(ひとしずく・黙示録シリーズ・クラス２ パート25）＜黙示録17章、18章＞
大いなるバビロンからの続きです
黙示録シリーズ・クラス２ パート26
（4月30日 午前のクラス）
＜黙示録17章、18章＞
七つの頭については、以前も説明したことがあると思いますが、
「七つの頭は、この女のすわっている七つの山であり、また、七人の王のことである。」
（黙示録17章9節）とあり、
「そのうちの五人はすでに倒れ、ひとりは今おり、
もうひとりは、まだきていない。
それが来れば、しばらくの間だけおることになっている。」
(黙示録17章10節)とあります。
これは、かつて世界で栄えた帝国と、
これから来るアンチキリストによって支配される終わりの時の帝国のことです。
「ひとりは今おり」というのは、ヨハネがいた時代のことであり、
イスラエルがローマ帝国に支配されていた時のことだと思います。
七つのうちの六番目にあたります。
ですから、「五人はすでに倒れ」というのは、
そのローマ帝国時代の前の五つの帝国、エジプト、アッシリア、バビロン、
メディア・ペルシャ、ギリシャのことで、ヨハネのいた時代、
これらの帝国はすでに倒れて過ぎ去っています。
そしてヨハネの時代にまだ来ていないもうひとりというのが、
今の時代で七番目の国ということになります。
そして、第八のものであるアンチキリストについては、
「昔はいたが今はいないという獣」であり、
「かの七人の中のひとりであって、ついには滅びに至るものである」（11節）とあります。
つまり、アンチキリストは、この七つの国のうちの一つから出てくるということで、
このことについても幾つかの解釈があるのですが、
今がローマ時代から続いている時代であるということから、
多くの聖書学者たちは、それはローマであると解釈しています。
それをこれから詳しく説明します。
ダニエル7章23節を読みましょう。
これはダニエルが見た夢について書かれていますが、
黙示録の七つの頭やネブカデナザルの像の夢と同じように、
世界に興る帝国から終わりの時に興る帝国を示しています。
23節は、そのうちの第四の国についてです。
彼はこう言った、
『第四の獣は地上の第四の国である。
これはすべての国と異なって、全世界を併合し、
これを踏みつけ、かつ打ち砕く。
(ダニエル7章23節)
これは、世界統一政府のことを言っているようです。
全世界を併合するというのは、未だかつてないことです。
この第四の国というのは、バビロン帝国を頭とするダニエル2章の
ネブカデナザルの夢の像に照らし合わせてみると、
像のすねの部分にあたり鉄に象徴されています。
これが歴史の流れから見て、ローマ帝国であろうと言われていて、
その鉄のすねの延長が現在にあたる足の指の部分で、
それは鉄と粘土に象徴され、ここでまた鉄が出てくることから、
今の時代はローマ帝国の延長だと解釈するわけです。
ちなみに、足の指の十本というのは、十の王を意味しており、
それらは婚姻によって混ざるけれど、鉄と粘土が混じり合わないように、
相合することはないと書かれています。(ダニエル2章43節参照)
以上、このようなことから、アンチキリストの支配する帝国についての預言、
「かの七人の中のひとり」というのは、
ローマ帝国の復興ではないかと考えられているわけです。
私もそうだとは思うのですが、
もう一つ考えられる可能性として聞いてほしいのですが、
ヨハネは預言の中で、「かの七人の中のひとり」と言っていて、
「昔はいたが今はいない」とも言っています。
非常に迫害がひどかったローマの時代、
それはヨハネがこの黙示録を書いた時代でもありますが、
ヨハネは「今はいない」と言っているのです。
ですから、もしかしたらローマ帝国ではなく、
それ以前にあった帝国なのではないかとも思います。
ではそれはどこなのかと言うと、これはあくまでも私の個人的な意見なのですが、
それは古代エジプトではないかと思うのです。
古代エジプトは、七人の王、つまり七つの帝国の最初にあたり、
その後に続く帝国というのは、皆、
この古代エジプトの文化や宗教に影響を受けているようなところがあります。
現在もアメリカのワシントンDCや、
