのを見た。
この女を見た時、わたしは非常に驚きあやしんだ。
すると、御使はわたしに言った、
「なぜそんなに驚くのか。
この女の奥義と、女を乗せている七つの頭と
十の角のある獣の奥義とを、話してあげよう。
あなたの見た獣は、昔はいたが、今はおらず、
そして、やがて底知れぬ所から上ってきて、ついには滅びに至るものである。
地に住む者のうち、世の初めからいのちの書に名をしるされていない者たちは、
この獣が、昔はいたが今はおらず、
やがて来るのを見て、驚きあやしむであろう。
ここに、知恵のある心が必要である。
七つの頭は、この女のすわっている七つの山であり、また、七人の王のことである。
そのうちの五人はすでに倒れ、ひとりは今おり、もうひとりは、まだきていない。
それが来れば、しばらくの間だけおることになっている。
昔はいたが今はいないという獣は、すなわち第八のものであるが、
またそれは、かの七人の中のひとりであって、ついには滅びに至るものである。
あなたの見た十の角は、十人の王のことであって、彼らはまだ国を受けてはいないが、
獣と共に、一時だけ王としての権威を受ける。
彼らは心をひとつにしている。
そして、自分たちの力と権威とを獣に与える。
彼らは小羊に戦いをいどんでくるが、
小羊は、主の主、王の王であるから、彼らにうち勝つ。
また、小羊と共にいる召された、選ばれた、忠実な者たちも、勝利を得る」。
(黙示録17章1~14節)
獣とそこに乗っている女、大淫婦について考えたいと思いますが、
その前に覚えておいてほしいことがあります。
ここに、
「彼らは小羊に戦いをいどんでくるが、小羊は、主の主、王の王であるから、
彼らにうち勝つ。
また、小羊と共にいる召された、選ばれた、忠実な者たちも、勝利を得るとあります。」
しかし13章7節には、
「彼は、聖徒に戦いをいどんでこれに勝つことを許され、
さらに、すべての部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。」
とあります。
片方が勝者であるなら、もう一方は敗者であるはずなのですが、
獣は戦って聖徒に勝ち、また、小羊と共にいる召された忠実な者たち、
つまり聖徒たちも勝利を得るということです。
これはどういうことかというと、殉教するということは、
目に見える世界からは獣に敗北したように見えるのですが、
霊のうちでは小羊に忠実なものは神によって勝利を得るということです。
肉体にあって獣と戦って勝つということではなくて、
霊のうちに私たちは小羊に忠実に従って、自分の召しを果たす、
神の導きに従って、最後まで忠実であることで、勝利を得るということです。
そして、最終的に見える形においても、
勝利するのは神と聖徒たちであるということは言うまでもありません。
黙示録の続きを読みます。
御使はまた、わたしに言った、
「あなたの見た水、すなわち、淫婦のすわっている所は、
あらゆる民族、群衆、国民、国語である。
あなたの見た十の角と獣とは、
この淫婦を憎み、みじめな者にし、裸にし、
彼女の肉を食い、火で焼き尽すであろう。
神は、御言が成就する時まで、彼らの心の中に、御旨を行い、思いをひとつにし、
彼らの支配権を獣に与える思いを持つようにされたからである。
あなたの見たかの女は、地の王たちを支配する大いなる都のことである」。
(黙示録17章15~18節)
この「大いなるバビロン、大淫婦」については様々な解釈があるのですが、
大淫婦の印象は贅沢であり神を冒涜するものであり、大きな権力を持っていて、
その影響力は世界に及んでいるわけです。
18章を見ると、この大淫婦が裁かれると商人たちは嘆きます。
貿易の取引をしていた商人たちは、大きな商売相手を失ってしまったからです。
大いなる都とありますが、ひとつの都市というより、
全ての地上の商人が嘆いているので、大きな国であるのかもしれません。
前に学んだエゼキエル28章でツロの君、ツロの王が出てきましたが、
これが終わりの時の大いなるバビロン、大淫婦とつながるわけです。
結局、この大国の背後で操っているのはサタンであり、
またサタンが乗り移っている者が支配しているということです。
大淫婦は地の多くの王たちと取引し、その王たちはこの大淫婦によって冨を得、
また汚されて、酒に酔わされている状態であるわけです。
この大いなるバビロン、大淫婦は、
アメリカのある聖書学者たちはアメリカに違いないと言っています。
私も、その観点から話を進めてもよいかと思います。
確かにアメリカの影響はすごいですよね。
証券取引所や、証券会社、銀行などが集まるウォール・ストリート(ウォール街)があって、
世界一位の経済大国です。
そして、アメリカの株式市場の動向は世界経済に影響を与えています。
アメリカの占領地のようになっている国もいくつもあり、
日本もその一つだと言っている人たちもいます。
それだけ、世界に影響を与えて商売し、地の王たちを支配しています。
そして誰が任命したわけでもないのですが、世界の警察官的な役割をもしてきました。
最近はその権力がぐらついているようですが。
ところで、ここで十の角を持った獣が女を乗せているのですが、
注目すべきところは、
「あなたの見た十の角と獣とは、この淫婦を憎み、みじめな者にし、
裸にし、彼女の肉を食い、火で焼き尽すであろう。」(16節)
というところです。
アンチキリストと十人の王は、
世界を支配している都バビロンに対して企みがあるわけです。
今までは大淫婦を背中に乗せて、一緒にやってきたのですが、
彼らは結託して、
「この淫婦を憎み、みじめな者にし、裸にし、彼女の肉を食い、火で焼き尽す」
ことを企んでいるのです。
アメリカをこの大淫婦だとして見ると、
今、この預言の兆候が見え始めているように感じます。
そしてそれは、
「神は、御言が成就する時まで、彼らの心の中に、御旨を行い、
思いをひとつにし、彼らの支配権を獣に与える思いを持つようにされたからである。」(17節)
とあるように、
神が彼らにこの思いを入れて、彼らの思いを一つにされたのです。
この大淫婦を滅ぼすようにと。
悪魔は自分の権威を獣に与えるのですが、
また同時に十人の王も自分たちの支配権を獣に与えます。
その思いを持つようにされたのも神なのです。
これから、ここに書かれているようなことが
世界の動きの中に表れるようになってくると思います。
今すでに、アメリカはかなり揺らぎ始めていて、
この預言の兆候が見えてきているようにも思えます。
気をつけて見ている必要があると思います。
続く(ひとしずく・黙示録シリーズ・クラス2 パート26)<黙示録17章、18章>
第四の獣
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関東は梅雨明けしたそうですが
今年の梅雨はあまり梅雨らしくありませんでしたね
じとじとじめじめでカビの心配はなかったのでよかったです
それにしても、この気候の変化も著しく
体調を合わせていくのも大変ですが
世の中の変化も著しく、備えていなければならないことも増えてきますね
どうぞ、今日も一日
主と歩みを共にし、平安の内にあって喜びをもっていることができますように
これを読んで下さるお一人お一人に
主の恵みが注がれますように
お祈りします
感謝します
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今日はこれから長男さんの家に出かけます
暑いですから十分気を付けて行ってきますね
(2017年6月ももちゃん)
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今日もありがとう~