世界の主要な都市やバチカンなどにはオベリスクがありますが、
これも古代エジプトの文化の流れを汲むものです。
そして、古代エジプトというのは、ピラミッドやスフィンクスなど
（また人身供儀に用いられていたジグラットのある世界各地にあった古代文明や
ストーンヘンジなど）に代表される巨石文化であることを考えると、
古代エジプト帝国や（他の古代の文明）というのは
邪悪なネピリム支配の時代であったとも考えられるのではないかと思うのです。
古代エジプトは宗教を見てもとても悪魔崇拝的なものです。
そう考えて行くと、終わりの時の世界というのも、
もしかしたら古代エジプトの復活、
つまりネピリムの支配になるのではないかということです。
その世界の支配者アンチキリスト自体が、
悪魔に取り憑かれた者であるというばかりでなく、
堕落天使と人間のハイブリッド、ネピリムである可能性があると思うのです。
（創世記６章1-4節参照--ノアの時の前後にネピリムが存在していた。
また「人の子の現れるのも、ちょうどノアの時のようであろう」
マタイ24章37節も参照のこと, サムエル記下21章20節, 申命記3章11節）
尚、このネピリムと言えば、巨人と思われますが、
実はネピリムはいろいろな形で存在していると思います。
たとえば、爬虫類人間のレプティリアンとか、グレイとか、
その他にもいろいろな姿のものがいて、
これらは皆、宇宙人と思われているのですが、
実はそれらもネピリムであろうと思います。
悪魔は、こういった真実を隠すために、
ネピリムを宇宙人にすり変えて人間に信じ込ませ、
さらには人間は神によって造られたのではなく、宇宙人によって造られたのだという、
とんでもないデマを信じ込ませようとしているのです。
堕落天使たちは堕落したとはいえ天使なので、
人間を遥かに超えた高次元の知識や技術、そして特殊な能力を持っています。
そして、その堕落天使と人間の間にできたネピリムも
多少なりともそれを受け継いでいることと思います。
今、このアンチキリストの出現を前に、悪魔を君とする人々によって、
新世界秩序（NWO）が確立されようとしているのではないかと思います。
これは今までの国家主権や国境を廃止して、
世界が同じ価値感のもとで、政治や経済、金融などを統一し、
人々を管理しようとする世界規模での全体主義、世界統一政府のことです。
グレートリセットという言葉も、今かなり公の場で聞かれるようになりましたが、
これも同じで、今までの金融、経済、その他様々な国のシステムを
一旦全てリセットして全体主義のもと再構築するというものです。
陰謀論と言われたこれらのことが今や現実となりつつあり、
今、世界はその実現に向けて、着々と準備が進められているわけです。
パート27に続く
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歴史は続いていて、そして繰り返していますね
聖書に書いてある歴史をみても、たくさんの学びがあります
そしてダニエル書７章のなかにある、ネブカデネザル王が見た夢を
ダニエルが神様に祈り、解き明かしていますが
これも人知で到底計り知ることのできないものです
その像があらわす世界帝国の最後にあたる足の十本の指は
まさしく、今私たちが生きている時代のことをあらわしていますね
今や現実となりつつあるこれらの事を
聖書の真理を通して知ることが出来ることは恵みです
悪魔の策略は着々と推し進められていますが
イエス様の統治する愛の世界も、
また近づいていることを示していることになりますね
ハレルヤ！
「あなたの道を主にゆだねよ。
主に信頼せよ。
主が成し遂げてくださる。」
（詩篇37：5）
感謝します
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昨日の夕映えは美しかったです
あぁ、この瞬間もこのときだけ、すべては移り変わっていきます
それでも、この一瞬の感動にめぐり合えることを感謝したい
今日も暑くなりそうですが、どうぞ体調管理をしっかりと
護られますように
（２０１７年６月ももちゃん）
今日もありがとう～